ホテルラウンジでフランボワーズのケーキ 2009年07月13日 (月)
画像情報無し
コルドンで製菓を習ってから、ブランボワーズの甘酸っぱさの魅力に惹かれるようになりました。
ケーキを選ぶ時に、知らず知らずにメニューの木苺やラズベリー、フランボワーズというワードに目がいきます。
今日は仕事の打ち合わせで、早めに到着したので一人カフェタイム。
アイスティを飲みながら、
辰巳芳子先生の展開料理基礎編を読む。
2003年から「リンカラン」で連載されていたので、内容は知っているものばかりですが、スープの会の生徒としては、著書は必ずハードカバーで揃えて熟読し、実践しなくてはと思っております。
辰巳先生を知れば知るほど、キッチンの哲学者であると納得します。
忙しいことを言い訳に、日々の食をなおざりにしがちな人が多いと思いますが、毎日の食事と丁寧に向き合おうと思っていても、一から事を起こして料理を作り、食べさせ、後片付けを清潔にする、こうしたことを継続なしうる体制を構えている人は少ないと思います。
時間に余裕のある方でも、そのような段取りで、一通りの献立をこなせる女性はどのくらいいるのでしょう。
収入の格差や時間のあるなしとは無関係に、大変数少ないでしょう。
人数分を一回分のみ作る、少人数分ほど、この繰り返しはむなしく、このような台所仕事の繰り返しの集積は、自己尊厳を逆撫でしていると意識していることに対し、
辰巳先生はその気づき、認めは大切にせねばならないとおっしゃってくださるのです。
ふと我にかえった時の自分にゆとりがあるようでなければならない、辰巳先生が提案する展開料理の向こうに用意されたのは、このゆとりです。
ゆとりと人間の尊厳は姉妹だから。
そもそも人間の尊厳とは、他者から奉られるものではなく、自己尊厳し、形成・完成されるものであることを忘れてはならないと、辰巳先生は教えてくださいます。
おいしい出来事
(1) 日記文で言及されていない、撮影画像の店舗情報
東京 池袋 メトロポリタンホテル ティーラウンジ すずかけ の可能性
参考url ttp://r.tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13034781/
(根拠 テーブル・什器等のデザイン)
2009年7月26日(日)の
ミックスサンドウィッチとフレッシュジュース も同店舗の可能性
最終更新:2010年01月31日 07:32