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イベントレポート イベント05(その2)

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イベントレポート 報告者 蒼燐さん「あれれ、温泉掘りの巻」


薊 「ねー、これって公私混同ってやつじゃないの?」
蒼燐「...どうでもいいことだが、確かにそうかもしれんね。」

 //**//

今日は平日。いつもなら教室でコタツに入りながら授業をしているか、
面倒な訓練をしている、はずである。

薊 「つるはしって始めて見ましたよ!」
蒼燐「...普通機械を使って掘るものじゃないのか?」

話は一週間前に遡る。

教師「皆さんには、今日から温泉を探してもらいます。」
生徒「えっ?」みな目が点である。
教師から詳しく話を聞くと、こういうことらしい。

藩王が「温泉を掘ってみんなで温まろうー」という計画を提案。
何の手違いか、その探索&掘削の依頼がわが学校に来たという。

地熱などを調べたりして温泉を探すから
「地学」の勉強になるからということらしい。半分こじつけのような理由である。

それから一週間。
授業は温泉一色になった。
毎日地図とデータのにらめっこだ。その結果、海岸地帯が怪しいとの結論に達した。
そして今日の掘削と相成った訳である。

教師「全員いるかー」
生徒「いまーす。」
教師「今日はいよいよ温泉掘りだ。
    何人かでチームに分かれてそこら辺を適当に掘ってくれ。」
生徒「どれくらい掘ればいいですか?」
教師「温泉が出るまでだ!(にやり)」

どうでもいいが、この教師かなり適当である。

薊 「何メートルくらい掘るんでしょうね?」
蒼燐「...俺の見た資料だと1000M近くは掘るらしい。」

二人「......」

おい、教師。何年間掛けるつもりだ。

薊 「今から先生に言ってきますか?」
蒼燐「様子を見よう。数日で飽きるだろうし。」
薊 「...どうでもいいですが蒼燐さん」
蒼燐「ん、なんだ?」
薊 「単に面倒なだけじゃないですよね?」
蒼燐「................................」
蒼燐は黙ってシャベルで地面を掘り始めた。

薊 「都合が悪くなるとすぐだんまり決め込むんだよな。まったく。」


一時間後。
薊 「結構深くなってきましたね~」
蒼燐「そうだな。」

二時間後。
薊 「見てくださいよ、深さが身長の二倍以上になりましたよ!」
蒼燐「...............」
薊 「どうしました?」
蒼燐「......どうやってここから出るんだ?」
薊 「あっ」
二人「.............................」

薊 「どうしましょ~」
蒼燐「夕方になればだれか気づくだろう。それまで適当に掘っていよう。」
薊 「...(適当だなぁ)」


三時間後。
ざくっざくっ。
薊 「...はぁはぁ。疲れましたねぇ。一休みしましょうか。」
蒼燐「そうだな。いったん休もうか。」
その時!

ガチンッ!

蒼燐「ん、何かに当たったな?」
薊 「何でしょうね~掘り出してみましょうか。」

蒼燐「んーなんか箱みたいだね。」
薊 「というかこれ、よく本なんかで見る宝箱に似てませんか!」
蒼燐「誰か人呼んで引き上げてもらおう。ついでに俺たちも」
薊 「けど、声聞こえますかね。みんな結構散って作業してますよ。」

蒼燐「大丈夫。こういえば小声でも誰か飛んでくるよ。」

蒼燐「宝物がでたっぽいぞー」
1,
2,
3.

教師・生徒「だいじょうぶかー」

蒼燐「な?」
薊 「...頭痛くなってきた。」


教師「よーし、空けてみよう!」
鍵が掛かっていたのでシャベルでこじ開ける。

パカッ。

蒼燐「これは...」
薊 「おぉ!」
出てきたのは金貨である。
いわゆる古代リワマヒ金貨。遺跡街で発掘されることが多いらしいが
なぜこんなところに...

教師「きっと雪解け洪水でここまで流れてきたんだろう。
   まぁ細かいことはどうでもいいじゃないか、早速藩王様に報告しにいこう。」
生徒「わーい!」


蒼燐「...どうでもいいが温泉はどこに行った。」
薊 「意外と乗り気だったんですね。」


 ///

リザルト
  ○参加冒険: №7:究極温泉探し
  薊:2000:南国人+学生+歩兵
  蒼燐:6600:南国人+学生+歩兵
  ○冒険結果: 大成功 :得たお宝: A 16資金4億 :ユニークな結果:なし
  コメント:温泉のかわりに金貨が見つかりました。



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