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食料生産地(鍋の国版)

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集

注釈

大部品: 食料生産地は玄霧藩国さんより部品流用。
部品掲載ページ:https://www65.atwiki.jp/kurogiri_all/pages/34.html
流用許可:https://twitter.com/kurogiri_genya/status/897440840640978945

部品構造


  • 大部品: 食料生産地(鍋の国版) RD:76 評価値:10
    • 大部品: 食糧生産地 RD:18 評価値:7
      • 大部品: 生産する作物の選定 RD:5 評価値:3
        • 部品: 季節に合った作付け
        • 部品: 環境にあった品種
        • 部品: 救荒作物
        • 部品: 穀物畑
        • 部品: 根菜畑
      • 大部品: 連作障害対策 RD:5 評価値:3
        • 部品: 土壌診断
        • 部品: 有機物の投入
        • 部品: 湛水
        • 部品: 輪作での対応
        • 部品: 藩国の環境に適した対応
      • 大部品: 害獣・害虫対策 RD:6 評価値:4
        • 部品: 害獣・害虫の定義
        • 部品: 害獣除けの工夫
        • 部品: 害虫除けの知識
        • 部品: 獣・虫よけの薬品
        • 部品: 直接駆除をする
        • 部品: 畑の監視体制
      • 部品: 農地管理
      • 部品: 一時保管倉庫
    • 大部品: 鍋の国の食料事情 RD:58 評価値:10
      • 部品: 概要
      • 大部品: 魚介類の獲得 RD:4 評価値:3
        • 部品: 漁
        • 部品: 養殖
        • 部品: 魚市場
        • 部品: 海を守るために
      • 大部品: 果実類 RD:2 評価値:1
        • 部品: 果樹園
        • 部品: フルーツ鍋
      • 大部品: 養蜂場 RD:7 評価値:4
        • 大部品: ミツバチの飼育 RD:4 評価値:3
          • 部品: 春の作業
          • 部品: 夏の作業
          • 部品: 秋の作業
          • 部品: 冬の作業
        • 部品: 蜜の採取
        • 部品: 蜜源の育成
        • 部品: 鍋の国の養蜂
      • 大部品: コーヒー農園 RD:9 評価値:5
        • 部品: 生産者
        • 部品: 品種
        • 部品: 栽培と剪定
        • 部品: 虫と病気への対策
        • 部品: 収穫
        • 部品: 出荷作業
        • 部品: 維持管理
        • 部品: 日よけの工夫
        • 部品: コーヒー協会への加盟
      • 大部品: 肉類 RD:35 評価値:8
        • 部品: お肉について
        • 大部品: 畜産 RD:29 評価値:8
          • 部品: 育てられている動物
          • 大部品: 牧場(乳牛) RD:8 評価値:5
            • 部品: 酪農について
            • 部品: 育成
            • 部品: 種付け
            • 部品: 出産
            • 部品: 搾乳
            • 部品: 出荷
            • 部品: 乳房炎対策
            • 部品: 搾乳量の減った固体について
          • 大部品: 牧場(肉牛) RD:5 評価値:3
            • 部品: 繁殖農家
            • 大部品: 肥育農家 RD:4 評価値:3
              • 部品: 肥育について
              • 部品: 前期
              • 部品: 中期~後期
              • 部品: 削蹄
          • 部品: 養豚場
          • 部品: 養鶏場
          • 大部品: 動物福祉 RD:6 評価値:4
            • 部品: 精神
            • 大部品: 五つの自由 RD:5 評価値:3
              • 部品: 飢えや渇きからの自由
              • 部品: 痛み、負傷、病気からの自由
              • 部品: 恐怖や抑圧からの自由
              • 部品: 不快からの自由
              • 部品: 自然な行動をする自由
          • 大部品: 食肉加工センター RD:7 評価値:4
            • 部品: 衛生管理
            • 部品: 従事者へのストレスケア
            • 部品: 慰霊碑
            • 部品: 屠場
            • 部品: 枝肉への加工
            • 部品: 枝肉の冷蔵
            • 部品: パッキング
        • 大部品: 狩猟による獲得 RD:5 評価値:3
          • 大部品: 狩猟する生物の選定 RD:2 評価値:1
            • 部品: 狩猟期間の制限
            • 部品: 狩猟可能鳥獣の策定
          • 部品: 狩猟道具
          • 部品: 狩猟資格
          • 部品: 禁止行為



