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事件前後、車で男性宅付近に=死亡確認し立ち去りか―木嶋容疑者・警視庁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101101-00000005-jij-soci
時事通信 11月1日(月)5時25分配信
男性連続不審死事件で、無職木嶋佳苗容疑者(35)が東京都青梅市の会社員寺田隆夫さん=当時(53)=の死亡前後、寺田さんの自宅マンション近くへ車で行き来していたことが1日、捜査関係者への取材で分かった。
同容疑者が自宅付近をうろつくのを複数の住民も目撃しており、警視庁青梅署捜査本部は寺田さんの死亡を確認した上で、立ち去った疑いがあるとみて調べる。
捜査関係者によると、同容疑者が乗っていたドイツの高級外車の通行記録を調べたところ、死亡直前の昨年1月30日は寺田さん宅に向かう方向へ、翌31日は遠ざかる方向にインターチェンジを通行した形跡があった。
同容疑者は30日、寺田さん帰宅前に合鍵で入り、練炭などが入ったとみられる荷物を自ら受領。練炭に火を付けた後、近くのホテルに宿泊し、翌31日、寺田さんが死亡したかどうか様子をうかがった上で、車で帰ったとみられる。
同容疑者は寺田さんを睡眠状態に陥らせた上で、練炭を燃やし、一酸化炭素中毒で殺害したとして再逮捕された。 



連続不審死:死亡の寺田さん、睡眠薬処方歴なし
http://mainichi.jp/select/today/news/20101101k0000m040117000c.html魚拓
毎日新聞 11月1日(月)2時31分配信
東京都青梅市の不審死事件で、被害者の会社員、寺田隆夫さん(当時53歳)には病院での睡眠導入剤の処方歴がないことが捜査関係者への取材で分かった。寺田さんは睡眠状態で練炭の煙を吸って死亡したとみられている。警視庁青梅署捜査本部は、住所不定、無職、木嶋佳苗容疑者(35)が事件直前に処方された睡眠導入剤を使って、練炭自殺を装って寺田さんを殺害したとみて追及している。

寺田さんの遺体が自宅マンションで発見された09年2月、警視庁青梅署は自殺と判断して司法解剖しなかった。このため遺体に睡眠導入剤が残っていたかは分かっていない。しかし捜査1課が寺田さんが加入していた勤務先の健康保険の記録を基に、過去に病院で処方された薬の記録などを調べたところ、睡眠導入剤の処方歴は見つからなかった。

一方、木嶋容疑者が通っていた東京都板橋区の診療所の医師は毎日新聞の取材に、09年1月6日に初めて数種類の睡眠導入剤2週間分を処方したと証言。木嶋容疑者から「眠れない」と、薬の名前を書いたメモを渡されたという。

捜査本部は31日、木嶋容疑者を殺人容疑で東京地検立川支部に送検した。捜査本部によると、木嶋容疑者は容疑を否認している。【山本太一、内橋寿明、小泉大士】



交際直後から現金受領=死亡直前には数百万円―木嶋容疑者・警視庁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101031-00000036-jij-soci魚拓
時事通信 10月31日(日)15時13分配信
男性連続不審死事件で、無職木嶋佳苗容疑者(35)が東京都青梅市の会社員寺田隆夫さん=当時(53)=と交際を始めた直後から、現金を受け取っていたことが31日、捜査関係者への取材で分かった。
寺田さん死亡直前には数百万円が同容疑者の口座に振り込まれており、警視庁青梅署捜査本部は練炭自殺偽装で殺害するまで結婚の意思を装い、多額の金を無心したとみて調べる。
捜査本部は同日、殺人容疑で同容疑者を送検した。



男性宅の合鍵1本見つからず 連続不審死
http://news24.jp/articles/2010/10/31/07169737.html魚拓
日テレNEWS24 2010年10月31日 12:03
首都圏で男性の不審な死が相次いだ事件で、死亡した東京・青梅市の男性の自宅の合鍵が1本見つかっていないことがわかった。

31日朝に送検された木嶋佳苗容疑者(35)は去年1月、寺田隆夫さん(当時53)を練炭で自殺したように装い、殺害した疑いが持たれている。捜査関係者によると、寺田さんが持っていた自宅の鍵数本のうち、1本の所在がわからなくなっている。寺田さんの遺体が発見されたときは玄関の鍵が閉まっていたことから、警視庁は、木嶋容疑者が寺田さんの部屋で練炭を燃やした後、鍵をかけて立ち去った疑いがあるとみて調べている。

警視庁の調べに対して木嶋容疑者は容疑を否認し、その後の調べには黙秘しているという。



婚活サギ女、事件前後に高級外車買い替える
http://www.sanspo.com/shakai/news/101031/sha1010310505005-n1.htm魚拓
サンケイスポーツ 2010.10.31 05:01
男性連続不審死事件で、東京都青梅市の会社員、寺田隆夫さん=当時(53)=に対する殺人容疑で再逮捕された木嶋佳苗容疑者(35)が、事件前後に高級外車を買い替えていたことが30日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁青梅署捜査本部は、木嶋容疑者が学費名目などで寺田さんから受け取っていた現金を購入資金に充てた可能性があるとみて、詳しい経緯を調べている。

