地域医療に関する○○の質問

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地域医療に関するページ

Q1.そもそも、定員5人とか、3人を地域枠とか、意味あるの?

A1.仮に医学部の定員を5人増やしたとして、また、これまでのうち3人を地域枠で選抜するとして、
その学生が卒業するのは6年後ですし、戦力となるにはさらに年月が必要でしょう。
果たしてそれがいい対策といえるのでしょうか?

答えは、『言えます』。
私も、同じ疑問を、医師を待っているという方たちに話をうかがったことがあります。

『それでもいい。将来の医療が確保できているという安心感があるだけでもすごくうれしいです』

この話を聞き、私は地域の医師不足問題の深刻さを目の当たりにしました。
もちろん、先のことだけでなく今どうするかという問題も残るので、医学部という教育機関としては
将来の医師を確保する一方で、各関連団体に働きかけて医師を派遣するシステム整備も同時に必要です。

Q2.地域枠って要するに地元贔屓(多少点数取れなくても底上げ?)なんじゃん!?

A2.その点の批判に関しては、反論の余地はありません。地域枠については確かに同様な批判的な意見もあります。
  • 不公平じゃないか
  • 社会貢献のために“幅広い人材”を募る目的に反するのでは
  • 公表されている“裏口”では?

うん。確かに、、、

ですが、地方出身で東京のような大都会でも生活を経験した身から少し意見を言わせていただくと、都会の人間は医学部(地方国立大)に行く、地方の人は東大に行く傾向が一部ではあるようです。
その点に関して私が東京生活で感じたのは教育環境の差です。
私も、山の田舎育ちながら1時間に1本の電車で40分かけて学習塾に通う高校時代を送りましたが、このように地方だと学習塾に物理的に通いにくいといった学習環境にもかなりのハンデを負っています。また、学習塾の種類や質も都会と田舎ではものすごい差があります(実際塾講師をして感じました)。

そんな都会で修行した優秀な受験生と、地元の高校に通う受験生が真っ向から勝負するなんて、太刀打ちできない という意見もあります。
その差を埋めるための“地域枠”という見方は それほど人道に外れているとは思えません。
むしろ、これほど医師不足など問題になっている現代では、時代の流れとして当然なのかもしれません。


学校で習わない地域医療(実際の診療所を見て学んだこと)



  • **医者<<みのもんた!?

地域のお医者さんは、地域を診るので患者とのコミュニケーション能力が必要というのはよく言われることです。
ですが何の具体性もない議論なので私なりにわかりやすい具体例で示したいと思います。

ずばり、『あんたそう言いよるけど朝みのさんはこう言いよったで』という患者にどう説明責任を果たすか に尽きると思います。

住民の中には診察よりも○○テレビのことを信じたりすることも多いです。一説には、地方ほどこういうメディアの影響は大きいという分析もあります。
例)地方ほど、テレビで特集のあった食材(たとえば納豆など)が売り切れるのが早い

そういう患者さんに対しあなたならどう説明しますか?一度考えてみるのもいいと思います。

  • **医療番組は極力見よう

ドラマと現実は違うから

確かにその通りだと思います。マスコミをはじめとしたメディア批判はここでは置いておくとして、大切なのは一般の人が何を信じるか です。

そういった意味では、医療ドラマやドキュメンタリーは、一般の人がどういう医療情報を持っているかというのを把握するのは非常に大切です。

その他、中にはキムタクファンで、キムタクの話になるとコミュニケーションがとり易かったりもします。

日ごろからアンテナを広くはりめぐらせることも意識してはよいのでしょうか。

  • **技術の不安より生活の不安

某敷地面積の多くを島が閉める県の自治体の取り組みで非常に興味深いアンケート結果がありました。
その県では、研修として島での医療活動の体験実習を義務化しており、いわゆる地域医療(アンケートの呼び方が“地域医療”となっていたのでそのまま記します)について、実習の前と後で学生のアンケートをとったところ、
地域医療に関して不安なところは何かという問いに対し、実習前は(当然ながら)『自分だけでやっていけるか』とか『島にいると最先端から遅れていく』という意見が多かったようです。だから都会に研修医が増えるってよく言われるパターンですが、着目すべき点は実習後のアンケート結果です。

実習前は、いわゆる“医(術)”の不安だったのですが、実習後はその不安は大きく減り、むしろ“生活の利便性”を不安視する声が圧倒的に多かったようです。


ちなみに私自身とある診療所を見学させていただいたときは、診療所の内観は某コトー(笑)のまんまで、しかも診療所の隣に住み込みの家があってそれがまた立派なお家なんです。休みの日は魚を取り、趣味として船の免許も取ったりなど その土地ならではの医師としての生活があるのだなぁと感じました。
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