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離共鉄道(リワマヒ国線)

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riwamahi

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離共鉄道(リワマヒ国線)


L:共和国環状線 = {
 t:名称 = 共和国環状線(施設)
 t:要点 = ニャンニャンマーク,ライナー,駅
 t:周辺環境 = 共和国
 t:評価 = 装甲10
 t:特殊 = {
  *共和国環状線の施設カテゴリ = 国家施設として扱う。
  *共和国環状線の位置づけ = 輸送施設として扱う。
  *共和国環状線の特殊 = にゃんにゃん共和国に所属する各国は、
毎ターン輸送フェイズに合計で最大100万tまでの輸送を、同じ
共和国の他の国へ行うことが出来る。輸送対象は合計100万tの
範囲であれば複数の国を対象に出来る。なお、兵器類の輸送は出来ない。
  *共和国環状線に参加する国は税収が+5%する。
 }
 t:→次のアイドレス = 共和国軌道エスカレータ(施設),
政府特別列車(施設),共和国鉄道警備隊(組織),
共和国鉄道警備娘(ACE)
}

34:リワマヒ国:共和国環状線:
http://spiritofsamurai.hp.infoseek.co.jp/han/i_dress/i_dress_obsidian_ko.shtml
ターン12聯合国(キノウツン藩国 レンジャー連邦 芥辺境藩国
 無名騎士藩国 フィーブル藩国 玄霧藩国 羅幻王国
 ナニワアームズ商藩国)に向かうリワマヒ国側国境までの鉄道
路線を有する。
駅は地下構造となっており、商業施設・駅運営中枢・空調等が
地下に収められている。
駅ビルも併設され、テナント式に出店されている。

L:駅ビル(リワマヒ) = {
 t:名称 = 駅ビル(リワマヒ)(施設)
 t:要点 = 猫,駅ビル,ハブ
 t:周辺環境 = 共和国環状線
 t:評価 = なし
 t:特殊 = {
  *駅ビルの施設カテゴリ = 国家施設として扱う。
  *駅ビルの位置づけ = 輸送施設として扱う。
  *駅ビルの特殊 = 共和国環状線に参加することを示す。
  *駅ビルの特殊2 = 交通量が激増する。
 }
 t:→次のアイドレス = 大規模開発(イベント),自然破壊(強制イベント)
}

○離共鉄道とは
離共鉄道はリワマヒ国と聯合諸国国境とを結ぶ共和国環状線の一部である。
リワマヒ国の国有鉄道でありリワマヒ国により建設、運用されている。なおリワマヒ国領内において鉄道路線上はリワマヒ国領土であり、運行上の安全においてはリワマヒ国軍が統括している。

ターン11にて流入した新国民を対象にした公共事業として、および帰国を望む逗留者の帰還事業として建設は開始され、イベント124における資金援助を受けながら工事が進められた。
敷設された路線は帰還民を乗せる客車を走らせ、帰還事業が落ち着いた後は聯合諸国へと食糧を運ぶ貨車を運用することが予定されている。
このページでは離共鉄道とそのハブステーションであるシンバシ駅について解説する。

(離共鉄道・リワマヒ国シンバシ駅外観 和子さん画)


利用可能な路線

ターン12聯合国(キノウツン藩国 レンジャー連邦 芥辺境藩国 無名騎士藩国 フィーブル藩国 玄霧藩国 羅幻王国 ナニワアームズ商藩国)に向かうリワマヒ国側国境までの鉄道路線を有する。
また、この路線は共和国環状線の一部となっており、akiharu国主導による共和国環状線標準規格(akiharu規格)に準拠した列車について、相互乗り入れが可能である。


鉄道敷設と列車建造


鉄道敷設

鉄道は共和国標準軌が採用され、藩国中枢をとりかこみ、また縦横に横切る形で敷設された。
多くの敷設予定地は農地であったため、国境までの用地買収は滞りなく進んだが、すでに多くの国民が居住している都市部においては
長城を利用する形で敷設が行われた。

○都市部における長城の利用について
そもそも一大食料生産地であるリワマヒ国国内外においては民間規模での食糧流通が盛んに行われており、これらは国内を縦横する古代遺跡である“長城”が用いられていた。