一方、木嶋容疑者が寺田さん宅で同居する話を進めていたことも判明。木嶋容疑者は合鍵も渡されており、青梅署捜査本部は同居準備と称し、不審に思われずに練炭自殺偽装を計画したとみて調べている。

また、寺田さんは姉に木嶋容疑者を紹介する予定があり、警視庁は結婚話の具体的な進展を恐れたとみている。



遺体にアイマスク、木嶋容疑者購入品と酷似 青梅殺害
http://www.asahi.com/national/update/1030/TKY201010300170.html魚拓
2010年10月30日15時0分 asahi.com
東京都青梅市の会社員寺田隆夫さん(当時53)が2009年1月、練炭自殺を装って殺害されたとされる事件で、寺田さんが遺体で発見された時、アイマスクが着けられていたことが捜査関係者への取材でわかった。殺人容疑で逮捕された無職木嶋佳苗容疑者(35)は、よく似たアイマスクを事件前に入手していたとみられ、警視庁は、木嶋容疑者が関与した疑いを示す状況証拠の一つとみている。

木嶋容疑者は、練炭やコンロ、睡眠導入剤を事件前に手に入れていたことがわかっている。警視庁は木嶋容疑者が事件に使うものを事前に準備していたとみて調べている。

青梅署捜査本部によると、木嶋容疑者は09年1月30~31日、青梅市東青梅4丁目のマンション2階の寺田さん方で、寺田さんを眠らせたうえ、練炭を燃やして一酸化炭素中毒にさせ、殺害したとして逮捕された。

寺田さんは2月4日早朝、死亡しているのが見つかった。捜査関係者によると、寝室の布団の上で仰向けの状態で、目にはアイマスクを着けていたという。

木嶋容疑者は1月中旬、自分のブログに「アイマスクを購入した」などと書き、写真を載せていた。これと、寺田さんが着用していたアイマスクは特徴が酷似しているという。アイマスクは目を温めてほぐすタイプという。

木嶋容疑者は1月6日と19日、かかりつけの診療所で複数種の睡眠導入剤を約2週間分ずつ処方を受けていた。1月上旬と下旬にはインターネットで練炭とコンロを購入。木嶋容疑者が宅配便で寺田さん方に発送し、1月30日夜に自ら受け取ったとみられている。

捜査本部は、1月30日夜に帰宅した寺田さんに、木嶋容疑者が何らかの方法で睡眠導入剤をのませ、アイマスクを着けて、コンロで練炭を燃やした疑いが強いとみている。  



青梅不審死、玄関・窓すべて施錠…合鍵で密室に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101030-00000410-yom-soci魚拓
読売新聞 10月30日(土)14時56分配信
東京都青梅市の会社員寺田隆夫さん(当時53歳)が自宅で死亡しているのが見つかった事件で、寺田さんの遺体発見時、現場の自宅マンションは玄関や窓がすべて施錠された状態だったことが、捜査関係者への取材でわかった。

警視庁は、殺人容疑で再逮捕した元交際相手の無職木嶋佳苗被告(35)(殺人罪などで起訴)が、寺田さんが練炭自殺したように偽装するため、合鍵などを使って密室にした可能性が高いとみて調べている。

捜査関係者によると、寺田さんは昨年2月4日、自宅マンションで死亡しているのが発見された。室内には練炭の燃えかすが入った七輪が6個残され、玄関や窓はいずれも施錠されていた。チェーンロックはかかっていなかったという。こうした現場の状況が、同庁青梅署が当初は「自殺」と判断する材料になった。 



男性宅のパソコン機器不明=木嶋容疑者が持ち出しか―自殺偽装殺人・警視庁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101030-00000058-jij-soci魚拓
時事通信 10月30日(土)14時32分配信
東京都青梅市の会社員寺田隆夫さん=当時(53)=の自殺偽装殺害事件で、寺田さんの自宅マンションからパソコンのデータなどを保存したハードディスクがなくなっていたことが30日、捜査関係者への取材で分かった。
無職木嶋佳苗容疑者(35)とのメールなどを記録していたとみられ、警視庁青梅署捜査本部は同容疑者が現金受領のやりとりなどの発覚を恐れ、持ち出したとみて調べる。
捜査関係者によると、ハードディスクはパソコンに外付けするタイプ。寺田さんの遺体が発見された当時の捜査では存在が確認されなかったが、その後の捜査で、寺田さんが自宅パソコンに取り付けていたことが判明。事件後になくなった疑いが強まった。
同容疑者は2008年6月ごろ、インターネットの結婚紹介サイトを通じて寺田さんと交際を始め、結婚をほのめかし、学費などの名目で約1700万円を受け取った。
金の無心や振り込み要求はメールなどでしていたといい、捜査本部は同容疑者のパソコンや携帯電話メールの送受信履歴や内容の分析を進める。 



