活動の理念


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「全国有志医学生の会」の理念


医師数だけでなく、医学教育の質も高めたい


医療関係のニュースを聞かない日はありません。
医師不足解消のため、医学部定員が増えることになりました。

ただ、医学生として不安なのは、現在の論調が医師数を増やすことだけに終始していること。
「医師の質」を担保するために、定員増に見合う教育環境がなければ、
国家試験に受かっただけの「頭でっかちの医師」が出てくるだけと言えないでしょうか。

たとえばこんな報道があります。

【全国でも珍しいスチューデントドクター制度開始】
山形大学では、臨床実習で指導医の監督の下、学生が治療に参加する
「スチューデントドクター制度」を来年1月から導入すると発表した。
参考

一般の方なら「じゃあ今まで医学生は実習で何を学んでいたの?」と思うかもしれません。
欧米では医学部高学年で実際のチームの一員として治療に参加し、
実践的な訓練を日々受けているのに対し、日本では今だに多くの大学で
「見学中心(大抵は見学のみ)」の実習が行われているのです。

外国の医学生と話すと、彼らの教育がいかに実践的かということに驚きます。
採血・皮膚縫合・カルテ記載・患者への説明・問診、これらが日常的に繰り返し訓練されるのに対し、
日本では卒業までにする採血の練習は数える程度です。

手技は卒業してからでも身につけられるといわれるかもしれませんが、
臨床的なものの考え方が不十分な状態で患者さんに接するとなると正直不安です。
学生時代から、しっかりとしたトレーニングを受けさせてはいただけないでしょうか。

今こそ医学教育改革を


医師不足の議論を通じて、医学部は医師を育成する機関と再認識されました。
研究も重要ですが、臨床医を育てることが国民的な課題といえます。

しかし、臨床に比べると教育にかけるリソースはわずかです。
少ない人数で激務の合間を縫って指導してくださる先生方には頭が下がります。
医学生の分際で実践的な実習を求めることは現実的ではないのかもしれません。

医師不足の要因が解きほぐされ、改善のきざしのある今こそ、声をあげたいと思います。
(1)大学病院の先生方が、学生教育を負担と思わないような環境整備
(2)医学生に対して指導やフィードバックをしていただける余裕のある体制

こうしたことなくしては、国民が望むような質の高い医師が生まれてこないのではないでしょうか。
私たちは学生として精いっぱい勉強しますが、できるのは座学だけです。
実際の患者さんの助けとなれるよう、指導医の先生方の処遇を含めて、医学教育が充実することを願ってやみません。

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