リワマヒ国ver0.8@wiki

リワマヒ大用水

最終更新:

riwamahi

- view
管理者のみ編集可

部品構造


  • 大部品: リワマヒ大用水 RD:30 評価値:8
    • 大部品: 大規模灌漑用水路の敷設 RD:20 評価値:7
      • 部品: 用水の利用法
      • 部品: 取水地の選定
      • 部品: 開削工事用の資材と人材の手配
      • 部品: 建設にあたっての測量
      • 部品: 取水堰の設置
      • 部品: 幹水路
      • 部品: 用水路建設時の森林保護
      • 部品: 沼沢の干拓
      • 部品: 分流路
      • 部品: 用水路の終点
      • 部品: 用水路の水運利用
      • 部品: 通船堀
      • 部品: 伏せ越し
      • 部品: 懸渡井
      • 部品: 逆水樋
      • 部品: 悪水路の併設
      • 部品: 用水路の管理
      • 部品: 用水管理組合の設置
      • 部品: 遊水地の設置
      • 部品: 用水路周辺の緑地化
    • 大部品: リワマヒ国新規農地用灌漑計画 RD:10 評価値:5
      • 部品: 新たな農地開拓の必要性
      • 部品: 干拓地の選定
      • 部品: 用水路建設の必要性
      • 部品: リワマヒ大堰
      • 部品: リワマヒ・シノバズライン
      • 部品: シノバズ遊水公園
      • 部品: シノバズ悪水路
      • 部品: リワマヒ通船堀
      • 部品: 樹海の農地開発計画
      • 部品: リワマヒヘルシーロード



部品定義


部品: 用水の利用法

主な利用先としては農業用水としての田畑への水の供給であるが、都市用水や工業用水としての利用も考えられるため年間を通して需要が存在する。

部品: 取水地の選定

取水地は用水路の起点である。河川や湖沼のうち「年間を通して水深が安定している」「洪水の恐れがないもしくは洪水に耐えうる堤防を持つ」という条件を満たす場所に、取水用の堰を設けることとなる。

部品: 開削工事用の資材と人材の手配

用水路開削に必要な資材及び専門の技能を必要とする人材の手配は国が行う。それ以外の人材については国の公募によって選ばれた事業所が担うこととする。

部品: 建設にあたっての測量

測量においては水準測量により傾斜を測り、常に一定の勾配を正確に維持出来るようにすること。正確な測量が出来ていれば上流側と下流側から同時に測量することで測量にかかる期間を短縮出来る。

部品: 取水堰の設置

取水地に設ける堰は十分な送水が可能であることはもちろんだが、特に土砂の流入が無いように対策を施しておく。土砂の流入は流下能力の低下と湛水を招くためである。

部品: 幹水路

幹水路は用水路の主流となる部分である。可能な限り既存の田畑を避ける形で未開地を水路とすることが望ましく、また減水を防ぐためにその中から比較的地盤の固い場所を選ぶこととする。

部品: 用水路建設時の森林保護

用水路の建設にあたっては可能な限り森林の開拓は避けること。この際に森の切れ目や台地の縁を通すことで、斜面を堤防へと転用し築堤の手間は半分となる。またそうした場所の地盤は強固であり、これも水路の突固めなどの手間を省くこと繋がる。

部品: 沼沢の干拓

低湿地帯などに見られる大小無数の沼沢は貴重な水源であるが、同時に水害の原因にもなっている。幹水路の建設に際してはこれらを干拓し、水源を幹水路及びその分流路が担うことで流域内における治水も行う。

部品: 分流路

分流路は幹水路から分かれる形で作られる。幹水路の建設に伴う周辺の沼沢干拓後の水源となるべく、必要に応じて複数建設される。

部品: 用水路の終点

幹水路・分流路共にその終着地点は十分な面積を持つ河川や湖沼、もしくは海など常時多量の水が流れ込んでも問題の無い合流先が選ばれる。場合によっては新たに溜池の造成なども行うこととする。

部品: 用水路の水運利用

送水が目的の灌漑用水路ではあるが、船の通行には十分な幅があり川船輸送が可能。用水路内には荷上場が設置され荷物の積み下ろしを行う他、河川交通として人々の移動手段にも使われる。

部品: 通船堀

用水路は人工的に均されておりその勾配は一定である。そのため合流先として接続する河川や海などとの間に高低差が生まれることも珍しくない。こうした高低差は水運の障害となるため、通船堀と呼ばれる閘門式運河の設置によって補うことになる。

部品: 伏せ越し

用水路の建設時には合流先以外の河川と交差しなければいけないことがある。伏せ越しはこれを解決するために木や石の樋を地中に埋め、河川の高低差などを利用し逆サイフォンの原理で交差する川を跨いで水を送る仕組みである。