直前に睡眠導入剤入手 木嶋容疑者「殺してない」と否認
http://www.asahi.com/national/update/1029/TKY201010290579.html魚拓
2010年10月30日3時1分 asahi.com
首都圏で起きた連続不審死のうち、東京都青梅市の会社員寺田隆夫さん(当時53)が2009年2月に自宅マンションで遺体で見つかった事件で、警視庁は29日午後、寺田さんを練炭自殺に見せかけて殺害したとして、住所不定、無職木嶋佳苗容疑者(35)=別の殺人罪などで起訴=を殺人容疑で再逮捕し、発表した。同庁によると、木嶋容疑者は「わたしは殺していません」と否認しているという。

捜査関係者によると木嶋容疑者は事件前、都内の診療所で複数種の睡眠導入剤を入手していたことが判明。警視庁は、これらを事件で使った疑いが強いとみて調べている。

木嶋容疑者の殺人容疑での立件はこれで2件目。警視庁は29日、青梅署に捜査本部を設置した。

捜査本部によると、木嶋容疑者は09年1月30~31日、青梅市東青梅4丁目のマンション2階の寺田さん方で、寺田さんを眠らせたうえ、練炭を燃やして一酸化炭素中毒にさせ、殺した疑いがある。

捜査関係者らによると、木嶋容疑者は同月6日と19日、東京都板橋区のかかりつけの診療所を訪れ、「眠れない」などと訴え、睡眠導入剤を出してくれるよう依頼。ハルシオンなど3種類の睡眠導入剤をそれぞれ約2週間分ずつ処方を受けたという。捜査本部はこれらをのませて寺田さんを眠らせた上で、コンロで練炭を燃やしたとみている。

寺田さんの遺体は解剖されていないため睡眠導入剤が残されていたかは不明だが、09年8月に東京都千代田区の大出嘉之さん(当時41)が殺害された事件では、遺体と、木嶋容疑者が持っていたすり鉢から同じ睡眠導入剤の成分が検出された。09年5月に死亡した千葉県野田市の安藤建三さん(当時80)からも睡眠導入剤が検出されている。  



身をかがめ上着かぶる=木嶋容疑者を移送
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101029-00000160-jij-soci魚拓
時事通信 10月29日(金)19時47分配信
殺人容疑で再逮捕された木嶋佳苗容疑者(35)は29日午後、取り調べのため、捜査本部の置かれた警視庁青梅署に身柄を移送された。同署前で姿を見せたが、上着を頭からかぶって身をかがめていた。
木嶋容疑者は立川市内の警視庁施設で逮捕され、午後2時半ごろに車で出発。同3時35分ごろ、青梅署に到着した。
同署前には報道陣ら約150人が詰め掛け、木嶋容疑者が車から降りると無数のフラッシュがたかれた。男女の警察官に両脇を挟まれており、上着を頭からすっぽりとかぶり、やや身をかがめて玄関をくぐった。 



木嶋容疑者再逮捕=青梅男性殺害の疑い
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101029-00000026-jijp-soci.view-000魚拓
時事通信 10月29日(金)18時28分配信
29日午後、警視庁青梅署に入る木嶋佳苗容疑者を乗せた車。練炭自殺を装い、青梅市の男性を殺害したとして、殺人容疑で再逮捕した。捜査本部によると、木嶋容疑者は「殺していない」と述べ、容疑を否認している



連続不審死、木嶋被告を都内に移送・再逮捕へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101029-00000426-yom-soci魚拓
読売新聞 10月29日(金)11時34分配信
東京都青梅市の会社員寺田隆夫さん(当時53歳)が自宅で死亡しているのが見つかった事件で、警視庁は29日午前、殺人容疑で逮捕状を取っている寺田さんの元交際相手の住所不定、無職木嶋佳苗被告(35)(殺人罪などで起訴)を埼玉県内の拘置先から都内の警視庁施設に移送した。

同日中に再逮捕する。詐欺容疑などでこれまで計7回逮捕されている木嶋被告の殺人容疑での逮捕は、元交際相手の会社員大出嘉之さん(当時41歳)殺害に次いで2回目。当初自殺とされた寺田さんの死亡は、遺体発見から約1年9か月を経て、殺人事件に発展する。

この日午前9時40分頃、1年以上拘置されていた埼玉県警川越署で、警視庁のワゴン車に乗り込んだ木嶋被告は白いズボンに茶色の上着姿。うつむいたままで表情はうかがえなかった。



依然、黙秘続ける 木嶋容疑者、拘置先では「話し好き」
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201010290153.html
'10/10/29 中国新聞
かつてブランド品に囲まれる「セレブ」な暮らしをブログで披露していた木嶋佳苗きじま・かなえ容疑者(35)は、昨年9月に詐欺容疑で最初に逮捕されてから、拘置生活は1年以上に。ほかの容疑者と会話する姿も見られ、関係者は「最近は落ち着いた様子」と話す。だが、事件については依然、黙秘を続けている。

