会津身不知(みしらず)柿 2008年11月09日 (日)

2008/11/09 14:39
Canon EOS Kiss Digital X

福島の宿を出る時に、ペンションのご主人から柿を一箱頂きました。毎年この季節になると頂くお楽しみ、みしらず柿です。

会津身不知(みしらず)柿は、別名・西念寺柿と言います。
500年ほど前、西念寺の住職がその苗木を中国から持ち帰ったという伝説があります。福島県会津地方及び安達郡で古くから栽培されていますが、原木の所在は不明です。

名前の由来としては「実がたわわに付き過ぎて、自分で枝を折ってしまうから」や「あまりの美味しさに我が身も考えず食べ過ぎてしまうから」、「“未だかかる美味しい柿を知らず”と将軍が大いに賞味されたから」などと言われています。

会津身不知柿は戦前から樽柿(アルコールで脱渋=渋ヌキした柿)として、東京市場に多く出荷されていました。脱渋後はしみいるような甘さで、外観も美しく多汁で滑らかな舌触りになり、日持ちが良いのが特徴です。皇室献上の柿として知られています。


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最終更新:2009年12月16日 17:36