太田ハムのベーコンに感動☆ 2009年3月24日 (火)


こちらもWさんが贈ってくれたモノなのですが、
東京都台東区入谷にある太田ハムさんのベーコン。
なんと1キログラムの塊!!

袋を開ける前から燻製の香りがお部屋に広がって、思わずナイフでそいで一口食べると、
あまりの美味しさにそのまま何切れも食べてしまいました。

近所の商店街の激安スーパーのスライスパックベーコンにはない美味しい塩の味と、
濃厚なうまみとしっかり肉の弾力を感じるところが素晴らしいですね。

近所のスーパーのベーコンや、ハム、ソーセージは怖くて買いません。
素材のお肉も調味料の質も低くて、不自然な発色、異常に賞味期限が長く、
変な柔らかさと甘み、添加物いっぱい、安いだけのお肉の加工品売り場には近付きません。
そういう物を扱うスーパーからは足が遠ざかってしまい、結局週に一度、
無農薬野菜などの食材宅配と、
月に何度かお気に入りのスーパー(ザ・ガーテンや成城石井、紀ノ国屋など)で
まとめ買いということになってしまう。歩いて行ける場所に、
高品質な商品の品揃えが良いスーパーがないので毎日は行けないけれど、
そのおかげで、冷蔵庫の中にある物で献立を考える習慣ができて
レパートリーも広がり食費も軽減している気がします。

安売りスーパーのお肉の加工品は怖い、という概念は、
子供の頃から両親が言っていたし、そういう物は避けるように育てられたので、
その先入観から大人になってからも怖いとか気持ちが悪いという価値観になってしまった。

私が子供の頃実家で食べていたウインナーソーセージは、
畜産業を営む知り合いが加工した物をまとめて届けてもらい、
いつも冷凍庫にたくさん入っていました。

ハムやベーコンは父が庭に燻煙ボックスを作って、
商売にする気か?という単位で色々な食材を燻製にしていたので、
噛みごたえのあるお肉の弾力、絶妙なバランスと良い素材が生む
ピックル(ソミュール)液の風味がしっかりお肉に入り込んだ濃厚な旨み、
本物のスモークの強い香りがするベーコンを食べて育ちました。
食いしん坊な6人家族で来客も多い家庭でしたから、1キロのベーコンの塊は、
大鍋でポトフを作ると1度でなくなってしまう量なのです。
当たり前のように、本物の美味しいベーコンを食べてきたので、
市販のベーコンはどうも物足りないと感じてしまい、
昔ながらの丁寧な製法で良い素材で作ったシンプルなベーコンを求めると、
当然少し高価な物となる。

価格的にはいつも私が買っているベーコンより
太田ハムさんのベーコンのほうがお安い気がするけれど、
太田ハムのベーコンの味は今まで食べた市販のベーコンの中で一番好きかもしれない。

もう、このスモークの香りがたまらない。
父が作ってくれた自家製ベーコンの匂いと同じで、なんだか涙が出ちゃいそう。
太田ハムのベーコンは、私にとってノスタルジックなお味でした。

これ、なくなったら絶対自分で買いに行ってしまいそうです。


おいしいもの

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最終更新:2009年12月07日 22:44
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