埼玉県内で拘置されていた木嶋容疑者。関係者は「出された食事はきちんと取っていた。話し好きで、新しい容疑者が来ると積極的に話し掛けていた」と明かす。

今年9月14日には、公判前整理手続きの協議が開始。さいたま地裁で開かれた第1回協議に当初は出席する予定だったとされるが、日程が事前に報道されたことに不満を漏らし「出たくない」。結局、協議の場に姿を見せることはなかった。

昨年9月の逮捕直前まで連日ブログを更新。プロフィル欄には「お菓子作り、パン作り、食にまつわる全般に興味があり、日々チャレンジしています」とつづっていた。

百貨店のスイーツにホテルのランチ、国産素材をぜいたくに使った洋菓子…。高級外車を買い替えたことも記した内容は「優雅なセレブ」の暮らしぶりをうかがわせた。

だがこれまでの捜査で、結婚サイトなどで知り合った複数の男性から交際を装い多額の金を詐取した疑いが浮上。今回の事件の被害者である寺田隆夫てらだ・たかおさん=死亡当時(53)=から約1700万円を受領したほか、ヘルパーとして出入りしていた千葉県松戸市の男性=同(70)=からも約7千万円が渡ったことなどが次々に発覚した。

自らを「独身で、犬と暮らしている」と紹介したブログ。昨年1月、寺田さんが死亡する約1週間前にはこう記していた。「幸せにしたいと思える人がいることこそ、幸せだと感じます」



事件直前、近くのホテル宿泊=入念に練炭自殺偽装準備か―木嶋被告29日再逮捕
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101028-00000115-jij-soci魚拓
時事通信 10月28日(木)17時51分配信
男性連続不審死事件で、無職木嶋佳苗被告(35)が東京都青梅市の会社員寺田隆夫さん=当時(53)=の死亡直前、寺田さん宅に最も近かったビジネスホテルに宿泊していたことが28日、捜査関係者への取材で分かった。
寺田さん宅周辺では同被告が目撃されており、警視庁捜査1課は入念に準備し、練炭自殺を偽装したとみて、29日に殺人容疑で再逮捕する。
捜査関係者によると、同被告は昨年1月30日、寺田さんの自宅マンションから約100メートル離れたホテルに宿泊した。
寺田さんは同日夜から翌31日ごろ、自宅で一酸化炭素中毒死したとみられる。近所の住民の目撃情報で、同被告が同じころ、寺田さん宅の近くにいたとの証言も得られた。
同被告はインターネットで購入した練炭やしちりん6個を寺田さん宅に送り、自ら受け取るなどして計画的に自殺偽装を進めたとみられる。



木嶋容疑者、事件当日に670万受取る
http://news.tbs.co.jp/20101027/newseye/tbs_newseye4560872.html魚拓
27日10:40 TBS News
35歳の女の周辺で知人男性が相次いで不審な死を遂げた事件で、東京・青梅市の男性を殺害したとして逮捕状が出ている女は、事件当日にも男性からおよそ670万円の送金を受けていたことが新たに分かりました。

埼玉で男性を殺害した罪で起訴されている無職の木嶋佳苗容疑者(35)には去年1月東京・青梅市の会社員、寺田隆夫さん(当時53)を練炭自殺とみせかけ殺害したとして逮捕状が出ています。

寺田さんはあわせて1700万円を木嶋容疑者に送金していましたが、その後の警視庁への取材で送金のほとんどは事件直前の5日間に集中し、事件当日にもおよそ670万円が送金されていたことが新たに分かりました。

また、事件直前の去年1月中旬には寺田さんが木嶋容疑者のために、東京・池袋のデパートで高級ブランドのエンゲージ用ブレスレットを購入していたことも新たに分かりました。

警視庁は木嶋容疑者が結婚を示唆することで、寺田さんから多額の現金や高級宝石を受け取っていたとみて調べていて、29日にも身柄を東京に移し、再逮捕する方針です。



木嶋容疑者「料理道具」装い練炭発送か 青梅・偽装殺人
http://www.asahi.com/national/update/1026/TKY201010250510.html魚拓
2010年10月26日3時1分 asahi.com
東京都青梅市の会社員寺田隆夫さん(当時53)が2009年2月に自宅で遺体で見つかった事件で、無職木嶋佳苗容疑者(35)が、直前に段ボール箱3個を「料理道具」として寺田さん方に発送し、自ら受け取っていたとみられることが、捜査関係者への取材でわかった。寺田さんの直接の死因は一酸化炭素中毒で、警視庁は、段ボール箱の中に事件に使用した練炭などが入っていた疑いがあるとみている。

警視庁は25日、寺田さんに対する殺人容疑で木嶋容疑者の逮捕状をとった。木嶋容疑者は、別の男性の殺人事件でさいたま地裁に起訴されており、警視庁は木嶋容疑者の身柄の移管を待って週内にも逮捕する方針だ。

