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きゃりっじ早期警戒管制型

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E-34A「きゃりっじ早期警戒管制型」(carriage AWACS)


 E-34Aきゃりっじ早期警戒管制型(以後きゃりっじAWACS)は、C-34きゃりっじからの改修機の一例である。
 施設攻撃に弱い地上の防空レーダーの弱点を補う事ができ、強力なレーダーと、高度を上げる事で有効にレーダー視程を広げる事が出来る航空機の特性を生かし、広域スキャンと迎撃を行う友軍機への管制誘導能力を持たせる為に芥辺境藩国とレンジャー連邦の技術協力を得て改造された。



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データ



L:E-34A きゃりっじAWACS = {
 t:名称 = きゃりっじAWACS(乗り物)
 t:要点 = 大空,きゃりっじ長胴型,ロートドーム
 t:周辺環境 = 航空優勢
 t:評価 = 装甲2
 t:特殊 = {
  *きゃりっじAWACSの乗り物カテゴリ = 航空機として扱う。
  *1ターンに指定した空域エリア{テラ領域上空など}まで1航路の往復移動が出来る。この航路は変更できない。 
  *2名のパイロット、1名のコパイロットを必要とする。
  *10人機までのオペレート行為が可能な部隊を輸送できる。
  *きゃりっじAWACSは、きゃりっじAWACSが存在する空域エリアに侵入した敵{航空機,I=D,宇宙機}に対し敵の陣容を戦闘前に知ることが出来る。
  *きゃりっじAWACSは芥辺境藩国航空基地の支援下にあるとき、お互いの特殊を使える。
  *きゃりっじAWACSは芥辺境藩国航空基地の支援下にあるとき、きゃりっじAWACSが輸送する部隊はARは+3される。
  *きゃりっじAWACSはレンジャー連邦バッジシステムの支援下にあるとき、きゃりっじAWACSが輸送する部隊はオペレート行為に+10される。
  *きゃりっじAWACSは芥辺境藩国航空基地の支援下にあるとき、きゃりっじAWACSに編成済みのオペレーター部隊を追加配置できる。 
  *「きゃりっじ」の人機数 = 10人機として扱う。
  *燃料7万tと資源1万tと資金3億を使用する。(輸送前本国で事前に消費)
 }
 t:→次のアイドレス = ひだまりパイロット(職業),無名騎士藩国宇宙開発センターとのリンク(技術),エアフォースにゃんの開発(イベント),オペレーター(職業)







<スペック>
全長:25.70m
全幅:28.80m
全高:10.57m (レーダードーム含まず)
機体重量(自重):20.7t
最大積載量:6.5t
最小乗員:4名(パイロット2名コパイロット1名 + レーダー担当官1~10名(交代要員を含む)
動力:リワマヒ工廠製 ターボプロップエンジン RP2D-8002(4700馬力)×2
最小離陸滑走距離:580m




機体の改装点

胴体の延長

元となったきゃりっじから胴体を延長している。
理由はドーム搭載に際しての機体構造の強化、ドーム重量による重心の移動のバランス取り、対空時間向上の為の燃料の搭載量増加、電磁波シールドによるキャビン容量が減ることへの対策、電子機器の搭載スペースなど、既存の機体の搭載容量では不足が出た為の措置である。

完全与圧キャビン化

機体の外周周りに搭載レーダー用の電磁シールドを施すため窓を潰す為、
内部は完全与圧タイプのキャビンに変更され、簡易施設だったトイレ、電熱器などの住居装備もグレードアップされた。
また後部ハッチなども取り外され、乗り込みは機体左側面の扉から行う。
わりとどうでも良いことだが、これにより防音性能が向上した。

