ここはリワマヒ国。
独特の気候と地質のためか、植物がすくすくと育つ国。
リワマヒ国は夏期と冬季の気温の差が激しく、植物の中にはリワマヒ国の稀有な環境に適応するために独特の進化を遂げる品種も存在するようだ。
独特の気候と地質のためか、植物がすくすくと育つ国。
リワマヒ国は夏期と冬季の気温の差が激しく、植物の中にはリワマヒ国の稀有な環境に適応するために独特の進化を遂げる品種も存在するようだ。
今回はリワマヒ国の植物に関する話を御覧戴こう。
「シコウさん、聞きましたよ。先日は大変だったみたいですね」
私こと薊は宮城のおこたの間で猫士のシコウと茶を飲んでいる。
リワマヒ国には様々な植物が生育しており、緑茶や紅茶といった茶葉には事欠かない。リワマヒ国に来て本当によかった。
私はのほほんと茶を飲んで幸せに浸るのが好きであり、シコウはこたつで煎餅を食べながら茶を飲むのが好きだった。
私こと薊は宮城のおこたの間で猫士のシコウと茶を飲んでいる。
リワマヒ国には様々な植物が生育しており、緑茶や紅茶といった茶葉には事欠かない。リワマヒ国に来て本当によかった。
私はのほほんと茶を飲んで幸せに浸るのが好きであり、シコウはこたつで煎餅を食べながら茶を飲むのが好きだった。
宮城で使われているだけあって湯飲みも急須も立派な物だ。
しかし大きな急須では1杯だけ茶を煎れるというのは意外と難しかったりする。必然的に一緒に茶を飲む機会が多くなり、今では茶飲み友達のようになっている。
しかし大きな急須では1杯だけ茶を煎れるというのは意外と難しかったりする。必然的に一緒に茶を飲む機会が多くなり、今では茶飲み友達のようになっている。
「そうなんですよ~。尻尾ひっぱられたり頭に乗られたり大変でした~」
よほど疲れているのか、ぐで~っとした感じで答えるシコウ。
シコウは先日リンクゲートの調査に行き、そこで迷子になっていた子猫の兄妹を連れ帰ってきた。どうやらすっかり懐かれてしまったようで、子猫はシコウにべったりなのだそうだ。
この様子を見ると私の想像を絶する程の惨事が繰り広げられたのかもしれないなぁ。
よほど疲れているのか、ぐで~っとした感じで答えるシコウ。
シコウは先日リンクゲートの調査に行き、そこで迷子になっていた子猫の兄妹を連れ帰ってきた。どうやらすっかり懐かれてしまったようで、子猫はシコウにべったりなのだそうだ。
この様子を見ると私の想像を絶する程の惨事が繰り広げられたのかもしれないなぁ。
「それは……おつかれさまでした」
かけられる言葉が見つからなかった。本当に私が文士でいいのか?この国は。
かけられる言葉が見つからなかった。本当に私が文士でいいのか?この国は。
「えと、おかわり煎れますねっ」
いかん。話題を変えなければ。
話題話題話題……
いかん。話題を変えなければ。
話題話題話題……
「そ、そういえばっ、今朝アケビを採ってきたんですよ。一緒に食べましょう」
ウェストポーチからアケビを取り出す。森を散歩していて偶然見つけた物だ。
ウェストポーチからアケビを取り出す。森を散歩していて偶然見つけた物だ。
「アケビですか~。おいしいですよね~」
よかった。話題転換成功。
「これ……本当にアケビですか~?」
「ふえ?」
なんか間抜けな声を出してしまった。
確かに少し色が違うような気もするけど……
よかった。話題転換成功。
「これ……本当にアケビですか~?」
「ふえ?」
なんか間抜けな声を出してしまった。
確かに少し色が違うような気もするけど……
「ヴィーナス・フライ・トラップって知ってます~?」
「確かハエトリグサでしたっけ?」
「はい~。食虫植物です~」
「それがなにか……って、ええっ!?」
「かなり大きくなっちゃってますけど多分それの変種だと思います~」
「うわあぁぁぁっ!!」
「あ~。動きましたね~」
「確かハエトリグサでしたっけ?」
「はい~。食虫植物です~」
「それがなにか……って、ええっ!?」
「かなり大きくなっちゃってますけど多分それの変種だと思います~」
「うわあぁぁぁっ!!」
「あ~。動きましたね~」
……ここから先の話はあまりしたくない。
皆様の御想像にお任せしよう。
皆様の御想像にお任せしよう。
ここはリワマヒ国。
植物が独特の進化を遂げる事がある国……
植物が独特の進化を遂げる事がある国……
(作:薊)