捜査関係者によると、木嶋容疑者は09年1月30~31日ごろ、青梅市東青梅4丁目のマンション2階の寺田さん方で、練炭をコンロで燃やし、寺田さんを一酸化炭素中毒死させ、殺害した疑いが持たれている。2月4日の遺体発見時、室内にはコンロが6個置かれ、いずれも練炭を燃やした跡があったという。

木嶋容疑者は、これらと同じ型のコンロを1月上旬に3個、同月下旬に3個、それぞれインターネットで購入。その後、同月下旬に宅配便で段ボール3箱を寺田さん方に送り、30日夜、寺田さん方で自ら受け取ったとされる。

この宅配便の伝票には、中身が「料理道具」と記されており、受け取りの確認のサインは木嶋容疑者の筆跡と酷似していたという。

警視庁は、木嶋容疑者が料理道具を装って、事件に使用する練炭などを持ち込んだ疑いがあるとみている。

寺田さんは08年6月ごろ、姉に、木嶋容疑者について「結婚を前提に交際している」と話し、09年1月には、木嶋容疑者が自分のマンションに引っ越してくると伝えていたという。同月31日には、婚姻届の証人欄に署名をもらうため、姉を訪ねる予定だった。



連続不審死:東京・青梅の事件、現場に200万円の札束 木嶋被告、自殺偽装を画策?
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20101026ddm041040042000c.html魚拓
毎日新聞 2010年10月26日 東京朝刊
首都圏の連続不審死事件の一つで東京都青梅市で09年、会社員、寺田隆夫さん(当時53歳)が自宅マンションで死亡した事件で、室内に現金200万円の札束が残されていたことが捜査関係者への取材で分かった。警視庁捜査1課は、住所不定、無職、木嶋佳苗被告(35)=埼玉県の事件で殺人罪などで起訴=が事件性を疑わせずに自殺を偽装するために置いた可能性があるとみている。【山本太一、内橋寿明、小泉大士】

捜査関係者によると、寺田さんは09年2月4日夕、出勤してこないことを心配した同僚の通報で、寝室の布団の上であおむけで死亡しているところを発見された。札束が見つかったのは隣室のテーブルの上で、ビニール袋に入っていた。物色された跡もなかった。

室内には練炭を入れた七輪が6個あり、玄関や窓は施錠されていた。交際していた木嶋被告は同日夜、署員に「私から別れ話をしたので(寺田さんは)ショックを受けていた。自殺したのではないか」と電話で説明。青梅署は自殺と判断し司法解剖も行わなかった。

捜査関係者は「当時は密閉された室内での自殺と考えた。200万円もの現金が残っていれば事件と考えにくい」と話し、多額の現金が残されていたことも当時の判断に影響した可能性を指摘する。

だが一連の不審死事件が発覚し、警視庁が再捜査。木嶋被告がインターネットで現場にあったものと同型の七輪を購入したことや、七輪の配達記録に残っていたサインと木嶋被告の筆跡が酷似している点などを確認した。寺田さんは死亡直前までに、木嶋被告の銀行口座に計1700万円を振り込んでいた。

木嶋被告は09年1月30~31日、寺田さん方で練炭を燃やし、一酸化炭素中毒で死亡させた疑いが持たれている。捜査1課は25日、殺人容疑で木嶋被告の逮捕状を取り、週内にも再逮捕する方針だ。

木嶋被告は同様に交際していた千代田区の会社員、大出嘉之さん(同41歳)が同8月、埼玉県富士見市の駐車場に止めたレンタカー内で死亡した事件で2月、埼玉県警に殺人容疑で逮捕、起訴された。また09年5月に起きた千葉県野田市の無職、安藤建三さん(当時80歳)の不審死についても千葉県警が慎重に関連を捜査している。

いずれも(1)現場に練炭があった(2)木嶋被告に多額の金を用立てている--などの共通点がある。木嶋被告は埼玉県警の調べに対し、一貫して容疑を否認しているという。



木嶋佳苗被告:殺人容疑で逮捕状…青梅の事件 警視庁
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20101025k0000e040049000c.html魚拓
毎日新聞 2010年10月25日 15時02分
東京都青梅市で09年、会社員、寺田隆夫さん(当時53歳)が死亡した事件で、交際していた無職、木嶋佳苗被告(35)=埼玉県の事件で殺人罪などで起訴=が死亡現場にあった七輪をインターネットで購入、配達時に受取人のサインをしていた疑いが強まった。警視庁捜査1課は25日、木嶋被告について殺人容疑で逮捕状を取った。週内にも埼玉県から身柄を移送し再逮捕する方針を固めた。

捜査関係者によると、木嶋被告は09年1月30日夜~31日、青梅市東青梅4の寺田さん方で練炭を燃やし、寺田さんを一酸化炭素中毒で死亡させた疑いが持たれている。

寺田さんは同2月4日、布団の上であおむけで死亡しているのが見つかった。室内には練炭を入れた七輪が6個あり、玄関や窓は施錠されていた。木嶋被告が「自殺したのではないか」と話したこともあり、青梅署は自殺と判断して遺体の司法解剖は行わなかった。