これについては冬季の豪雪と春季リワマヒ川でおこる大氾濫とに象徴される、リワマヒ国特有の厳しい気候条件が関係している。
リワマヒ国は古来(アプローの涙時代)より冬季は豪雪に囲まれる厳冬の国であり、これが一転して南国の国家となった関係で
リワマヒ国を縦横するリワマヒ川は春期に必ず氾濫することとなった。
これにより豊富な栄養分を含んだ土を得ることでリワマヒ国は豊かな植物相と食糧生産に向いた土地を容易に得ることができているが、一方これは鉄道敷設にとって豪雪、増水とそれがもたらす軟弱な土地という悪条件にしかならなかった。

これら問題を解決する上で、都市部において長城に鉄道を敷設するアイデアは当初から検討されていたが、走行中に強風の影響を受けやすいことから難色が示されていた。
しかしながら、長城はその全てがリワマヒ国の国有施設である。そのため、長城を利用すれば、本来であれば鉄道開通費用の九割を占めるはずの用地買収の必要がまったくなかった。
幸いにしてターン11にて広がった新しい版図でも長城は縦横にリワマヒ国を走っており、これらの点が、主に資金面に苦しむ鉄道敷設関係者より高く評価され、風対策については車両形状にて対応することとし、アイデアはそのまま採用となった。

○農地における敷設
なお、平地の鉄道においては気候変化に対応するため深く基礎を固め、河川の氾濫にある程度耐えうる堤を築いて対応した。
リワマヒ川の氾濫するシーズンにおいては、緩やかに水をたたえる湿原の中を進む列車の姿を見ることができるだろう。

(農地を貫く線路。線路周りの水をさえぎる壁が見て取れる 和子さん画)

車両について

車両においては電気機関車による動力集中方式が採用され、プッシュプル方式によって柔軟な運用を可能とした。
電気機関車への給電方式は共和国環状線規格に準拠する形として架空電車線方式が採用されている。

長城に鉄道を敷設する際に検討された強風の影響に関しては、申し訳程度の防風柵を路線際に置くことと、国内向け車両の設計時に空力的に特に安定した形をとるよう設計されることで解決が図られている。この列車は、共和国環状線構築に尽力されたakiharu国摂政の功労を後世に伝えるべく完成第一号車に付けられた名前から、「幹線444号」と呼ばれている。
幹線444号の空力的横風安定性に関しては、芥辺境藩国をはじめとする聯合諸国からもたらされた航空機技術が用いられ、結果的にリワマヒ国の環状線列車は曲面を多用した優美なシルエットを得ることとなった。国民からは愛称を「未来列車444」として親しまれている。

(設計時描かれたアイデアスケッチより。絵に初挑戦…… 室賀兼一画)


シンバシ駅

シンバシ駅は、リワマヒ国銀の街エリアに存在する共和国環状線の駅。駅番号はN34。電報略号はリワ。

その多くが農地の中にある無人駅である離共鉄道におけるターミナルステーションが、シンバシ駅である。
シンバシ駅は今や6路線もの線路が引かれた長城を丸ごとくりぬき、近代的な外装を施して建造された最新の駅舎である。
駅正面には国家スローガンの描かれたポスターが大きく貼られ、通る人々をゆるやかに鼓舞している。

概要

リワマヒ国の玄関口というべきターミナル機能をもった駅で、これまでリンクゲートによる小規模陸送を中心とした国家交流から、鉄道による大規模輸送による人材・技術・物資輸送における国家計画の要となるよう、設計された。

○利用可能な路線
 共和国環状線の内、旅客鉄道・貨物鉄道の両方の利用が可能

○駅としての位置づけ
 ハブ機能を持った旅客・貨物両用型の駅

○将来の計画
路線や発着本数の増加を目指した、プラットフォームの増築計画、貨物線の独立、駅舎の規模増加、及び駅ビルの整備と、周辺環境とあわせた商業地区開発計画などが計画されている。

