梅雲丹

2009年2月1日 (日)


長年馬油を購入している薬師堂さんの商品「梅雲丹・特製とろみ」。
原材料は、梅(梅核含)・食塩・酒精・キダチアロエ・クエン酸。
梅果肉と梅核(殻を除いた梅の種子)を練り合わせて作っています。

朝起き抜けに添付の(茶杓より小さい)小さじでまず一さじ、その後一日10回前後を目安に、直接口に含んで、唾液を出しながら食べると良いそう。
肉好き、甘党、野菜嫌いといった偏った食生活が改まってくるそうです。

雲丹(うんたん)とは中国縁の言葉で、栄養価の高い薬用食を意味します。

日本では「ウンタン」を呼称する食品は次第に減って、明治以後は海胆(うに)が雲丹の文字を独占するようになりました。

筑前の大宰府・筑紫野地方には、古代唐僧の伝承により、梅仁(梅の種子)を必須原料とする梅で作った雲丹、「梅雲丹」が、不老長寿の健康食として伝えられていました。

その昔、奈良時代に中国から渡来した唐の名僧・鑑真和尚の一行は、暴風に遭って薩摩に漂着しました。

陸路北上して奈良の都へ向かう途中、 筑紫の国に一時滞在し、一人の唐僧を残して北上を続けました。その唐僧は筑紫の国に永住し、仏教布教だけでなく農地の灌漑や土木建築、文学、医学、薬学まで、この国の文明高揚に尽くしながら、百歳を超す長寿を全うして、里人から「仙人和尚さん」と尊敬されました。

没後は余徳を慕われて、筑紫野市針摺峠の森の中に祀られていました。

「梅雲丹」は、この唐僧が伝え残した最高の民間薬だったのです。

梅雲丹を毎日なめていると、野菜嫌いの美食家でも野菜を美味しく感じるようになります。その反面、甘いお菓子や肉類は少ししか食べたくなくなったり、無意識のうちにバランスのとれた食を好むようになりますので、日常の食習慣が改まってきます。


梅雲丹は1瓶240グラム。これを一ヶ月で食べきるのが目安。
医食同源、健康の基本は食生活の改善からはじまりますから、
今年はこの梅雲丹を食べ続けてみようと思います


おいしいもの

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最終更新:2009年12月04日 19:46