概要
Dave Humphreyさん作。
MWEditはTESCSと同等クラスの機能を持つMod作成/編集プログラムだ。ただし3D関係の機能は一切ない。これだけで家Mod等を作ったりするのは無理。TESCSの補助として使うと便利。
ベータ版だが一部の機能を除けば普通に使える。
MWEditはTESCSと同等クラスの機能を持つMod作成/編集プログラムだ。ただし3D関係の機能は一切ない。これだけで家Mod等を作ったりするのは無理。TESCSの補助として使うと便利。
ベータ版だが一部の機能を除けば普通に使える。
設定
Game Data Pathが空欄の場合は手動でData Filesフォルダを指定する。
勝手にバックアップを作って欲しくない場合はBackup Savesを無効にする。
Warning Level...を好みで設定する。Strongにするとスクリプトのコンパイル時に細かいミスまで指摘してくれるようになる。
MWSEの関数を含んだスクリプトを書いたりコンパイルしたい場合は、MWSE付属の「customfunctions.dat」をMWEdit.exeがあるフォルダにコピーする。
勝手にバックアップを作って欲しくない場合はBackup Savesを無効にする。
Warning Level...を好みで設定する。Strongにするとスクリプトのコンパイル時に細かいミスまで指摘してくれるようになる。
MWSEの関数を含んだスクリプトを書いたりコンパイルしたい場合は、MWSE付属の「customfunctions.dat」をMWEdit.exeがあるフォルダにコピーする。
ダウンロード
関連サイト
関連ページ
特徴
長所
- 軽い。
- スクリプトエディタでは関数や文字列等を色を分けて表示してくれるので、単純ミスが減る。
- スクリプトエディタでインデントを自動でやってくれる機能がある。
- MWSE、MWE、MGEなどの特殊命令を含むスクリプトをコンパイルできる。(customfunctions.datに特殊命令の記述が必要。)
- TESCSの「Delete」と違って、変更を完全になかったことできる「Clean」がある。例えば作者のミスが原因でFargothが女性になってしまうModを修正したいとする。この場合TESCSでは彼のデータをデフォルトの数値と見比べて必要な部分のみ修正するしかない。しかもこれはUnclean Entryとなり、Modの読み込み順によっては大きな問題になる。しかしMWeditなら「Clean」一発でFargothの変更を完全に消去できる。
- オブジェクトを選択して他のModのウィンドウにDrag & Dropで、オブジェクトを簡単に別のModにコピーできる。
- スクリプトのExport/Importができる。
- 変更したオブジェクトが緑で強調表示されるので、変更点がわかりやすい。さらに「View Changed」で、変更オブジェクトだけを一覧表示できる。
- 検索結果画面から直接オブジェクトを開いて編集できる。
- 一度に複数のModを開いて、比較しながらいじるのにも最適。
- 日本語入力に対応している。何もしなくても、日本語化パッチに対応したModが読める/作れる。
- Modを保存する度に自動でバックアップを作成してくれる。
短所
- 3D関係の機能がないのでCellの編集がほとんどできない。Path Gridや所有権の編集ができない。
- 巨大なModを開くとクラッシュする場合がある。
- 一部の機能の動作が不安定。NPCとかダイアログとかサウンド関係とか。Spellのところもちょっと挙動不審だった。バージョンアップにより直ってる可能性有り。
- ポップアップメニューからサウンドやエンチャントを指定してしまうと、もう「なし」に戻せない(TESCSならできる)。
- 簡単なヘルプしか付いていないから、試行錯誤で使い方を見つけるしかない。操作は簡単な方だと思うが。
- スクリプトをコンパイルする時、文法の細かいエラーをチェックしてくれない。
- Modの編集をした後にそのModをEnchanted Editorで開くと「何かおかしいよ?」と言われる。たぶん編集した部分を加味してヘッダ的な何かを修正していないと思われる(推測)。MWEditで編集したModを、TESCSで開いて保存するか、Enchanted Editorで開いて保存すれば問題なし。
少し違うけどほとんど同じスクリプトを大量に作る方法
Morrowindのスクリプト言語は機能が乏しいので、少し違うけどほとんど同じスクリプトを大量に作らなければならない場合がある。手動でやると書くのも面倒臭いし、修正するのはもっと面倒臭い。MWEditはこれを簡単にできる。Edit -> Script Template...から可能。使い方は説明書を見て、ちょっと試せばわかる。要望があれば詳しく書く。
コメント欄
- MWEditの開発は止まってしまった模様。現状でもTESCSより優れた点があるものの、少なくない問題も抱えているので注意が必要。例えばMWEditでセーブしたespファイルはバイナリレベルでおかしい所がある。BNAM/CNAMサブレコードの後ろに不必要な「\x00」が追加されるとか。MWEditでいじったファイルはTESCSでセーブし直すのがよいだろう。 -- 管理人 (2009-10-18 17:25:12)