エンジンの交換

従来のターボプロップ型のエンジンから、大容量を使うレーダーと電子機器の消費をまかなえるように発電機能力を大幅に向上した改修型エンジンに交換された。

レーダードームの搭載

外見上、一番の変更点がこれ。直径8mの回転円盤を背負う形になった。


FAR2/ARD-1レーダーシステム

きゃりっじAWACSのレーダーシステムは方位・距離・高度を測定できる3次元レーダーであり、速度も計測可能なパルス・ドップラー・レーダーが採用された。

また、海に面し、さらに国土を広大な密林が覆うリワマヒ国では、テスト段階ですでに大量のクラッターに悩まされる結果となったため、設定を自由に変更できるマルチ・モード・レーダーとなった。なお、電波吸収体への対策として、広周波数帯を使用することができる。高度30,000ftにおける探知距離は同高度目標に対して約800km、低高度の目標に対してはおよそ400kmである。

実のところ、これほどの高性能でレーダーシステムを開発する技術はリワマヒ国単体では持ち合わせてはいなかった。藩王・室賀兼一及び摂政・東恭一郎はこの事を十分に把握しており、開発が行き詰まりそうな最中に開かれた藩王会議において、航空機ノウハウを持つレンジャー連邦と芥辺境藩国へと技術提供と共同開発を依頼している。

両国ともにこれを快諾、きゃりっじAWACSは共和国航空機運用のノウハウを結集して開発されることとなったのである。特にレーダー装置については芥辺境藩国の宇宙機である蒼天、及び同・晴型に搭載されたレーダー技術が惜しげもなく供与され、本レーダーの礎となった。


ロートドーム


警戒監視中は毎分6回転、電波放射時以外は毎分1/4回転(オイル循環のため)の速度で回転する。パルス・ドップラー・レーダー用とIFF用のアンテナに加えてGPS用とCEC(Cooperative Engagement Capability:共同交戦能力)用のアンテナが収められている。

アンテナはフェイズド・アレイ・レーダー(パッシブ式)を採用。機体の傾きなどに対応でき、かつアクティブ式ほど高度な技術がいらないため、コストを少しでも下げようという努力である。反面、ロートドームは大きなものとなった。

ロートドームの肥大化に伴い、外皮を複合素材で作成することで重量の軽減が図られている。同時に、従来のきゃりっじにおける離着陸距離が短く航続距離が長い、という利点を損なわぬようドーム自体の角度を調整できる機構を採用した。これにより揚力を発生させドームに対する空気抵抗の相殺が可能となっている。


マルチスタティック・レーダー

本機は、マルチスタティック・レーダーを用いて索敵・哨戒を行うことを念頭に設計された。これはレーダー波の送信と受信を複数の地点に分けるもので、レーダー波を送信元へ反射しないレーダー断面積の小さいステルス機への対抗手段として用いられている。

芥辺境空港航空基地やリワマヒ国際空港等複数個所に設置された防空レーダー、あるいは別のきゃりっじAWACSからのレーダー波を、哨戒任務中の本機がキャッチすることでステルス機を補足する。この情報はリアルタイムに処理・通信され共有される。

また、不慮の事態により地上施設が機能を失った場合にはきゃりっじAWACSが臨時の管制施設として機能することもできる。複数の本機を同時運用することにより、まさに電子の網の目が上空に張り巡らされることとなるのである。

この方法には送信側・受信側での高度な同期が必要となる。そのため、本機は原子時計などの電子機器を充実したものとしなければならなかった。にも関わらず、本機のコストが早期警戒誘導機としては格別に抑えられているのは、元来のコストが割安なきゃりっじをベースに採用したことが大きな要因となっている。


ロートドーム内以外のアンテナ

機首レドーム内には共同交戦処理装置(CEP)用の通信アンテナが収納されている。また、胴体上部にはUHF・VHF通信用のアンテナが内蔵され、両主翼端内部にはHF通信用アンテナが配置された。

機体内部の装備

 内部にはレーダーから得た情報を解析し、必要時にオペレートを行えるように大量の情報機器が積み込まれており、それら操作のためのオペレーター部隊も搭乗可能である。きゃりっじAWACSの運用体制には芥辺境藩国の空港航空基地、レンジャー連邦のバッジシステムとの連携も組み込まれており、有事の際には互いに協力して敵機に対応する航空部隊を誘導できるようになっている。

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共同交戦処理装置(CEP)及びデータ配信装置(DDS)