部品定義


部品: 季節に合った作付け

当然のことながら、作物には「育つのに適した天候・気温・湿度」がある。
それから逆算し、適した時期に作付けを行うことで、安定した成長を見込める。
自然を操作することはできないが、合わせることは出来るのだ。

部品: 環境にあった品種

藩国によって、寒暖の差、乾季と雨季、四季の流れといった環境は違う。
そのため、品種は生産国の環境に沿った物が選定される。

部品: 救荒作物

主流の作物が不作の際にも比較的生育が良く、安定した収穫が見込める作物。
一般的には粟・稗や、蕎麦、根菜ではジャガイモやサツマイモ等。備荒作物ともいう。
共通して、「低温に強い」「生育期間が短い」「乾燥に強い」という作物が該当する。
これらは収穫後、使用する分以外は保管倉庫に緊急用に備蓄される。

部品: 穀物畑

主に穀物類を育てる畑。広大な土地が必要。
主食となる米・麦・トウモロコシといった代表的な穀物の中から、藩国に適した種類を育てる。
その用途の他、飼料としての雑穀や、酒造用の穀物の栽培も行われる。

部品: 根菜畑

救荒作物ともなるジャガイモやサツマイモの他、ニンジンやダイコンといった根菜を育てる畑。
主食だけでは栄養に偏りがあるため、土壌改良を兼ねて根菜が育てられる。

部品: 土壌診断

土壌の状態を確認し、土地がやせ細らないために適切な量の堆肥や土壌改善用の薬品を割り出す作業。
低物理と高物理では手段が違うが、土壌の栄養分を探ることで不足を割り出す方法をとる。


部品: 有機物の投入

動物性肥料や植物性肥料を使用し、土壌を改善することで病気を避け、生産性を安定化させる。
わざわざ書くまでもないが、生育に適した状態に調整するために行うことであって、作物が大量にとれるように土壌を改良するというものではない。

部品: 湛水

畑によっては、一定期間水を溜めることで病原体や害虫を処理し、水溶性の塩類を水に溶け出させることで塩害を避ける手段も取れる。
殆どの病原体や害虫は、水中で長時間は生きられないため効果は高い。
が、畑の地形や形状によってはこの手段はとれない。

部品: 輪作での対応

いくつかの異なる作物を同じ畑で作り回すことで、土壌の養分の偏りを防ぐ。
連作障害の原因のうち、ほぼすべての物に有効ではあるが、同じ畑で一つの種類を栽培することに比べると
「同じ量を取るために倍以上の面積を必要とする」「育てる作物が変わるので、その分の知識や技術が必要となる」という欠点がある。

部品: 藩国の環境に適した対応

これらの連作障害対策のうち、各藩国で育成する作物や環境、食糧生産地の規模により、各国に適した物を行う。
全てをやることで効果が高まるわけではなく、適した物を、必要なだけ行うことが大事である。

部品: 害獣・害虫の定義

自然に存在する獣にもさまざまな種類があるが、その中でも「人間の活動に害をもたらす哺乳類に属する動物一般」をさす。
家畜等を除けばほぼすべての獣が該当しうるが、今回の場合、畑を荒らす等の「(個人・公共問わず)資産に被害を与える」獣を害獣と呼ぶ。
同様に、上記と条件の一致する昆虫を「害虫」と呼ぶ。

部品: 害獣除けの工夫

藩国によって様々な野生動物がいるため方法は様々だが、基本の方法として「飛び越えれない高さの柵を立てる」というものがある。
その他、その害獣より強い生き物の匂いのするものを置く、罠を仕掛ける、案山子を立てる、等、状況と藩国技術にあった方法を取り、害獣を近づけさせないようにする工夫。

部品: 害虫除けの知識

害虫にもさまざまな種類がいるが、一番わかりやすいものは「直接葉等を食べてしまう」イモムシたちだろう。
その被害を防ぐには、『卵の段階で取り除く』『薬品を巻いてイモムシを殺す』等の対策を行う。

部品: 獣・虫よけの薬品

人体にはほぼ害はないが、獣や虫には害となる薬品を使用することで食糧生産地を守る。
薬品に関しては、自然由来の材料で作ったものもあれば、人工的に合成された薬品もある。
どちらも一長一短であるため、場合により使い分けすることもある。