部品: 懸渡井

懸渡井とは水道橋の一種である。水路と河川の交差に際し伏せ越しを用いると水は送れるが水運には支障をきたす。そのため木や石などで造った樋を支柱で支え、交差する川を跨いで水を送る仕組みも別途必要とされた。また地盤が脆弱であったり流位を保てないなど伏せ越しが使えない場合にも用いられた。ただし構造上水害に弱くなってしまうため、交差する河川への放水設備も備える。

部品: 逆水樋

用水路の合流先となる河川や海でも洪水や海嘯などで水位が上昇し、用水路への逆流が発生する可能性がある。それを防ぐために用水路との合流地点に小規模な水門を設置する。

部品: 悪水路の併設

悪水とは用水の対立語であり、用水路によって田畑へと送られた水のうち農業排水として排出されたものを流すのが悪水路である。これは洪水時に用水路から溢れる水を逃がすためにも用いられる。都市・工業用水からの汚水には用いず、そちらは下水として処理する。

部品: 用水路の管理

用水路本体及びその構造物の管理・補修などは国が行う。取水堰をはじめとする水門や通水量の管理には専門の役人が置かれるため、一般国民はこれを自由に操作することができない。

部品: 用水管理組合の設置

用水路の補修などは国の管轄だが、それ以外に例えば用水路内に入り込んだゴミの掃除等も用水路を維持する上で行っていく必要性がある。これらは用水路を利用する人々らが参加する管理組合の手で行われる。

部品: 遊水地の設置

取水地・用水路の終点部・用水路と河川との交差部などでは洪水による被害が懸念される。このため該当エリアには、水害を防ぐために堤防で囲まれた空池を作ることとする。

部品: 用水路周辺の緑地化

平地における用水路の両側面には堤防を兼ねた緑地を設けること。これらは水害時の緩衝地帯となるだけでなく、平時には人々の憩いの場となる。

部品: 新たな農地開拓の必要性

リワマヒ国ではリワマヒ川の氾濫によってもたらされる肥沃な土地と、形成される沼沢を水源として利用し農耕を行ってきた。しかしながら毎年の氾濫は作れる作物の種類を、大小の沼沢は農地の面積を制限するものであり、食料生産拡大の妨げになっていた。北部の農地拡大のためには干拓・灌漑・治水を行う必要性があった。

部品: 干拓地の選定

リワマヒ川の氾濫によって生まれる沼沢の中には、既に水田や養殖場として利用されているものがある。用水路によってこれらに安定した水を供給しつつ、そうした利用をされていない・適さない沼沢を干拓して新たな農地とした。

部品: 用水路建設の必要性

干拓によって農地を拡大すること自体は容易であったが、問題はそれまでの沼沢の代替となる水源の確保であった。リワマヒ北部を流れるリワマヒ川は東へと大きく蛇行しており、そのままでは農業地帯の水源には遠すぎたのである。そこで新たに国内を南北へと縦断する用水路を建設する必要性が生じた。

部品: リワマヒ大堰

用水路の取水堰としてリワマヒ川を横断する形で設置された。複数の大型水門が並んでおり、全てを閉鎖することでリワマヒ川を堰き止めることも可能。用水路への水量調節の他、雪解け水による洪水の影響を緩和する役目も担う。

部品: リワマヒ・シノバズライン

用水路はリワマヒ川から取水し、タバタ農園へと水を供給してシノバズ沼と合流する形となった。これによりリワマヒ川とシノバズ沼そばの長城とを水運で結ぶことにもなり、生産された作物をはじめとした大量の荷や人を素早く輸送することも可能となったのである。

部品: シノバズ遊水公園

シノバズ沼そばに作られた堤防によって囲まれた空池。洪水発生時にここに水を逃がすことで被害を抑えるためのものだが、グラウンドが整備され普段は野球を楽しむ人などが訪れている。

部品: シノバズ悪水路

用水路建設に伴ってシノバズ沼の洪水が懸念された。そこでシノバズ沼をダムに見立て北部用水路の排水と中部都市地帯への用水を兼ねた悪水路が作られることになった。これは長城に沿う形で作られ、月の島手前で再びリワマヒ川と合流するものである。

部品: リワマヒ通船堀

リワマヒ・シノバズラインとシノバズ沼の合流地点、シノバズ悪水路とリワマヒ川の合流地点には通船堀が設けられた。これにより北部リワマヒ川とリワマヒ湾とを船によって移動する場合の時間は大幅に短縮され、また長城と並び多くの荷を国内の中心へと輸送することが可能となった。

部品: 樹海の農地開発計画

マチヤ樹海とイリヤ樹海は将来的に農地へと開発する計画が存在する。現在は検討段階であるが、仮に農地とする場合でも用水路の分流路を建設することで必要な水源は確保可能であることが判明している。

部品: リワマヒヘルシーロード

用水路の堤防の上には、用水路のほとんどがほぼ直線であることを活かしてジョギングコースやサイクリングコースが作られている。景観も良いので涼しい時間帯にはそれなりの人が汗を流しに訪れる。
目安箱バナー