CEPとDDSはリワマヒでの開発が難航したものの1つであった。早々にリワマヒ国は自国単体での開発を断念、レンジャー連邦により開発を行うこととなる。情報戦可能アイドレスを所有する彼らの技術は、これらの装置開発に遺憾なく発揮された。

さらに、レンジャー連邦蝶子藩王の提案によりバッジシステム開発において同国と協力関係にあるフィーブル藩国への協力が打診される。フィーブル藩国戯言屋摂政はこれを快く承認、フィーブル藩国が持つ共和国屈指の情報技術が投入されることとなった。

これにより、CEPの処理効率は飛躍的に向上し、DDSによる暗号化や対ジャミング対策はハッカーたちにより自分たちが破れないことを前提に開発・強化を行われることとなる。

また、情報共有の要となる通信については、レンジャー連邦並びにフィーブル藩国の技術を取り入れた上で芥辺境藩国との技術交換とフォーマット策定が行われた。これにより芥辺境空港航空基地とのデータ送受信におけるロスが激減し、強固な連携が可能となった。

CEP(Cooperative Engagement Processor:共同交戦処理装置)
CEPは各種センサーからの目標情報とセンサーの位置情報等を統合して、情報の精度を評価、目標に追尾番号を付与し、グリッド・ロックに変換、戦闘状況をリアルタイムで処理し、指揮・統制および兵器システムに情報を提供する。

DDS(Data Distribution System:データ配信装置)
DDSは高精度のセシウム時計を内蔵、100万分の1秒単位の通信サイクルで同期制御を行い、CEPからのデータを暗号化、ジャミングに強い拡散スペクトラム通信で相互の位置確認等の情報交換を行う。万一に通信が途絶した際には自動でネットワークの再構築も行う。

運用

きゃりっじAWACSは複数同時に運用され、通常時は芥辺境藩国の空港航空基地と連携しながら互いの位置を確認しあって互いに索敵範囲をカバーしあいながら広い範囲の警戒索敵を行う。搭乗員たちの間で時間割が作られて、警戒のみで敵機が発見されていないときには機体の搭乗員が交代しながら任務につき、敵発見時は全員で任務に臨む。

また、航空基地との連絡が途絶えた場合に連絡が途絶える直前までの互いの位置情報をもとにして死角となる空域が発生しないような飛行経路を導き出し、警戒任務を続行できるようにフライトプランも作成されている。

武装

きゃりっじAWACSはその役割が警戒か索敵であるため、攻撃のための武装は搭載していない。代わりに敵からの受けたときの対策としてチャフ・ディスペンサーを装備し、ECM機材を搭載している。


関係者の選抜と待遇

きゃりっじAWACSの運用はNW全体の国防にかかわる問題であるため、機体の能力だけでなくパイロットやオペレーターなどの乗員の情報、改装にかかわった作業者の情報も機密として厳重な管理のもと扱われている。また敵の諜報機関によるスパイなどの危険を排除するため関係者を選抜する際には身元調査などの厳しい選考審査が行われ、選抜後もある程度間をあけて不定期的に面接や調査が行われている。このような事情に加え、任務内容も過酷なため、搭乗者をはじめとする関係者の給料や福利厚生といった待遇は他の職業と比べてかなり優遇されている。



追記:




きゃりっじAWACSのセキュリティ

共和国の防空の要である、きゃりっじAWACSは、その任務の重要性からテロリズムやスパイ等の脅威に対する対策に万全を期している。以下はその一部である。

空港内の警戒

空港内の警戒レベルは、AWACSを運用するようになってから従来にもまして厳重になっている。警備・検査要員の増加、爆発物探知係の猫士の増加、移動式X線透過装置の導入などによって空港敷地内の検問は大幅に強化され、爆発物、危険物の持ち込みを水際で阻止している。
 また、非常時には政府からの指示に応じて警戒ラインを押し上げ、空港施設周辺へのテロリスト等の侵入を防ぐことになっている。