部品: 直接駆除をする

害獣・害虫は放置すれば放置するほど、増えてゆく。
必要とあらば、直接駆除することで、数を減らすことも重要である。
なお、駆除する予定の害獣が「食べられるもの」だった場合、駆除の後、おいしく頂くこととなる。

部品: 畑の監視体制

生産地の規模が大きくなるほど、人の目ではすべてを把握できなくなる。
そのため、夜間は監視カメラ(低物理域ではそれに準ずるもの)にて監視を行い、問題があれば対処するという方法をとる。

部品: 農地管理

各自が自由に、好きな物を作るのではなく、農地を区切り、気候と環境に合わせた生産物の管理を行うことで効率的な生産が可能となる。
また、連作障害対策で輪作をする場合や、虫害発生時にも有効となる。

部品: 一時保管倉庫

収穫した作物や、備蓄となる救荒作物を一時的に保管するための倉庫。
ここに一度集め、虫食いのチェックや、分類・品質分けの後、分配されたり、さらに大きな倉庫に移される。

部品: 概要

鍋の国と言えば鍋料理。鍋も食料がなければ始まりません。鍋の国では、大好きな鍋をする為に皆いそいそと食料を生産しています。

部品: 漁

海に囲まれた鍋の国では周辺海域や海岸での漁が盛ん。漁船にのった漁師さんたちや海女さんたちの手により、鍋に欠かせない魚介類が水揚げされます。


部品: 養殖

鍋の区材として特に人気の高い牡蠣やエビ、出汁を取るのに欠かせない昆布など、さまざまな魚介類の養殖がおこなわれています。
種類に応じ幼生、卵の段階から人工的に整えられた環境で育てられ、一定の大きさになったタイミングで市場へ出荷されます。
生育環境は適切に管理され、海域の富栄養化による被害などないよう留意されたうえで行われています。

部品: 魚市場

近隣の海や養殖場で水揚げされたびちびちといきのいい魚、貝、蟹などの魚介類が毎朝運ばれてきます。飲食店の仕入れ担当はもちろん、一般の国民も買いにやってきます。

部品: 海を守るために

美味しいからといって成体になり切らないサイズのものを食用にしたり、特定海域で根こそぎ採取しては生態系が破壊されてしまい、将来的にその種が食べられなくなってしまうこととなるため、そのようなことはしてはならない。

部品: 果樹園

広大な敷地にマンゴー、パパイヤ、バナナ、パイナップルなどの果物とナッツ類が栽培されている。
チョコレートやココアの原料となるカカオの栽培もおこなわれている。ビタミン類の栄養素の摂取はもちろん、色とりどりの果物は食卓に花を添えてくれる。
ブドウは生産量が多いためそのまま食べるだけでなく、お菓子の材料にしたりワインに加工される。

部品: フルーツ鍋

果物も鍋に盛り付けるのが鍋の国流。美味しさはもちろん見た目の美しさも重視され、果物を綺麗に素早く美味しく鍋に盛るフルーツ鍋コンテストが毎年開催されている。

部品: 春の作業

女王蜂の産卵が始まり、ミツバチの数が増え始める。
前年のハチミツを取り除き、新しいハチミツをためられるよう整えた巣箱にて最初の蜜の採取を行う。

部品: 夏の作業

活動が盛んになる季節のため、適時巣箱の位置を移動し十分な量の蜜を採取できるようにする。
新しい女王蜂が育ち、巣分かれが行われる場合は新しい巣箱を用意し、誘導する。

部品: 秋の作業

肉食種の蜂の活動が目立つようになる季節。ミツバチの天敵であるため、襲来した場合は煙を使って弱らせ、撃退する。
ミツバチの数が減り始めるため、巣箱内の調整を行う。冬越えの為のハチミツが蓄えられているかを確認する。

部品: 冬の作業

寒さで弱らないよう、日当たりがよく風の当たらない所で冬越しをさせる。
開いている巣箱の修理や掃除を行い、次の春に備える。

部品: 蜜の採取

ある程度ハチミツがたまり、熟成された頃合いを見計らって巣箱に蓄えられた蜜を採取する。
採取には煙を使い、ミツバチたちをおとなしくさせている間に行う。
ミツバチたちに感謝しながら蜜を採取する。

