かなえキッチン:ごはん日記
北海道銘菓・柳月の三方六
2008年8月8日 (金)
2008/08/08 21:16
SH903i
六花亭とおなじくらい好きな北海道のお菓子屋さん「柳月」(りゅうげつ)。
その中でも三方六は子供の頃からよく食べている大好物です。
北海道の家族や友人、知人が時々送ってくれるので、東京で暮していても、北海道のお菓子を楽しんでいます。
北海道開拓時代、開墾のための伐採が各地で行われました。まっすぐな木は建築のために、その他は薪に割り、厳しい冬の燃料としました。
木口のサイズ三方がそれぞれ六寸(約18センチ)であったため、三方六寸で三方六と呼ばれたのが薪の呼称としての始まりです。
開拓時代、人々は三方六の薪があかあかと燃える火を囲み、開墾の疲れを癒しました。
今に残る「三方六」とは、薪の寸法をあらわす、割り方の基準だったのです。
それから百年の月日を経て、開拓時代の思い出深い「三方六」という呼び名から、このお菓子が生まれました。
薪の形を模したバームクーヘンに、ホワイトチョコレートとミルクチョコレートをかけて、白樺の木肌をあらわしています。
発売から約40年を重ね、北海道・十勝の風味をそのままに焼き上げた三方六は、しっとり系バームクーヘンの最高峰と呼ばれるほどに愛されています。
今は10切れにカッティングしてありますが、昔は、プラスティックのナイフが同梱されていて、のこぎりのようなナイフを使って、自分で好きな大きさにカットして食べるのが楽しみでもありました。
お客様の要望にお応えしてカッティングしてございます…と書かれていますから、自分で切るのが面倒な方が多いのでしょうねぇ。
水出しアイスコーヒーと、手作りプリンと一緒に夜のデザート。
今日は暑かったですねぇ。
東京都心は今年初の猛暑日だったそうです。
早く暑い夏が過ぎ去ってほしいと祈るばかり。
今週末はお仕事なので、北海道の味覚でエネルギーを蓄えてがんばるぞ。
おいしいもの
最終更新:2009年12月16日 16:39