バテュ生地のお菓子たち 2009年4月21日 (火)


学校の授業は一日に習うお菓子の種類がどんどん増え、難しくなってきております。

写真のケーク(フルーツケーキ)、キャトル・キャール(カトルカール)、マーブルケーキ、マドレーヌは今日習ったもの。

数時間で初めて作る焼き菓子を、1人で4品完成させることって、結構大変です。

しかも、これらの焼き菓子は私が一番得意とする分野で、自宅では目をつぶっても作れるほど、長年作り続けているお菓子たち。

あぁ、それなのにそれなのに、上手に作れませんの。

今日も泣きましたわ。自分のふがいなさに、勝手に涙が出てきてしまいましたよ。

長年お菓子作りをしておりますが、お菓子を作って泣いただなんて、コルドンブルーに通うようになって初めての経験です。

私だけマドレーヌ膨らまず。
マドレーヌですよ、お菓子作りの超初心者でもチャレンジするメニューですよね、ただ混ぜるだけ、失敗なしの定番焼き菓子ですよね、そうですよ、そのマドレーヌ作りに失敗したんですよ、なぜか、私だけ。

先生っどうして膨らまないのかわかりません…グスンッ

私のクラスは外国人と既婚者、既にプロとしてお料理やお菓子作りをしている人が多く、コルドンの中で一番厳しいと言われている先生が担任という環境もあって、私は完全に落ちこぼれです。。。

これでも、お菓子作りが趣味の女性としては上手と言われるほうなのですよ…
多分そういうプライドから余計に悲しく悔しい想いがつのって涙が出てしまうのでしょうね…

学校がある日の夜は決まって「今日も泣いたのか?」とからかい半分で連絡してくる相方に、グスンッと涙ぐみながら、学校での出来事を話して、時には作ったお菓子を試食してもらい、美味しいよとの言葉に励まされている日々ですわ。
(どんよりした表情で自信をなくしている私を目の前に、おいしい以外の言葉は言えないであろうが…)

幼稚園児がお迎えに来たママに、自宅までの帰り道、今日はね、幼稚園でこんなことあったんだよ~って勢い込んで話すのとおんなじですね。


おいしい出来事

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最終更新:2009年12月07日 05:32