部品: 蜜源の育成

ミツバチの巣箱からおよそ半径2キロメートルの範囲がミツバチの行動範囲であり、蜜の採取場所となる。
春から晩秋までこの範囲に十分な花が咲いているよう巣箱の位置を常に気をかけ、必要に応じて巣箱の位置を変更する。


部品: 鍋の国の養蜂

鍋の国ではナベノクニミツバチという通常のミツバチよりも熱に強く、花の蜜を集める種類の蜂が飼育されている。巣からハチミツ、蜜蝋、ロイヤルゼリーが精製される。甘いハチミツは甘味料として使うのはもちろん、蜂蜜酒の製造にも使われる。蜜蝋はろうそくや化粧品の原料となり、ロイヤルゼリーは健康食品として食される。また、ミツバチは農作物の受粉にも利用される。鍋の国では果樹園にほど近い場所に設置されている。

部品: 生産者

コーヒー農園を経営する人と働く人。家族経営が多いが収穫期は人出が必要になる為、大きめの農園ではアルバイトを依頼する事もある。労使交渉はお互いに信頼関係に基づき、労働力の搾取があってはならない。

部品: 品種

土地や天候の特性に応じて栽培品種を選定する。試験畑が存在し、本格的な導入前に試験栽培が実施される。結果により、本格的に農園で栽培されるようになる。

部品: 栽培と剪定

海抜500m以上を目安に土壌の状態をチェックして畑がつくられる。育てた苗木から健康なものを選抜するとことからコーヒーチェリーの収穫までを行う。中でも重要なのは剪定作業で、品質の良いコーヒー豆をつくるには欠かせない。

部品: 虫と病気への対策

農作物の育成を阻害する虫や病気を防ぐため、食の健康と環境へ配慮する形で、認可されたものに限り農薬の散布が認められている。

部品: 収穫

基本的に手摘みで行うが農園の規模により振り落としで行う事もある。熟したコーヒーチェリーを選んで摘みとる作業。

部品: 出荷作業

収穫したコーヒーチェリーを工場へ出荷する作業。生産者にとっては待ちに待った工程である。返りに工場からコーヒーチェリーの果肉を利用した肥料を無料で持ちかえる事が出来る。

部品: 維持管理

カットバックや草むしりなど農園の維持に必要な作業。カットバックを処置する時期を見極める為には経験による勘も必要な為、ベテランの仕事となる。

部品: 日よけの工夫

コーヒーの木は日光を好むものの強すぎる日差し浴び続けると弱ってしまう為、日よけ対策がとられている。主にシェードツリーでコーヒーの木に適度な日陰をもたらす他、面積の問題で難しい場合は、土鍋の製造にもつかわれる粘土を薄めてコーヒーの木にかける作業が行われる。シェードツリーは特にコーヒーの木と競合しない品種を選び、大雨での土砂崩れ対策にもなる事から推奨されている。

部品: コーヒー協会への加盟

コーヒーの普及活動や、鍋の国のコーヒーブランドの確立に寄与する団体「鍋の国コーヒー協会」へ加盟している。品評会や勉強会に参加する事で、品質を競い合ったり、他の農園と情報交換をする事ができる。

部品: お肉について

お肉も美味しい鍋には欠かすことのできない具材の一つ。鍋の国では牛、豚、鶏のお肉が好まれています。
これら三種の動物は国内各地の畜産農家により育てられており、鍋の国で育った健康的な牛・豚・鶏は味もよく、国民に親しまれています。
それとは別に、山鳥やシカの仲間など、狩猟により獲得したお肉も食べられています。特に鍋山一帯に生息する鍋山猪は、農作物を荒らす害獣の側面もあるため定期的に狩猟団が組まれています。

部品: 育てられている動物

動物のうち、家畜・家禽を繁殖、飼育はまたは肥育しています。
鍋の国では牛、豚、鶏などが飼育されています。
畜産業を営む場合、国からの衛生検査を定期的にうける必要があります。

部品: 酪農について

乳牛を育て、乳や乳製品を得ることを目的とした畜産形態。
酪農農家一件につき、数頭から数百頭の乳牛を牧場で放牧したり畜舎で飼育する。
鍋の国では放牧主体の酪農はあまり盛んでなく、牛舎内での放し飼いが飼育方法の大多数を占める。

