ここでは自転車の完成車もしくはフレームを販売しているメーカーブランドをご紹介いたします。
ブランド名とメーカー名がごっちゃになっていますが、一社で何個もブランドがあったり、有名なブランドなのにあまり知られていないメーカーが取り扱ってるなど、分かりづらい内容になりますので、有名な方の名前をご紹介しています。ご了承ください。
日本
インターマックス(Inter Max)
日本人プロとして近代ツール・ド・フランスに一番早く出場した今中大介がプロデュースするブランドです。
パナソニック サイクルテック(Panasonic Cycle Technology)
チタンおよびクロモリのフルオーダーもできるメーカーさんです。昔ながらのホリゾンタルフレームの細いバイクがあります。
深谷産業(Fukaya Industry)
オリジナルブランド「ギザロ」を出しています。他には、エディ・メルクスを扱っています。個人的にはオーソドックスなデザインだと思います。
ブリヂストンサイクル(BRIDGESTONE CORPORATION)
ご存知、日本の自転車の代表格である石橋さん。チームブリヂストンアンカーが活躍していますね。アンカーは、日本人向けの設計が成されており、色なども選べるため、迷ったらアンカーでいいかも知れません。トラックレーサー、ロードモデル、MTBのクロスカントリーバイク、コンフォートモデル、シティサイクルなど、豊富なラインナップを誇ります。
ライトウェイプロダクツ ジャパン(Riteway Products Japan)
安価な価格で、信頼性のある製品を出しています。
アメリカ・カナダ
キャノンデール(Cannondale)
1971年創業。ロードバイク以外にも沢山のバイクを出しています。フレームは永久保証です。
クライン(KLEIN)
マサチューセッツ工科大学で航空宇宙学を学んだゲイリー・クラインが興したブランドです。フレーム溶接部や塗装が独特です。現在、ゲイリー・クラインは開発から手を引いており、名前だけが使用されています。
ゲイリーフィッシャー(Gary Fisher)
マウンテンバイクと言ったらこの人、ゲイリー・クリストファー・フィッシャー(Gary Christopher Fisher)。カリフォルニア北部で、山を駆け下りるためにバカみたいに自転車を改造した人。一応ロードバイクも販売しています。
コナ(Kona)
主にマウンテンバイクに偏ったラインナップですが、一応ロードバイクも販売しています。
サーベロ(Cervélo)
1995年創業。サーベロ(Cervélo)とは、イタリア語で「頭脳」を意味するcervelloと、フランス語で自転車という意味のveloをかけ合わせた名前です。タイムトライアル用を主に生産しています。
ジェイミス(JAMIS)
同族経営の企業としてはアメリカ最古で、最大級の会社です。ビーチクルーザーを作ってたのですが、自転車製造を開始しました。
シュウィン(Schwinn)
結構歴史あるメーカーさんです。
GTバイシクルズ(GT Bicycles)
普通の自転車専門店で販売してたりします。比較的安価なバイクがラインナップされています。
スペシャライズド(SPECIALIZED)
1974年にマイク・シンヤードが創業しました。安くて性能の高いバイクを販売しています。S-WORKSもスペシャライズドのブランドですが、高級車に付けられる名前です。台湾メリダの傘下です。
ゼータトレーディング(Zetatrading)
アトランタのメーカーです。ブルー・コンペティション・サイクルズ(Blue Competition Cycles)は青色を基調とした独特のデザインが印象深いです。F1マシンで使用されるカーボン成形技術HIPACTテクノロジーを採用するなど、何かとこだわったメーカーでもあります。
トレック(TREK)
1976年創業。ランス・アームストロングが7連覇した(ことになっていた)時に使っていたので、有名ですね。フレームは永久保証です。
フジ(FUJI)
1899年に創業した日本の自転車メーカーで、現在はアメリカのフィラデルフィアに本拠を移し、国際ブランドとして36カ国で販売されています。日本くささを演出しているようですが、どうみても外国製品です。本当にありがとうございました。シンプルでかっちょいいバイクが多いです。
ライトスピード(Lightspeed)
チタン専門のフレームメーカーです。ハンドメイドで作られるフレームはすべて永久保証です。
ルイガノ(LOUIS GARNEAU)