だがその後、木嶋被告の周辺で不審死が相次いでいることが発覚。警視庁が木嶋被告のパソコンの通信記録を調べたところ、寺田さんが死亡する直前に七輪6個をインターネットを通じて購入していたことが判明。現場にあった七輪と一致した。また、七輪の配達記録に残っていた受取人のサインが木嶋被告の筆跡と酷似していたことも突き止めた。

寺田さんの遺書もなく、自殺する理由も明確にならなかった。このため捜査1課は、木嶋被告が埼玉県の事件と同じように練炭自殺を装って殺害を図ったと結論付けた。【山本太一、内橋寿明、小泉大士】



結婚あいさつ直前の死 青梅の男性 木嶋被告も同行予定
http://www.asahi.com/national/update/1023/TKY201010230352.html魚拓
2010年10月24日3時2分 asahi.com
東京都青梅市で2009年2月に会社員寺田隆夫さん(当時53)が遺体で見つかった事件で、死亡したのは無職木嶋佳苗被告(35)とともに寺田さんの姉に結婚のあいさつに行く予定の直前だったことが捜査関係者への取材でわかった。警視庁は、木嶋被告が練炭自殺を装って寺田さんを殺害した疑いが強まったとして、近く殺人容疑で逮捕状を請求する方針だ。

捜査関係者によると、寺田さんは09年1月30日夜に勤務先を退社。翌31日には木嶋被告とともに姉を訪ねて結婚のあいさつをする予定だったが、姉のところに現れなかったという。木嶋被告が30日夜と31日早朝に、寺田さんのマンション近くにいたことも確認されたという。

数日後の2月4日早朝、青梅市東青梅4丁目のマンション2階の自宅で、寝室の布団の上で死亡している寺田さんが見つかった。3DKの各部屋に練炭用コンロが計6個置かれ、いずれも練炭を燃やした跡があったとされる。

関係者によると、木嶋被告は同年1月上旬に1種類の練炭用コンロを3個、さらに同月下旬にはそれとは違う種類のコンロ3個を、それぞれインターネットで購入していた。現場にあったコンロ6個は木嶋被告が購入した2種類と型が同じという。

寺田さんから木嶋被告の銀行口座に繰り返し現金が振り込まれ、渡った金は計約1700万円にのぼった。木嶋被告の専門学校の学費などの名目だったという。

木嶋被告は、インターネットの結婚相手を探すサイトで知り合った相手から現金をだまし取ったなどとして6回逮捕された後、埼玉県内で練炭自殺を偽装し東京都千代田区の会社員大出嘉之さん(当時41)を殺害したとして逮捕、起訴され、さいたま地裁で公判前整理手続き中。いずれも否認しているという。警視庁などは身柄を移管する手続きに入る。



不審死、木嶋被告を再逮捕へ 青梅の男性殺害の容疑
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2010102302000044.html魚拓
東京新聞 2010年10月23日 朝刊
首都圏で男性が相次いで不審死した事件で殺人罪などで起訴された住所不定、無職木嶋佳苗被告(35)が、交際していた東京都青梅市の男性を殺害した疑いが強まったとして、警視庁捜査一課は近く殺人容疑で再逮捕する方針を固めた。

警視庁の捜査関係者によると、木嶋被告は昨年一月下旬、青梅市東青梅の会社員寺田隆夫さん=当時(53)=の自宅マンションで練炭を燃やし、寺田さんを一酸化炭素中毒に陥らせ、殺害した疑いが持たれている。

寺田さんは同二月四日、寝室の布団の上で中毒死しているのが見つかった。4DKの各部屋と浴室に七輪(しちりん)が計六個置かれ、練炭が燃やされた跡があった。玄関は施錠され、窓は閉め切られていた。

青梅署は同日、交際相手の木嶋被告から電話で事情聴取し、同被告が「(寺田さんが生前に)『別れるなら死んでやる』と言っていた」と話したことから自殺と断定。司法解剖をしていなかった。

昨年の連続不審死事件の発覚を受け、警視庁は再捜査。寺田さんが木嶋被告に約千七百万円を渡していたことなどが判明。寺田さん宅で採取した練炭の灰を分析するなど状況証拠を積み重ね、立件が可能と判断した。

木嶋被告は昨年九月以降、詐欺容疑などのほか、埼玉県富士見市の駐車場で東京都千代田区の会社員大出嘉之さん=当時(41)=を殺害した疑いで逮捕、起訴された。殺害容疑は否認し、現在、さいたま地裁で公判前整理手続き中。