部品: 育成

子牛は生まれてすぐ母牛から離され、母牛から絞った乳が人の手で与えられます。早い段階で代用乳(粉ミルク)での育成に切り替えられ、母牛の乳は牛乳として搾乳されます。代用乳から徐々に柔らかい乾燥牧草や穀物を混ぜた配合飼料での育成に移行します。
オスの子牛は生後2~3週間で肉牛、あるいは種牛用に出荷され、メスの子牛は搾乳用として引き続き育成されます。

部品: 種付け

出産をしないと牛乳は作られないため、計画的な種付けが必要となります。
メスは生後14か月~16か月ほどで搾乳用として種付けが行われます。また、出産してから2か月ほどで次の種付けが行われます。

部品: 出産

種付けが行われる以上出産は必須です。牛は9か月ほどの妊娠期間を経て出産します。分娩予定日が近づいて来たら、普段よりも注意して母牛の様子を見守ることが大切です。
自然分娩で大丈夫か、人の手が必要かの見極めが必要です。人の手が必要な場合、子牛の足をよく消毒した丈夫な綱で結び、母牛のいきみに合わせて引っ張り出すなどの分娩介助が行われます。

部品: 搾乳

母牛が子牛を出産したのち、5日ほど経過してから搾乳を開始します。この期間の牛乳はタンパク質が多く、牛乳として飲むのには適さないためです。農家の間では蒸して固めたり、レモン汁をくわえてチーズにしたりして食されています(一般には流通しません)
搾乳は約三百日間、朝夕行われます。各分房につき2~4回手絞りで乳頭内に残っている牛乳を除去・混ざり物の確認をし、その後本格的に絞ります。

部品: 出荷

絞られた牛乳は細菌の増殖を抑えるため、20リットルほど入る牛乳缶に入れられ冷やされます。
その後高熱で消毒処理され、再び冷やされてから出荷されます。

部品: 乳房炎対策

乳牛は乳が出やすいよう品種改良された種であるがため、乳がたくさん出るがその分乳房炎になりやすい。
搾乳期間は毎日のケアを細かに行う必要がある。一般的には朝と夕の一日二回搾乳を行うことで乳房炎を防ぐ。

部品: 搾乳量の減った固体について

通常六、七年程度で乳の出が減少し、この段階で出荷用の搾乳対象から除外される。
そのような固体は飼育されている牧場の方針によるが、牧場の片隅で余生を過ごしたり、あるいは食肉用にまわされるなどする。

部品: 繁殖農家

母牛を飼育し子を産ませ、市場へ出せるようになる9か月齢まで育てる農家です。そのまま肥育を行っている農家もありますが、多くありません。
ただ育てるだけでなく、市場で買われていった先でトラブルにならないよう、健康状態や人馴れ、運動量に気を付けて育てます。

部品: 肥育について

食肉用の家畜の肉量を増やし、肉質をよくするため太らせることを肥育と言います。
肥育農家ではまず子牛を市場から購入し、約20か月ほどの期間をかけて肥育します。
購入した時点での子牛の体重はおよそ300Kgかそれより少し軽いくらいですが、市場から運ばれてくる間に疲れて痩せてしまう子牛もいます。
まずは子牛をしっかり休ませ、体調を整えることから肥育は始まります。

部品: 前期

肥育の最初の7か月は稲藁や乾燥させた牧草などの粗飼料をメインに与えます。
運動もさせ、骨格、筋肉、消化器官をはじめとした内臓が、しっかりとした丈夫なものになるよう育てます。
栄養価の高い穀物なども与えますが、ほかの期間に比べるとたんぱく質が控えめの飼料となります。

部品: 中期~後期

8か月目から14か月目までは中期に当たります。筋肉の間に脂肪がため込まれていく期間。穀物類の配合を増やした餌を与えます。稲藁も与えますが、量は少なめです。
15か月目以降の後期は仕上げ段階です。お腹いっぱい穀物の配合を増やした餌を与えるようにします。
21か月目には体重はおよそ800kgほどにもなります。健康状態をチェックして市場へと出荷します。

部品: 削蹄

蹄を削って整えることを削蹄と言います。
牛の蹄は毎日少しづつ伸びていきます。十分な広さの放牧地があれば歩き回ることによって自然と削れて行きますが、飼育環境下ではどうしても牛の運動量が減ってしまい、蹄が伸びていってしまいます。放っておくと姿勢が悪くなって体に負担がかかってしまうため、一年に二回程度、人の手で削ってあげることが必要になります。
これは肉牛に限らず、乳牛やほかの蹄を持つ家畜すべてに言えることですが、肥育中の牛は性質上ほかの飼育環境よりも運動量が減るので特に注意が必要です。

