宰相府アイドレス緊急コンペティション 高機動箒部門
人騎兵用飛行箒「ストローコート」
(絵はありません)
概要
人騎兵サイズの、全身で着るように装着する箒。素人目には日本古来より伝わる蓑の超巨大版に見える。
全身を拘束せず、空を自在に飛びながらも両手が自由に動くことにより戦闘行為、詠唱行為を可能にする。
全身を拘束せず、空を自在に飛びながらも両手が自由に動くことにより戦闘行為、詠唱行為を可能にする。
起源
そもそもの発生は安産を祈願する祭におけるよりしろとして作られた、巨大な箒である。
高機動箒の無事な開発のために奉納された実験用飛行箒とともにお炊き上げされる予定であったが、
お炊き上げの際、実験用飛行箒に残っていた魔法力が収束、暴発した。
火の中から現れた巨大箒には飛行能力が付与されており、大空へ飛び立とうとする箒を
解体作業に従事するI=D、人騎兵が数機がかりで抑えるという難事ののち、巨大箒は解体された。
高機動箒の無事な開発のために奉納された実験用飛行箒とともにお炊き上げされる予定であったが、
お炊き上げの際、実験用飛行箒に残っていた魔法力が収束、暴発した。
火の中から現れた巨大箒には飛行能力が付与されており、大空へ飛び立とうとする箒を
解体作業に従事するI=D、人騎兵が数機がかりで抑えるという難事ののち、巨大箒は解体された。
このとき解体された箒材を研究者が原因究明のため調査したところ、
わずかな魔法力を通すことで、箒材に浸透した魔法力が共鳴し、
それまで研究段階であった人用高機動箒の数千倍の出力が生み出されることが判明した。
わずかな魔法力を通すことで、箒材に浸透した魔法力が共鳴し、
それまで研究段階であった人用高機動箒の数千倍の出力が生み出されることが判明した。
「ストローコート」の完成
人騎兵用飛行箒「ストローコート」は、このとき発見された魔法力浸透箒材「マジカルホウキギ」を用いて
作成された着用型戦闘用飛行箒である。
一見して日本古来より伝わる蓑(みの)のようにも見えるが、
胸部から腹部にかけて奇妙に伸縮する曲がった柄が通っており、箒であることが伺える。
作成された着用型戦闘用飛行箒である。
一見して日本古来より伝わる蓑(みの)のようにも見えるが、
胸部から腹部にかけて奇妙に伸縮する曲がった柄が通っており、箒であることが伺える。
箒のブラシ部(蓑部)がやはり奇妙に伸縮し、人騎兵の表面にまとわりつくことで固定される。
人騎兵は柄の極端に短い箒に包み込まれたような形になる。
袖がついており、飛行中も戦闘行動、詠唱行動の妨げにならない。
人騎兵は柄の極端に短い箒に包み込まれたような形になる。
袖がついており、飛行中も戦闘行動、詠唱行動の妨げにならない。
必要パイロットの数
箒の制御は人騎兵を通じて人騎兵乗りの意思によって行われる。
なぜ、意思が通じてしまうのかはまったくの不明であるが、製造過程においてコンタミネーションした
魔法力の暴走によるものという意見が支配的である。
人騎兵との合体中、テストに参加した人騎兵乗りからは
「耳鳴りと共に何らかの歌声のようなものを聞いた」との証言があり、
無意識下において魔力的なつながりが人騎兵乗りと箒との間に構築されているものと考えられている。
なぜ、意思が通じてしまうのかはまったくの不明であるが、製造過程においてコンタミネーションした
魔法力の暴走によるものという意見が支配的である。
人騎兵との合体中、テストに参加した人騎兵乗りからは
「耳鳴りと共に何らかの歌声のようなものを聞いた」との証言があり、
無意識下において魔力的なつながりが人騎兵乗りと箒との間に構築されているものと考えられている。
運用コスト
動力については元となった高機動箒と同じく魔法力によるものである。
飛行時に何らかのトラブルが発生した場合に備え、箒の背には巨大なパラシュートが搭載された。
飛行時に何らかのトラブルが発生した場合に備え、箒の背には巨大なパラシュートが搭載された。
製造/整備コスト
魔法が飛行箒に偶然にコンタミネーションして発生した魔法力浸透枝「マジカルホウキギ」を、
箒の繊維質内に編みこむことで構成されている。この魔法力浸透体は微量の魔力光を発し、
この微量な光は飛行時に輝く燐粉のように軌跡を残した。
これらはあくまで偶然の産物であり、生成には魔法が必要であることから、量産化には困難が伴った。
現在は最初期に得られた魔法力浸透枝の残り材を効率よく使うことで製造・整備に対応しているものの、
いずれ枯渇する材料を基にしていることから、これらコストの抜本的な改善は難しいとされた。
箒の繊維質内に編みこむことで構成されている。この魔法力浸透体は微量の魔力光を発し、
この微量な光は飛行時に輝く燐粉のように軌跡を残した。
これらはあくまで偶然の産物であり、生成には魔法が必要であることから、量産化には困難が伴った。
現在は最初期に得られた魔法力浸透枝の残り材を効率よく使うことで製造・整備に対応しているものの、
いずれ枯渇する材料を基にしていることから、これらコストの抜本的な改善は難しいとされた。
整備難易度
動作原理に未解明の部分が多く、整備は不可能ではないかと思われたが、
巨大な蓑としての補修を施すことである程度の性能は維持されている。
巨大な蓑としての補修を施すことである程度の性能は維持されている。
技術レベル
生成過程において不明点が多いが、おそらく魔法の力を借りているものと思われる。
要点と周辺環境
L: 高機動箒の開発 = {
t:名称 = 高機動箒の開発(イベント)
t:要点 = 妙な伸縮(誤植ではない),曲がった,箒
t:周辺環境 = 空
t:名称 = 高機動箒の開発(イベント)
t:要点 = 妙な伸縮(誤植ではない),曲がった,箒
t:周辺環境 = 空
(設定文:34-00678-01:室賀兼一:リワマヒ国)