iSCSIベンチマーク (マルチパス構成で高速化)

  • 測定結果 (ゲストOS上で実行)



  • 測定対象環境
    • Hypervisor ESXi 4.0.0 U1 Build 208167
      • Intel Server Board S3420GPLC Core i5-750 2.66GHz (4 core) / メモリー 8GB / NIC 3ch (iSCSI用として2ch割り当て)
    • ゲストOS Windows 7 x64
      • vCPU 1、メモリー 2GB / NIC 1ch 割り当て
    • iSCSIサーバ Solaris 10 05/09
      • 富士通PG-TX100S1 Pentium E5200 2.5GHz (2 core) / メモリー 8GB / ZFS 1.5TB × 2(ミラー) × 2(ストライピング)
    • Jumbo Packet 無効

  • マルチパス構成
    • ESXiホスト側は、iSCSI用としてIntel PRO/1000CTを2枚実装、2ch割り当て
    • iSCSIサーバ側は、iSCSI用としてIntel PRO/1000PT Dual Portを1枚実装、2ch割り当て
    • iSCSI各chは別IPセグメントとし、それぞれ専用のHubを使用

  • ストレージパスの割り当て
    • iSCSIサーバには、同一プール上に2つのデータボリュームを作成し、それぞれiSCSIで公開
    • iSCSIサーバ上の2つのボリュームを、ESXiホストから2つのVMFSとして割り当て
    • ESXiホストからのiSCSIパスは、固定モードとし、2つのボリュームをそれぞれ独立したネットワークパスに割り当て

  • ゲストOSへのストレージ割り当て
    • ゲストOSはWindows 7 x64 Ultimateを使用
    • ESXiからは、2つのVXFSボリュームを、ゲストOSに2つのデータディスクとして割り当て
    • ゲストOS上で、2つのデータディスクから1つのストライピングボリュームを作成

  • 実行中のCPU負荷ピーク値
    • ESXiホストは、4コア合計で最大12%程度
    • iSCSIサーバは、2コア合計で最大75%程度(User: 11%、 SYstem: 54%)

  • 注意点
    • ESXiホスト上でのiSCSIパスの構成を、固定モードでなくラウンドロビンモードにすると、速度は1ch構成と変わらない結果になった。
最終更新:2009年12月13日 16:14
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。
添付ファイル