連続不審死:公判前手続き 木嶋被告は欠席、期日は決まらず--さいたま地裁
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100915ddm041040065000c.html魚拓
毎日新聞 2010年9月15日 東京朝刊
自殺に見せかけ知人男性を殺害したとして殺人や詐欺罪などに問われた無職、木嶋佳苗被告(35)の第1回公判前整理手続きが14日、さいたま地裁(大熊一之裁判長)であった。地裁によると、検察・弁護側双方が主張や証拠を巡り意見を交わしたが、公判期日などは決まらず次回以降に持ち越した。木嶋被告は欠席した。捜査幹部によると、今年2月の殺人罪の起訴時には否認していた。

起訴状によると、東京都千代田区の会社員、大出嘉之さん(当時41歳)から、うその結婚話で約470万円を詐取。返済を免れるため埼玉県富士見市の駐車場で09年8月5日夜、睡眠薬を飲ませたうえレンタカー内で練炭を燃やし一酸化炭素中毒死させたとされる。【平川昌範】



埼玉偽装殺人、被告側が無罪主張へ 検察側は立証に自信
http://www.asahi.com/national/update/0914/TKY201009140281.html魚拓
2010年9月14日15時4分 asahi.com
埼玉県富士見市で昨年8月、東京都千代田区の会社員大出嘉之(よしゆき)さん(当時41)が練炭自殺を装って殺害された事件で、殺人などの罪に問われている住所不定、無職木嶋佳苗被告(35)側が裁判員裁判で無罪を主張する方針を固めたことが、関係者への取材で分かった。

起訴状によると、木嶋被告は結婚するように装い、大出さんからだまし取った金の返済を免れようとして、昨年8月5日、駐車場に止めたレンタカー内で練炭を燃やし、睡眠導入剤をのませて眠らせた大出さんを急性一酸化炭素中毒で殺害したとされる。

捜査関係者によると、木嶋被告はこれまでの取り調べに対し、黙秘を続けてきたが、2月に木嶋被告を殺人罪で起訴したさいたま地検は立証に自信を見せている。

その根拠が多くの状況証拠だ。遺体発見前夜に現場までレンタカーに同乗▽医師から処方されていた睡眠導入剤と、遺体から検出された睡眠剤の成分が一致▽ 車内にあった練炭と同じ型の練炭を購入した記録――などの証拠を積み上げれば、木嶋被告の犯行を裏付けられるとしている。

動機についても、大出さんがブログに婚約者についてつづっていたことや、約470万円を木嶋被告に渡していたとみられることから、結婚詐欺の果ての殺人事件という構図を描いている。

一方、木嶋被告の弁護団は、睡眠剤を飲ませて、車内の練炭に木嶋被告が火をつけたことを示す直接の証拠がないことを訴える見通しだ。

また、結婚を装い、大出さんや別の男性5人から金をだまし取ったなどとして起訴された他の詐欺や詐欺未遂などの罪のうち、少なくとも一部については、「結婚する意思はあり、だますつもりはなかった」などと主張し、犯意を否定するとみられる。

さいたま地裁では14日午前、検察と弁護側が公判に向けて争点や証拠を絞り込む公判前整理手続きが始まった。



埼玉「不審死」:木嶋被告の公判前整理手続き、14日に
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100904k0000m040055000c.html魚拓
毎日新聞 2010年9月3日 20時47分
埼玉県富士見市の駐車場で、東京都千代田区の会社員、大出嘉之さん(当時41歳)が殺害された事件で、さいたま地裁(大熊一之裁判長)は3日、殺人罪などに問われた無職、木嶋佳苗被告(35)の第1回公判前整理手続きを9月14日に開くと発表した。

起訴状によると、木嶋被告は架空の結婚話を持ち掛けて大出さんからだまし取った現金約470万円の返済を免れることを計画。09年8月5日夜、大出さんに睡眠薬を飲ませ昏睡(こんすい)状態に陥らせ、レンタカー内で練炭自殺に見せかけて一酸化炭素中毒死させたとしている。【平川昌範】



県警、野田男性死亡も捜査 全容解明長期化か火災当日180万引き出し確認 不審死容疑者
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/society_kiji.php?i=nesp1267926973魚拓
2010年03月07日10時56分 千葉日報
埼玉などの連続不審死で、さいたま地検に殺人罪で起訴された木嶋佳苗被告(35)。木嶋被告は、昨年5月に自宅の焼け跡から遺体で見つかった野田市の無職、安藤建三さん=当時(80)=宅に「ヘルパー」と称して出入りし、火災当日には安藤さんの現金約180万円を引き出していたことが確認されている。千葉県警は窃盗容疑で木嶋被告の捜査をするとともに、安藤さんが死亡した経緯についても慎重に調べを進めているが、捜査は長期化しそうだ。

木嶋被告は2月22日、東京都千代田区の会社員男性=当時(41)=を殺害したとして、殺人罪で起訴された。昨年8月5日、埼玉県富士見市の駐車場の車内で、睡眠導入剤を含んだ薬物や練炭を使って男性を自殺に見せかけて一酸化炭素中毒で殺害したとされている。