AWACS関連施設の場所、及び出入口などは不明とされており、地図上にも載っていない。関係者はすべて指紋が取られ、後述の三重バイオメトリクス認証+漢字サイン認証によってのみ当該施設に入ることができるようになっている。

持ち物検査や身体検査等は、AWACS関連の職員にも行われ、撮影機器や記録媒体等の持ち込み、または危険物の持ち込みがないように警戒している。

人員及び機材、またそれらに関する機密の流出に対する対策


◆運用における機密条項
国防上の理由から、運用航路及び各種施設利用状況については頻繁に更新され、またすべて秘匿情報とされている。また、これらの運用やセキュリティ更新にかかる資金についても、国防費の中でも他項目に紛れ込ませるなどの隠蔽がされている。

◆現役乗務員及び内部スタッフの機密管理

すでに述べたようにきゃりっじの開発及び運用関係者は厳密な審査が行うことで間諜の防止を行っている。この審査の項目には健康状態、家族情報、与信、犯罪歴、思想や信条、過去の経歴など多岐に渡り綿密に行われる。
 現役乗務員、内部スタッフの情報は特に重要な機密事項とされ、家族や恋人にすら自分がきゃりっじの開発・運用関係者であることを明かすことは許されていない。
 彼らは空港内のスタッフとしてのIDが発行されており、勤務記録を調べても別の部署で働いているように偽装が行われている。
 また搭乗情報なども秘匿されており、内部のスタッフ間でもきゃりっじにだれが乗っているのか、地上管制は誰なのか分からないようになっている。
 また、パイロットと地上管制官などのいる区画は分かれており、パイロット以外がパイロット区画に入ることや、その逆が起こることがないように配慮されている。

◆乗務員及び現場オペレーターの入れ替え

さらに乗務員及び現場のオペレーターは、かなり頻繁に人員の総入れ替えが行われる。これは、万が一乗務員や内部スタッフがテロリスト等に特定された場合、脅迫や誘拐、買収などを含むソーシャルハックが行われることへの対策である。
 また、乗務員やオペレーターは、機材やシステムなどについて最低限度のことしか教えられず、万が一、彼らの情報が流出してもダメージは少ないように考えられている。同時に、乗務員およびオペレーターが使用する機材についても不定期に更新が行われ、最新の状況が秘匿されている。
入れ替えが行われると、前任の乗務員やオペレーターは国営の空港関係などへと移動が行われ、民間への情報流出がないようにも気が配られている。

◆引退後の機密漏洩対策

機密漏洩対策は、その人員がきゃりっじの運用現場から引退した後も引き続き行われている。
 関係者はきゃりっじに関わる際、いくつか引退後の機密保持のための契約を交わしている。
 現場を退く場合、保持する機密が有効性を失うまでの期間、監視がつくこと。引退後も不定期に身元調査が行われること。引退後も不定期に面接のための出頭を行うこと。などの項目である。
 これらの項目は正しく実行され、機密の漏えいを防ぐことに一役買っている。

◆機材に対する対策

機材に関しては、きゃりっじ関係施設は虹彩、指紋・血管パターン、声紋の3重のバイオメトリックス認証と、漢字サインによる認証を設け、クローン人によるコピーなどでの立ち入りができないよう厳重に管理されている。また関係施設外に、機材が持ち出されることがないように各監視カメラ、機材にICタグなど取り付けるなどで警戒している。また開発、運用データ等も厳重に管理され、記録媒体はメモ帳やペンですら持ち込めないようになっている。

開発資本及び開発過程での機密流出防止について

開発及び運用に関する資金は、すべてリワマヒ国の国防予算から巧妙に隠蔽された状態で出ている。これは、民間委託することによる情報の流出を嫌ったためである。
開発・メンテナンスは藩国工廠で行われ、そこで働く技術者等も各藩国より信頼の置ける技術者を厳密に審査したうえで雇用している。開発中の部署は細かく分けられ、情報は出来る限り細分化され、一部情報が流出したとしても、それだけでは意味をなさないように配慮された。
全体の情報を知る技術者は出来る限り数を限定し、彼らの審査面接は特に力を入れて行われた。




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