ドイツパンのサンドウィッチ Tue, 14 Nov 2006 06:20:18 GMT

今日は在宅勤務で、午前中家事を済ませて、 紅茶をいれて、
ツォップのヨーグルトライというドイツパンでジャムチーズサンドウィッチを作った。
ドイツパンのサンドウィッチは父の味。学生時代夜食に父がよく作ってくれた。
父はコーヒーの飲めない私の為に、いつも紅茶をいれてくれた。
お盆にサンドイッチのお皿とマグカップを乗せて、 私の部屋のドアをノックして、
「夜食だぞ~」とやってくる父のことを思い出した。
ミルクティーの時は、 「今日はフォションのアールグレーでいれたから」
「今日はフィートナムメイソンのアッサムだから」
ストレートの時は、 「今日はエディアールブレンドだから」
「今日はマリアージュフレールのマルコポーロだから」 と、
まあ、毎日毎日違う紅茶を入れてくれ、 私は父から紅茶を学んだ。
父は、イギリスに留学していたことがあったので、
その時に飽きるほど紅茶を飲んだとかで、 今はもっぱらコーヒー党だ。
でも、今でも、紅茶を入れるのは家族で一番父が上手だ。
大人になってから紅茶の教室に通い、
ティーインストラクターの資格も取得した。(3級だけれど)
それでも父より美味しい紅茶をいれることはできない。

社会人になって、「レピシエ」という紅茶専門店との出会いがさらに紅茶熱を加速させた。
現在は東洋のお茶専門店「緑碧茶園」とブランドを統合し、
ルピシアというお店になっています。 こちらのティースクールにはたまに通っています。
なんと、今の彼のお友達から、 何かのお礼にここの紅茶をプレゼントされ驚いた記憶がある。
素敵なお友達がいるのだなぁ、と感心したものです。
私がここのお店の紅茶を好きだということは絶対知らないはずなのに、偶然でした。
しかも、ここの紅茶専門店をレピシエ時代に教えてくれたのは、
秋葉原でナンパしてきた男性でした。
とても紅茶が好きだとは思えないその男性は、とても繊細で、優しい人でした。
まぁ、もれなくオタクでしたが・・・ なぜか気が合い、よく遊んでいましたが、
結婚されて子供もできた頃から、なかなか会うこともなくなりましたが。

今の彼と、順調にお付き合いができるようになれば、 一緒にしたいことはたくさんある。
何が順調かと言うと、精神的に落ち着いた毎日を送れるようになれば、ということかな。
今は、毎日イラっとすることばかりで、
一緒に何かを楽しもう、なんて気分になかなかなれないから。
私が大人になれたら良いのだけれど、
10歳も年上の彼なのに、どうして私が・・・と、 考えてしまうので、進まないのかな。
きっと彼は自分に正直な人だから、自分を変えられないのかもしれない。
自分が悪いと思っていても、自分が折れて相手に合わせるなんて理不尽に感じているのかもね。
特に今、私の母に嫌われていると言う状況は、 彼にとって辛いだろうし、
その母に好かれるために自分が変わるなんて耐えられないのかも。
でも、私が彼の立場なら、折れるけれどね。
先々のことを考えたら、どちらの道が幸福か、火を見るよりも明らかだから。
それがわからないのか、わかっていてもできないのか、
それは知らないけれど、 彼が賢人であることを祈るばかり。

(終)



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最終更新:2009年12月22日 15:24