部品: 養豚場

豚肉も鍋の国で好んで食されるお肉の一つです。野生の鍋山猪が家畜化された種類である鍋ポークという品種が飼育されています。おおよそ6か月ほど飼育され、体重110㎏程度で出荷されます。
豚は病気を媒介する蚊が好んで吸血する動物の一つであるため、水田などの蚊発生場所とは離れて設けられます。

部品: 養鶏場

美味しい鶏肉と卵も鍋料理には欠かせません。食用肉、および採卵のために鶏が飼育されています。
それぞれの鶏舎は分かれていることが多く、採卵の鶏舎は採卵の効率化のためにカゴを積み重ねたケージ飼い、食用肉の鶏舎は鶏舎内を自由に運動できるようにした平飼いが主流です。
食用肉、採卵ともに行われている鍋地鶏では雄雌混合での平飼いでの飼育がおこなわれています。

部品: 精神

「動物が精神的、肉体的に十分健康で、幸福であり、環境と調和していること」を指す。
気持ちのままに可愛がるだけでなく、適切な飼育環境のケアが大切です。

部品: 飢えや渇きからの自由

健康維持に必要な食事と水を与えること。
その動物にとって適切かつ栄養的に十分な食物が与えられ、きれいな水がいつでも自由に飲めるようになっていなくてはならない。

部品: 痛み、負傷、病気からの自由

病気にならないように普段から健康管理、予防を行っていること。怪我や疾病、痛みを動物が感じているときはその状態が速やかに診療され、治療されること。

部品: 恐怖や抑圧からの自由

恐怖や精神的苦痛や多大なストレスがかかっている兆候を示していないか。もし示している場合原因を特定し、的確な対応をとること。

部品: 不快からの自由

清潔が維持され、風雪雨や炎天を避けられる快適な休息場所が設けられていること。
温度、湿度、明るさなど、それぞれの動物にとって快適な環境を用意すること。
その場所に怪我の原因となる鋭利な突起物がないこと。

部品: 自然な行動をする自由

動物の習性に応じて群れが必要な場合は同種の仲間たちとともに、孤独を好む場合は単独で飼育されていること。
個々を離して飼育することが適切な場合はそのように飼育されていること。

部品: 衛生管理

o-157やサルモネラなどの食中毒の原因菌は食肉には御法度。センター内では常に徹底した衛生管理が行われている。

部品: 従事者へのストレスケア

命を直接扱う場所であるため、従事者が精神的負荷を感じた場合は、随時相談を受け付けている。
対応としては命というものの考え方について先輩従事者からレクチャーを受けたり、一時的もしくは永続的な部門変更、休養などが行われている。

部品: 慰霊碑

命をいただいている、という動物への感謝の気持ちを忘れないため、また慰霊のための石碑がセンター敷地内に建てられている。
センター内の従業員は毎朝始業前に石碑の方向に黙とうをささげることを習慣にしているものも多い。

部品: 屠場

ここでは飼育、肥育した家畜を肉を食べたり皮革を利用するために〆る行為、いわゆる屠殺が行われる。
対象の家畜が苦しまないよう、十分な配慮が必要とされる。家畜が暴れるような方法では不要かつ過剰な苦痛を与えるだけでなく、従事者にとっても危険な状況となる。
頭部への打撃を加え脳しんとうを起こさせ、気絶している間に首の動脈を鋭いナイフで切断する方式が一般的。
動脈を切断したあと、速やかに血抜きを行い失血死をさせる。
また、屠殺の前には家畜の生体検査が行われ、食肉加工するに当たって健康状態に問題がないことが確認される。

