タイムとフランボワーズ風味のチョコレートムース 2009年6月5日


パトリック・ルメルシェフのデモンストレーション。

見ている人のほとんどが、日仏学院の学生さん。

なので、いつもの学校の授業の厳粛な雰囲気は一切なし。

実演後、シェフが、質問はありませんか?と聞くと、
「ブラックチョコレートはスーパーに売っている明治の板チョコでいいですか?」
「フランボワーズが売られているのを見たことがないから、代わりに何を使ったらよいですか?」
「チョコレートの58%とは何のパーセンテージですか?」
というレベルの質問が続き、シェフの苦笑いを見て、
通訳のアシスタントがシェフの回答を聞くことなく答えるという質問も多く、
肩の力を抜いて楽しめました。

一つ、スゴイな!と思ったのは、
パトリックシェフは一言も日本語を話さないのですが、
通常学校ではシェフがフランス語で説明し、
アシスタントの通訳が始まると同時に生徒がペンを動かします。

が、今日のデモンストレーションでは、
シェフがフランス語で解説している時点で、
皆さんメモをされているのです。日仏学院の生徒さんが多かったからでしょう、
皆さんフランス語を理解できているのですね。

日仏学院の学生さんは、とても個性的な人が多い印象でした。
コルドンのような派手さはなくて、地味、でもオシャレ。
自分の意見をしっかり持ち、自己主張をするので、圧倒されました。

タイム風味のチョコレートのガナッシュが斬新な美味しさでした。

おいしい出来事

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2009年12月23日 14:50
添付ファイル