トラック競技の選手ルイ・ガノーが創業したブランドです。ヘルメット、ウェアなど多くのアイテムが揃っており、オシャレなデザインが多いです。が、日本で販売しているルイガノのミニベロなどの自転車は、ルイガノという名前を使用しているだけで、ルイガノがデザインや製作をしたわけではありません。値段と性能の差が在り過ぎるような気がします…。
イギリス
ラレー(Raleigh)
1888年創業。比較的安価なバイクを出しています。
イタリア
ウィリエール(Wilier)
1906年創業。一時期工場が停止していましたが、いまや有名メーカーです。
オペラ(Opera)
ピナレロの作るモデルのひとつだったブランドが、独立してデビューしたものです。初めはピナレロを超えるものを作ろうとしたようですが、現在は微妙な位置に立たされています。
コルナゴ(COLNAGO)
有名メーカー。1953年創業。ストレートフォーク、カーボンフレームなど、自転車の歴史を引っ張ってきました。有名なためよく見かけます。あと、ブランド料が付いて高いのも難点。
ジオス(GIOS)
1948年創業。多くのラインナップを誇ります。が、基本的に色が青一色のベタ塗りです。
チネリ(Cinelli)
1948年創業。プロ自転車選手のチーノ・チネリが設立しました。
デ・ローザ(De Rosa)
赤いハートマークが特徴的な有名メーカー。職人気質のあるメーカーですね。チタンフレームなども扱っています。
ビアンキ(Bianchi)
有名メーカー。1885年創業。豊富なラインナップがあり、デザインがオシャレで人気があります。
ピナレロ(PINARELLO)
有名メーカー。ジョバンニ・ピナレロが1953年に創業しました。カーボンバックを初めて投入したり、常にへんてこな形をしたバイクを出し続けています。ONDAフォークが有名です。
ドイツ
センチュリオン(CENTURION)
堅実な物作りをするメーカーです。塗装に定評があり、デザインも独特です。台湾メリダの傘下です。
キューブ(CUBE)
最近日本への輸入が始まった会社です。様々なバリエーションのバイクを販売しています。
コラテック(Corratec)
1982年創業。マウンテンバイクを主に製造しています。
フェルト(FELT)
モーターサイクル用フレームを開発してきたジム・フェルトが、自転車のフレームを作ってみました! というブランドです。
スペイン
BH(Beistegui Hermanos)
ブランド名の由来は、創立者であるベスタギ兄弟(ベスタギ・エルマノス=Beistegui Hermanos)のイニシャルです(エルマノスは兄弟という意味です)。1909年に火器メーカーとして創業しました。1932年から自転車のみを製作し始め、現在に至ります。デザインが独特です。
オルベア(Orbea)
スペイン最大の自転車メーカーです。元々銃器を作っていましたが、自転車を作り始めました。同じモデルでもサイズごとに製造工程を変えて、同じ性能が出せるようにしてあるとか何とか。
スイス
BMC(Bicycle Manufacturing Company)
1994年創業。シートチューブ上部の構造が印象的です。ロード、マウンテンバイク、シクロクロスなどのラインナップがあります。
スコット(SCOTT)
マウンテンバイクを製造していましたが、ロードバイクも製造するようになりました。今はロードバイクメインです。
フランス
タイム(TIME)
ペダルで有名ですが、ロードバイクも販売しています。
ルック(LOOK)
スキーのビンディングメーカーでしたが、自転車界に参入。ペダルで有名ですが、カーボンフレームを長く作って来た会社でもあります。オ
ベルギー
エディ・メルクス(Eddy Merckx)
ベルギーのロード選手、エディ・メルクスが引退後に興したブランドです。
リドレー(Ridley)
1990年創業。美しい塗装に定評があります。
台湾
ジャイアント(Giant Manufacturing)
1972年創業。正確には「捷安特・巨大機械工業股份有限公司」で、それでジャイアントと言われています。欧米の自転車のOEMをしていましたが、1981年からオリジナルバイクを製作しています。高い技術力と、その値段の安さから、迷ったらジャイアント、迷わなくてもジャイアントと言われるぐらいの驚きのコストパフォーマンスを実現しています。安くて性能がいいです。
メリダ(Merida Industry)
1972年創業。正確には「美利達工業」です。ジャイアントよりは小さな会社ですが、それでも高い技術力を持ちながら、安価なバイクを製造しています。ブリヂストンアンカーと客層がかぶらないよう、ラインナップが限られています。スペシャライズドおよびセンチュリオンはこのメリダの傘下です。
最終更新:2013年09月21日 20:23