安藤さんの遺体が見つかったのは、この約3カ月前の昨年5月15日。捜査関係者によると、遺体からは睡眠導入剤が検出され、焼け跡からは練炭も見つかった。

気温が高い5月に安藤さんが普段は使っていなかった練炭が見つかったことなど不審な点があり、千葉県警は安藤さんの交友関係を捜査。インターネットで知り合ったとみられる木嶋被告が、「ヘルパー」として安藤さん宅に出入りしていたことが明らかになった。

火災のあった日の夜には、木嶋被告が安藤さんのキャッシュカードで現金約180万円を下ろしていたことが判明。また、火災日以前にも安藤さんから木嶋被告に現金が渡っていた形跡があるという。



<首都圏連続不審死>焼死の夜、180万円下ろす 木嶋被告
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100223-00000003-mai-soci魚拓
2月23日2時30分配信 毎日新聞
首都圏の連続不審死事件で、交際中の大出嘉之さん(当時41歳)を練炭自殺に見せかけ殺害したとして埼玉県警に逮捕された木嶋佳苗容疑者(35)が、09年5月15日に千葉県野田市の自宅で焼死した安藤建三さん(当時80歳)の口座から現金約180万円を引き出したのは、安藤さんの死亡後の同日夜だったことが捜査関係者への取材で分かった。さいたま地検は22日、大出さんに対する殺人罪で木嶋容疑者を起訴。今後は千葉県警が木嶋被告の身柄を埼玉から移し、180万円の窃盗容疑で取り調べるとともに、安藤さん死亡への関与についても捜査を本格化させる方針だ。【神足俊輔、浅野翔太郎、飼手勇介】

捜査関係者などによると、木嶋被告は「ヘルパー」として安藤さん方に出入りしていた。同方は09年5月15日午後1時ごろ出火し、木造平屋住宅80平方メートルを全焼。焼け跡から安藤さんが焼死体で見つかった。同夜になって、木嶋被告が安藤さんのキャッシュカードを使って計約180万円を引き出す姿が防犯カメラに映っていたという。

木嶋被告は自身のブログで、火災当日は早朝から昼間まで安藤さん方を訪問したが、安藤さんが亡くなったことを知ったのは2日後だったと記していた。しかし千葉県警は火災があった日のうちに安藤さんの死を確認し、無断で現金を引き出した疑いもあるとみて調べている。

また安藤さんの遺体から睡眠薬の成分が検出されたほか、焼け跡から安藤さんが普段使っていなかった練炭が発見されるなどの不審点があり、千葉県警は殺人事件の可能性があるとみて捜査を続けている。

一方、木嶋被告が殺人罪で起訴された大出さん殺害事件は裁判員裁判の対象となる。起訴状によると、木嶋被告は架空の結婚話を持ち掛けて大出さんからだまし取った現金約470万円の返済を免れることを計画。09年8月5日夜、大出さんに睡眠薬を飲ませ昏睡(こんすい)状態に陥らせ、埼玉県富士見市の駐車場に止めたレンタカー内で練炭を燃やし、一酸化炭素中毒死させたとしている。毎日新聞は22日、木嶋被告の弁護人の1人に取材を申し込んだが、弁護人は応じなかった。

◇詐欺容疑も全面否認 木嶋被告
捜査関係者によると、木嶋被告は09年9月に結婚詐欺容疑で逮捕された当初は容疑を認める供述をしていたが、最近はこれらも含め全面否認に転じている。捜査員との雑談には応じるものの、事件にかかわることは何も話さず、ノートに取り調べの内容を書き留める時もある。健康状態に問題はないという。



埼玉男性殺害で地検、女を起訴=練炭自殺を偽装-千葉不審死も本格捜査へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100223-00000009-jij-soci魚拓
2月23日0時39分配信 時事通信
埼玉県富士見市で昨年8月、東京都千代田区の会社員大出嘉之さん=当時(41)=が、練炭自殺に見せ掛けて殺害された事件で、さいたま地検は22日、殺人罪で無職木嶋佳苗容疑者(35)=詐欺などの罪で起訴=を追起訴した。事件は裁判員裁判の対象となる。千葉県野田市の男性の不審死にも関与した疑いがあるとみて、千葉県警は今後本格的な捜査を進める。
起訴状によると、木嶋容疑者は昨年8月5日ごろ、結婚を装ってだまし取った現金の返済を免れるため、大出さんに睡眠導入剤を飲ませ、富士見市の駐車場に止めた車内で練炭を燃やして一酸化炭素中毒死させたとされる。
捜査関係者によると、昨年5月には野田市の無職安藤建三さん=当時(80)=の自宅が燃え、焼け跡から安藤さんの遺体が見つかった。木嶋容疑者は当時「ヘルパー」として出入りしていた。遺体からは、大出さんに飲ませたとされる睡眠導入剤と同じ成分が検出され、部屋からは練炭の燃えかすも見つかったという。
木嶋容疑者は火災直後、安藤さんのキャッシュカードで現金自動預払機から約180万円を引き出した疑いが持たれており、千葉県警は同容疑者が死亡にも関与した可能性があるとみている。 


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最終更新:2010年12月04日 02:14