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モシン・イブラヒム(ACE)

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riwamahi

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モシン・イブラヒム(ACE)


iデータ

L:モシン・イブラヒム = {
 t:名称 = モシン・イブラヒム(ACE)
 t:要点 = 黒い肌,白い歯,眼鏡,長身,イエロージャンパー
 t:周辺環境 = 浅草の雷門
 t:評価 = 全能力18
 t:特殊 = {
  *モシン・イブラヒムのACEカテゴリ = ,,,逗留ACE。
  *モシン・イブラヒムのみなし職業 = ,,,{<世界忍者>,<特殊部隊員>,<追跡者>}。
  *モシン・イブラヒムの器用補正 = ,,条件発動,器用、自動成功。
 }
 t:→次のアイドレス = 世界忍者(職業),稲妻の指(絶技),ガンパレードマーチ(絶技),千ちゃん(ACE)

HQ継承

 ※食糧供与HQ認定の継承(第1世代)により、全能力+1される
 ※食糧倉庫HQ認定の継承(第3世代)により、全能力+1される
 ※以上のHQ補正により、全能力+2される。


使用可能な特殊

  • 世界忍者の夜間戦闘行為補正 = 夜間戦闘行為,,条件発動,(夜間戦闘での)全判定、評価+2、燃料-2万t。
  • 世界忍者の白兵距離戦闘行為補正 = 白兵距離戦闘行為,,条件発動,(白兵距離での){攻撃,防御,移動}、評価+2、燃料-2万t。
  • 世界忍者の侵入行為補正 = 侵入行為,,条件発動,侵入、評価+3。
  • 世界忍者の施設破壊行為 = 施設破壊行為,歩兵,条件発動,なし。施設の効果を無視することができる

  • 特殊部隊員の白兵距離戦闘行為補正 = 白兵距離戦闘行為,,条件発動,(白兵距離での){攻撃,防御,移動}、評価+1。
  • 特殊部隊員の近距離戦闘行為補正 = 近距離戦闘行為,,条件発動,(射撃戦として近距離での){攻撃,防御,移動}、評価+1。
  • 特殊部隊員の中距離戦闘行為補正 = 中距離戦闘行為,,条件発動,(射撃戦として中距離での){攻撃,防御,移動}、評価+1。


  • 追跡者の白兵距離戦闘行為補正 = 白兵距離戦闘行為,,条件発動,(白兵距離での)攻撃、評価+3。
  • 追跡者の近距離戦闘行為補正 = 近距離戦闘行為,,条件発動,(射撃戦として近距離での)攻撃、評価+3、燃料-1万t。
  • 追跡者の中距離戦闘行為補正 = 中距離戦闘行為,,条件発動,(射撃戦として中距離での)攻撃、評価+3、燃料-1万t。
  • 追跡者の追跡行為補正 = 追跡行為,,条件発動,追跡、自動成功。
  • 追跡者の隠蔽看破補正 = ,,条件発動,(隠蔽を見破る場合の)全判定、評価+4。
  • 追跡者の特殊能力 = ,,任意発動,対象の1部隊の移動を阻止できるが、相手の20%以上の頭数を持っていなければならない。この能力は相手の移動時に発動できる。

  • モシン・イブラヒムの器用補正 = ,,条件発動,器用、自動成功。

設定


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 それは、ほんのちょっといつもと違う非日常の行為のはずで、あんな大事になるとは思いもしない出来事だった。自分の勤め先から定時退社して、浅草の駅前に向けて歩いているときふと遠回りするかと思い立ち脇道へそれた、それだけの事のはずだった。やがて雷門が見えてくる。大分遅い時間になってきたというのに、周辺は観光客でごった返していたが、日本人の中では長身の自分は頭一つ飛び抜けていて周囲を見回す事ができた。前の会社の時から愛用していた黄色のジャンパーは、人混みで良く目立ったが、着慣れた服を手放すのは惜しかったので愛用していた。
 日本人ではなく、浅黒い肌のアラビア系の顔立ちの自分は、眼鏡を直しながら周囲の国外からの観光客をみて、この国に着たばかりの頃を思い出していた。

  門の中にある仁王像をバックに写真撮影したいからと、頼まれてシャッターを押してやる。
 「はい、笑って!」
相手の笑顔にさせるのはこちらも笑ってやること、こちらも笑顔で白い歯を見せて緊張をほぐしてやる。
 フラッシュが焚かれ、カメラには彼らの姿が記録されただろう。

お礼を言われ、別れたあと駅に向かって歩き出す。風情のある門前町から、急に駅前のコンクリートジャングルが見えてくる。
近づく中で、ふと、人の声が遠ざかり、目まいがしたかと思い、慌てて目をつぶり深呼吸する。
ここのところ働き過ぎかもしれない。

深呼吸をして目を開けたとき、あっけにとられていた。
回りにビルはなく、視界に入るのは緑緑緑。東京砂漠などと言われたコンクリートとアスファルトの町並みはどこにもなかった。

立ち止まっていても仕方ないと、歩き出してすぐに、人の姿を見つける事ができた。
褐色の肌に、上半身裸の布地の少ない服、金色に輝く髪に、動いている猫耳。
動いている猫耳をもった少年である。
自分の知っている現実からいきなり突き落とされて、頭痛がしそうだった。

「すみません、ここは?」
「ここはにゃんにゃん共和国リワマヒ国、アサクサの森ですよ」
「にゃ、にゃんにゃん……」

気が遠くなりそうだった。にゃんにゃん共和国といえば、確か上司が何かやっていたのを思い出す。私までこんな事に巻き込んだのか。
怨嗟の声を上げるか上げないかと言うところで、目の前の少年が心配そうに声をかける。
「大丈夫ですか?」
「あ、ああ。」
顔を上げると先ほどの少年が心配そうに自分の事をのぞき込んでいた。彼は私の返事にほっとした顔をして、笑顔を浮かべると。
「良かった。新しいお客さんですね。うれしいなぁ、今日はお客さんが一杯だ」
帰る方法を尋ねたかったのが、それを遮られてしまう。
「さ、もうじき宴の時間ですよ、一緒にいきましょう!」
自分の手を引く、小さな手の温かさを感じながら彼は引っ張られていったのである。
 こんな事に巻き込んだ変わりに、しばらくバカンスをしても文句はいわれまい、と思ったのである。




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