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気の良い場所  Fri, 01 Dec 2006 14:58:00 GMT

懐妊中の第二子の定期健診に付き添った。
懐妊は、もちろん私ではなく妹。
検診中、二歳になる姪のお相手をしてあげるために、
昼休みに乃木坂の山○病院へ一緒に行った。
私たち姉妹はこの病院で生まれたけれど
この病院は、いつも、本当に良い気が流れている。
なんと、今日の検診で性別がわかった。
来春の出産だけれど、まだお腹の中の小さな物体なわけで、
もしかしたら間違っているかもしれないから
今日の性別は聞かなかったことに。

検診が終わってから、病院から300メートル先のヘアーディグリーズでセットをしてもらう。
何度かカットをお願いしていた、大越先生が先日手術のため入院して
退院後も静養中とのことでお店には出ていないようなので
他のスタイリストさんを紹介してもらった。 大越先生がいる時と、空気が違う。
やはりあのカリスマ的な存在感は、気のせいではなかった。
今月中旬には復帰するらしいので、 その時また行こうと思っている。

今日妹に言われて気付いたのだけれど、
この美容室の真向かいは、弟が勤務している会社だった。
しかも、同じグループ会社に、妹の旦那様も勤務している。
その会社に弟の奥さんの妹さんも勤務している。
働きやすい会社なのか、皆楽しそうだ。
車が運転できると、移動が楽でいいわよね。
弟も妹も、妹の旦那様も、普段の移動は全て車で、行動範囲も広くて、フットワークも軽くて、
いいわね~と思うけれど、私は多分自動車学校に通っても運転免許をいただけそうにない。

妹と別れてから新宿での会合に出席して、 その後彼の家に、
先日の箱根温泉旅行のお土産を届けに行った。
日中なのでもちろん彼は仕事中で留守にしていたので、玄関先に置いてきた。
今日も、家の中には誰もいなかった模様。
いつも、中に女の人がいたらどうしよう・・・とドキドキしながら行くのだけれど、
そのようなドキドキ対面はいまだかつてない。
マンションの入り口にいる管理人さんに声をかけようとしたら
椅子に座って腕組して眠っていた。
管理費をいただいて、管理を委託されているのだから、 お仕事だろうに、眠っている。
起こすのも可哀想なので勝手に入ってしまったけれど、あんな管理で良いのだろうか。
平和なマンションだ。 その居眠り中に空き巣でも入ったら、
居眠りしていました、 と言うのだろうか。

しかも、あそこのマンションの住人は、すれ違っても一切挨拶をしない。感じが悪い。
香水臭いお姉さんと、貧乏臭いおばさんとすれ違ったけれど、 誰もが無視。
気の悪いマンションだ。 早くあの場所から彼を救い出したい。
気の良い場所で生活すれば、彼はもっと伸びるはず。
子供の頃から、両親も親戚も、気がどうの、
風水がどうのと口うるさく言っていたのを聞いていたけれど、
若い頃は形のないものの話は、
すんなり受け入れることは難しくて、あまり意識することもなかった。
でも近年、気の存在、気の重要性をしみじみ感じることが多くなって、
今自分がいる場所の「気」についていつも意識するようにしている。
彼のお父様が生きていた頃、彼のオウチの気は本当に悪かった。
あんなに重たいよどんだ空気が流れているオウチはあの家以外知らないほど、悪い気が流れていた。
お父様が亡くなってから、彼のオウチに行く機会がめっきりなくなったし、
荷物を届けても、玄関先に置いてくるだけなので、部屋の中までは見えないけれど、
一年前より明らかに軽い空気になっている。 きっと部屋の整理や掃除をしたに違いない。

そのこと自体は喜ばしいことだけれど、 私の気持ちとしては複雑だ。
私は彼のオウチの惨状を見て、この家族は片付けのできない人達なのだと思っていた。
汚いお部屋でも平気で暮らせる人達なのだ、
でもそのことについて私が口出しすべきではないと思っていたので、特に何も言わなかった。
でも、お父様が亡くなってから、彼のオウチはどんどん整頓されてきた。
なぜ私の気持ちが複雑かと言うと、 どうしてお父様が生きているうちに、
今の状態を作ってあげなかったのだろう、ということが残念だから。
今のような気が流れるお部屋で生活できたなら、 お父様はもっと健康で長生きできたはずだ。
週に一度、お世話にきていた叔母さまもいたのに、
とても人間が住むような空間ではなかった彼のオウチ。
私の大好きだったお父様の晩年、もっと素敵な時間にしてあげたかった、と、
今でもそのことだけは残念に感じている。

(終わり)