かなえキッチン:ごはん日記

在校生セール

2009年4月30日 (木)







ル・コルドン・ブルーで使っている調理器具やお皿などの在校生セールのお知らせがあり、早速注文。

在校生に限り定価の4~50%オフで提供してくれるそう。

商品受け取りは一ヶ月後とのことでしたが、グラタンやオーブン料理に使い勝手の良さそうな耐熱容器が素敵だったので、妹たちの分も注文。

今までは妹、と言うと、次女と三女の二人を思い浮かべていましたが、弟の結婚によってお嫁さんのFちゃんとその妹のAちゃん、二人の妹が増えて、4人の妹が頭に浮かぶように。

家族が増えると楽しさや喜びも増して嬉しいですね。

母や祖母も使うかしら?と考えていたところ、母からメールが届きました。

「母の日のプレゼントのリクエストがあります」と。

母は昔から整理整頓上手で、キッチンに限らず家中ぬかりないお掃除でピッカピカ、きっちりすっきり収納し、手持ちの物の数まで把握している人ですから、こちらの勝手な思いや趣味で買い揃えて物を贈ることは迷惑であろうと、母に物を買って送る時は必ず確認しているのですが、近年はご自分から積極的にリクエストしてくるようになりました。それが我が母。

で、プレゼントのリクエストですが、「それはベルトです」と。

「私はウエストが普通の女性より細いので、同じ洋服でもベルトをするとお洒落っぽく、色々な太さや色のベルトをして外出すると、みんなに褒められています」と。

で、「色は黒か茶かベージュで太さは3~6センチで、ベルトのバックルの所がベルトの端が表面に出ないで内側に入って一本の輪のようになるタイプでお願いします」と具体的なリクエスト。

母は、近年高齢者施設での音楽ボランティア(ピアノで伴奏したり歌を歌ったり)の活動に熱心で、先週そちらに8センチの黒いベルトをして行ったところ、ウエストがいつもより細く締まり、バストが強調され、施設のおばさまに胸を触られたと。

まわりの同世代の女性は、ベルトをしたくてもウエストがないと嘆いているとか、自分はウエストが細くバストは大きいということをさりげなく自慢しつつ、ベルトのプレゼントを細部にまでこだわりの注文をつけてリクエストする、それが我が母。

で、妹二人と一人1本自分のセンスで選んで、3本のベルトをプレゼントしましょう、という結論になりました。

私が子供の頃から母は膝丈のタイトスカートに細いベルトをするのが定番スタイルでした。
それにタートルネックのセーターを着てカラダのラインばっちり強調させるファッションがお得意でした。
(ふんわりゆったり、極力身体のラインを隠すお洋服選びをする私とは大違い)

当時の母のスカートはウエスト56センチでしたからねぇ、確かに母は細かったのです。

家の中でベルトをはずしている時は、なんと紙テープをウエストに巻いて過ごしていたことがあり、いつもウエストに意識を持つことがくびれを維持する秘訣だと言っていましたが、子供ながらに同じ女性として尊敬の眼差しを向けておりました。

我が家には娘が3人いましたから、あなた達も巻きなさい、と母に言われて一応巻いてみたこともありますが、私はとても真似できませんでしたよ。

お腹に巻いた紙テープなんて、おやつを食べただけで、ちぎれて吹っ飛んでいきましたからね。
妹たちは息を吐いただけで紙テープが切れてましたし、母は、息を吸ってお腹をへこませた状態で紙テープを巻くというハイレベルな挑戦を続けておりましたが、どんな動作をする時もお腹をへこませているわけですからね、子供ながらにそれはカラダに悪いはずだと思い(良い言い訳を見つけ)私達は紙テープのウエスト巻きは遠慮させていただきました。

妹たちは、お腹に巻いた紙テープを深呼吸でお腹をふくらませてブチッと切る遊びを楽しんでいましたが、紙テープがもったいないからもう巻かなくてよろしい、と母に叱られておりました。

60歳過ぎてベルトが似合う女性でいられるということは立派ですねぇ。

しかも、伴侶である父は他界し、普段接する人と言えば女性か高齢者という環境の中、女であることを意識し努力をし続けられる事は素晴らしい。

私が母の年齢になったら…きっと細いウエスト保ってベルトでお洒落なんかしていないでしょうねぇ。

アンチエイジングに逆行するわけじゃないけれど、無理に若作りすることに興味がなくて、若く見えることってそんなに大事なの?もっと、その年齢らしさを大切にしたほうが良いんじゃないの?年齢を重ねた魅力ってあるんじゃないの?と思ったりします。

着物や割烹着が似合う可愛らしい日本のおばあちゃまのイメージが好きです。

まぁ、私と母は容姿も性格も正反対なのでね、母の事は人種の違う人のような存在に感じています。

唯一似ているのは私と母だけ重度の肩こりだったこと。小学生の頃から母と同じ鍼灸指圧治療院に通っていました。
(私は早熟で小学校4年生の時に今の身長になり5年生で成長ストップ)

全盲のご夫婦が経営している治療院で、その時に視覚障がい者の為の朗読録音ボランティアを知り、こちらは社会人になってからも細々と続けております。

東京に来てからも、日常的に鍼灸やマッサージの治療院、リラクゼーションサロンを利用していますが、よく考えると目の不自由な人のほうが珍しいですね。
一昔前は、視覚障がい者の職業と言えば、鍼灸、あんま、マッサージ、指圧などの施術師が多かったと思いますが、今は職業の選択肢が増えたのでしょうか、都会は治療院やお店の数も人の数も多いから、目の不自由な人が目立たないのかしらね。

まぶたの痙攣が良くならないので、とうとう、顔の鍼治療をはじめました。
今日2回目の治療です。

ハリを頭、顔、首を中心に、体の裏表、全身にさします。

1回目に行った治療院の先生とは気が合わなかったので、今日は別の先生に。

鍼治療は割と即効性のあるものですが、体質改善のためには定期的に3ヶ月は通い続けなくてはいけないので、確かな技術を持っていることは大前提ですが、信頼関係を築ける、気の合う人でなくては高い効果が期待できませんからね、先生選びが重要です。

先日伺った鍼の先生は女性でしたが、ちょっとガサツな人で、鍼灸のような繊細な技術や感性が求められる治療に、そんな先生の施術を受けることを不安に感じてしまったのでね。
鍼治療だけならともかく、私の許可なく鍼から電気を流し、お灸まではじめちゃったのでね、しかもその後お灸の跡がしばらく消えなかったしね、そんな説明全然なかったし、痛かったし熱かったし。

それでも鍼治療を続けるのは、やはり効果の高さ。

なかなか体調が優れないので、藁をもつかむ思いで色々な治療院を巡っていますが、どこの整体の先生からも「顔が歪んでいる」と言われショック!目の痙攣から、最近ではたまに頬まで痙攣するようになり、片側だけの痙攣を意識するせいか、顔の左右のバランスが崩れてしまうみたい。

今日の先生に期待。


普通の日記

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2009年12月03日 22:47