駅構造

シンバシ駅は地上と地下に構造体を持つ施設である。

○地上部
橋梁構造型のプラットホーム及び駅舎部分であり、旅客部門として運営される。リワマヒ国を縦横に貫く古代遺跡“長城”の内部構造をくりぬいて構築されており、その橋梁型をとった形状は、リワマヒ国冬期の豪雪・春期の河川氾濫などによる増水対策として成り立っている。
発着対応の為、3面6線対応のプラットホームが現時点では用意されているが、基礎構造体となった長城には余裕となるスペースを有しており、順次拡張することができる。

○地下部
地下三層よりなり、食品街、小型冷蔵倉庫などの商業施設よりなる第一層、営業区の指令センター及び駅運営における主機能がおかれた第二層、空調設備が置かれた第三層がある。

○その他特徴
施設として通常の駅以外の特別な施設として入国管理所がある。改札に危険物探知機が用意されており特にこれに引っかかった場合に駅勤務の警備兵が拘束し、
入国管理所にて所持品の検査や身分照会などを行い、鉄道運行の安全を確保している。

駅弁・飲酒・喫煙

○駅弁(駅売り弁当)
離共鉄道で販売されている駅売り弁当は以下の通り。

牛肉のしぐれ煮弁当(12にゃんにゃん)
<20食限定> 海鮮ばらちらし弁当(10にゃんにゃん)
炎の弁当(10にゃんにゃん)
宮廷弁当(8にゃんにゃん)
お祝い弁当(8にゃんにゃん)
戒律弁当(8にゃんにゃん 食事規定に基づく安全なお弁当です)
未来列車444弁当(7にゃんにゃん)
バッドさんのコロッケ弁当(6にゃんにゃん)
羊肉のしょうが焼弁当(6にゃんにゃん)

これら駅弁は調製から購入・消費までにタイムラグがあるため、食中毒の防止などを目的として、製造から4時間以内で売り切らねばならないなど、調製方法にさまざまな厳しい要求がなされている。

飲料については駅構内の売店で購入できる。
紅茶・緑茶・コーヒー(ともに2にゃんにゃん)

○喫煙と飲酒について
離共鉄道の客車内は全席禁酒禁煙となっており、たばこ、酒類の販売はされていない。
飲料類については食堂車・ラウンジカーで得ることができ、特にラウンジカー内においては喫煙、飲酒が特例として認められている。

夢空間と名付けられたこのラウンジカーには、バーカウンター、アップライトピアノが置かれ、保安要員も兼ねたバーテンダーが揺れる車内でグラスを磨いている。

このほかファミリー向けとしてキノウツン藩国からの協力を元に運営されている食堂車が接続される場合がある。
これらの連結されている列車には予約などでの人気が高い。



利用状況

主な旅客運行時間は6:00~23:00をコアタイムとしている。
このうち、通勤などに利用されるのは7:00~8:30、17:00~19:00 前後が多い。

貨物線

 シンバシ駅は離共鉄道の旅客目的とした駅であり、輸出入などの為の貨物ターミナルとして、シオドメ引き込み線を作成し、こちらを貨物用ステーションとしている。
 低速の貨物列車が共和国共通線を通れる時間は、旅客運用の終了した深夜になる為、通常は夜間での発着を中心とした駅であり、眠らない駅とも呼ばれる。輸送物資の中には軍事物資が含まれる事もあり、通常の駅とは違いリワマヒ国軍の行政士官と補給による直轄管理がなされている。
 車両基地も兼ね、利用されているのは共和国共通仕様コンテナを3個まで搭載出来る貨車や、I=Dなどを搭載できるトレーラー仕様の車両、鉱石関連用の貨車、燃料輸送用のタンク車などが配車用の小型ディーゼル機関車に引かれていく姿を見ることが出来る


商業ビルとしてのシンバシ駅

 1Fエントランス部分が駅部分と連結しており、エレベーター・エスカレーター・階段により2F上に上がる事で商業ビルとして利用することができる。 
○施設
リワマヒの通常の木造型建物とは違い、西国人国家に多い近代建築様式による鉄筋コンクリート造8F建ての建物である。
○テナント
内部は、フロアを小分けにしたテナント式の出店がなされている。
またフロアごとにジャンルを分けを行っている。
RF:屋上緑化公園
8F:レストランフロア
7F:レストランフロア
6F:書籍・画材
5F:メンズフロア
4F:レディースフロア
3F:レディースフロア
2F:レディースフロア・カフェ
1F:駅連絡口、カフェ、旅行代理店
BF:食品街

