志田農園のプラム・太陽 2008年8月27日 (水)


2008/08/27 19:04
Canon EOS Kiss Digital

山梨の志田農園から太陽(プラム)が届きました。
志田農園は、エコファーマー認定農家です。

エコファーマーとは、持続性の高い農業生産方式(土づくり、化学肥料・化学農薬の低減を一体的に行う生産方式)を導入する計画を立て、都道府県知事の認定を受けた農業者です。

すももの中でも太陽は、最も結実(実をつける)が不安定なため、栽培面積も少なく稀少価値の高い果実です。
(花が咲く時期が早いので、遅霜等寒さの被害も受けやすい)表皮を覆うブルーム(果紛)は、見た目も美しく市場価値が高いとの事。

このため、収穫・箱詰めの際はブルームを落とさないよう大変気を使うそうです。
(写真は水洗いしてブルームをかなり落としてしまいました…)

すももの中でも太陽は、食味・大きさ・外観共に抜群です。
大きい物は小さな桃ほどの大きさがあり、食味は未熟なものは酸味が強すぎて食べられませんが、完熟すると驚くほど甘く、酸味も程良くなります。

志田農園では、その果実が一番美味しい食べごろの状態でお届けしたい、という思いから、コストに走って未熟な状態で収穫したり、早く赤くなるようにシートを使ったりせず、自然の完熟を待ちます。
志田農園のようにきちんとした知識と情熱を持ち、正しいものを作って下さる生産者は貴重です。

そういう人が作った果実からは、その思いと自信が伝わってきます。

たとえ台風が近づいても「収穫にはあと半歩足りない」と思えば、落下のリスクを背負っても、我慢して待つそうです。

これからこの素晴らしいプラム・太陽でジャムを作ります。
最近は旬のスウィーツを贈る方法として、季節の果物で作るジャムがお気に入りです。
贈る相手の気持ちや体調などを考えて、果物や糖度、酸味を決めます。

生食も美味しいけれど、ジャムにするとルビーのようなクリアな赤になるのです。プラムは、濃い味の果実ではありませんが、酸味がきいてスキッとした味は夏にぴったりなのです。

おいしいもの

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最終更新:2009年12月19日 15:04