鉄道敷設と運用に関する物語(作:さやさんさん)


「申し訳ないがココでの仕事はあと4日ほどで終わりだ。それで次の仕事だが、新しい公共事業があるらしいからそこに紹介文を書いておく。
……いや、そう悪くはならんさ、まじめに働いていてくれたからな。よろしく書いておくよ」

先だっての情勢不安により発生した大勢の難民をできる限り受け入れる姿勢をとったリワマヒでは、難民の自立支援の一環っとして多くの公共事業が行われていた。
ここ王立有明コロシアム建設もその1つで、まだ決まった定職を持たない難民が多く働いている。
しかし工事も順調に進み完成も間近になればまた別の仕事を探さないといけない。

「困ったな。次がすぐに見つかればいいんだが」
「親方も手を回してくれているようだし大丈夫だろう」
「しかし、大きい建設関係の仕事はもう少ないんじゃないか」
三人の男はシュンとヒロとリツ。同郷で幼馴染の三人もリワマヒに逃れた難民である。

三人は不安を口にしても仕方がないと黙って歩き始める。
しかし黙っていても考えることは三人同じ。故郷のことである。
情勢も安定を見せ始め、国に帰る者も多いと言う。
しかし帰るには特便の航空チケットが必要で、結構な大金が必要だった。

「!……シュン、ヒロ。先に帰っていてくれないか」
立ち止まったリツの目線の先には一人の娘が立っていた。
名前をチドリと言い、難民職業支援センターで働いているリワマヒ国の娘である。
シュンとヒロは目を合わせると笑って言った。
「ああ、構わないとも」
「邪魔者すぐに退散するさ」
シュンとヒロはリツとチドリが睦ましげに寄り添っているのを見届けると先に家に帰った。

家に着き早々と扉を開けようとするヒロを制し、シュンは郵便受けを指さす。
「あれは、国の紋章が入っている!?」
それは母国の政府のからで、封筒の中身は驚くべきものであった。国が帰国支援を行い三人分の航空チケットが入っていたのである。
願っても無いことだが問題があった。
「リツはチドリと帰りたいだろう」
シュン、ヒロ、リツ、チドリ。チケットは三人分。
「いや、難しいことはない」
シュンとヒロは自分の考えを言い合ったが、それは同じものだった。
3枚のチケットのうち1枚をちぎって捨てると、2枚を封筒に戻す。

しばらくするとリツがチドリを連れて帰って来た。
リツとチドリの仲の良い様子を見ればシュンとヒロは自分たちの判断が本当に良いものだと思えた。
「待っていたんだ。国から封筒が届いていた。帰国支援の航空チケットが入っている。しかし国の財政はまだ厳しいらしい、チケットは2枚しか入っていなかった」
「どうか、リツとチドリで使ってくれないか?今話し合っていたんだが、俺たちはリワマヒで暮らす算段がつきそうだし」
「なにより、リワマヒの食べ物は美味しいからな」
シュンとヒロは「特にあの店のコロッケは絶品だった」などど笑って話した。
リツとチドリは顔を見合うと一瞬キョトンとした顔になり、すぐに可笑しそうに笑った。
「それは残念だな “四人”一緒に国に行けると思ったのに」


今四人は共和国環状線リワマヒ国シンバシ駅を出るところである。
あの後リツとチドリはことを説明した。親方が紹介文を出し、チドリが持ってきた仕事は、テラ領域共和国で新しく計画されていた共和国全体を繋げる鉄道建設計画の工事の仕事で、これが完成すれは航空路よりはるかに安価に国に帰れるというものだった。
それがあれば当面の仕事には困らず、もちろん航空チケットがなくても簡単に帰国できるのである。
説明を聞いたシュンとヒロは恥ずかしそうにちぎったチケットを出し、自分たちの嘘を明かした。

長城の上を電車は走り出し、眼下には萌える緑と、年中花を切らすことのないひゅーがあおいが至る所に咲いている。
今はリワマヒを離れる四人だが、またここに帰ってくることもあるだろう。

この鉄道ある限り。

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