部品: 枝肉への加工

直腸部分を先に取り出し、内容物がお肉に触れることがないよう処理を行います。
その後、外皮を取り除き腹部を切開、内臓が取り出されます。外皮は皮革加工ラインへ、取り出された内臓は健康状態がチェックされ、問題ないと判断された場合には専用の加工ラインへ移されます。
問題があると認められた場合は破棄されます。
背割り用の大きな鋸により、尾骨付け根部分から、左右均等になるように脊柱の中心部分を切断します。このとき鋸は冷却用の水で常に洗浄されながら使用され、ノコクズは特定危険部位として除去されます。
背割りした後、脊髄残渣はナイフ等で完全に除去されます。除去の状態は検査員により、目視で確認されます。
この時点で枝肉と呼ばれる状態になっています。検査員により、枝肉に病変がないことが確認されます。
腹腔内、ネック部分、枝肉に付着した残毛や汚れの確認し、流水で除去したり、ナイフで直接削り取ったりします。

部品: 枝肉の冷蔵

0℃前後の枝肉冷蔵庫に搬入し、48時間後に中心温度が5℃まで下がるよう冷却します。
その後冷却された枝肉を計量し、記録します。また、良品の割合、脂肪交雑、肉の色沢、しまり、きめ、脂肪の色・質によりランク付けがされます。

部品: パッキング

枝肉冷蔵室から食肉加工室に搬入し、大まかに部位ごとに分割します。その後、さらに細かく部位ごとに分割され、骨や筋が取り除かれ部分肉となります。
部分肉はパッキングされ、段ボールに詰められ出荷されます。段ボールには家畜の種類、部分肉番号、枝肉番号、品質保持期限、加工センター名、加工者名が記載されます。

部品: 狩猟期間の制限

狩猟により地域の生態系を乱すことがあってはならない。そのため、子育て期間は狩猟しないなどの取り決めがある。ただし、人に害を及ぼした鳥獣についてはその限りではない。

部品: 狩猟可能鳥獣の策定

生息数の少ない種の狩猟は禁止とする。生息数調査は年間を通して行われ、毎年狩猟可能期間前に発表される。また、狩猟可能鳥獣であっても生体ではない個体は傷つけてはならない。

部品: 狩猟道具

狩猟には大きく分けて網、罠、猟銃によるものがある。このほか、鉈や己の拳による狩猟も度々行われているが、直接攻撃によるものは狩猟資格でいうその他の部門に分類されている。
前者三つの道具については購入の際身分証明書と資格保持の証明が必要となる。


部品: 狩猟資格

狩猟については専門的な知識や道具が必要なこともあり、国で定期的に資格試験が行われている。この資格を所持していない場合、国内での狩猟は認められていない。この資格は3年に一度更新の必要があり、更新には所定の講義の受講と狩猟に関する法律や鳥獣の生態系についてのペーパーテストの合格が必要。
資格は網による狩猟、罠による狩猟、猟銃による狩猟、その他の4部門に分かれる。

部品: 禁止行為

爆発物、劇薬、毒物による狩猟はいかなるときも行ってはいけない。
つりばり又はとりもちを使用する方法での狩猟は行っていけない。
危険な罠及び落とし穴の利用は禁止とする。
狩猟後の罠の放置については資格取り上げ等の処罰対象となる。
住居が集合している地域や広場等人が集まる場所、射線上に人や狩猟対象ではない動物、建物、自動車その他の乗物がある場合には猟銃は使用してはならない。



提出書式


 大部品: 食料生産地(鍋の国版) RD:76 評価値:10
 -大部品: 食糧生産地 RD:18 評価値:7
 --大部品: 生産する作物の選定 RD:5 評価値:3
 ---部品: 季節に合った作付け
 ---部品: 環境にあった品種
 ---部品: 救荒作物
 ---部品: 穀物畑
 ---部品: 根菜畑
 --大部品: 連作障害対策 RD:5 評価値:3
 ---部品: 土壌診断
 ---部品: 有機物の投入
 ---部品: 湛水
 ---部品: 輪作での対応
 ---部品: 藩国の環境に適した対応
 --大部品: 害獣・害虫対策 RD:6 評価値:4
 ---部品: 害獣・害虫の定義
 ---部品: 害獣除けの工夫
 ---部品: 害虫除けの知識
 ---部品: 獣・虫よけの薬品
 ---部品: 直接駆除をする
 ---部品: 畑の監視体制
 --部品: 農地管理
 --部品: 一時保管倉庫
 -大部品: 鍋の国の食料事情 RD:58 評価値:10
 --部品: 概要
 --大部品: 魚介類の獲得 RD:4 評価値:3
 ---部品: 漁
 ---部品: 養殖
 ---部品: 魚市場
 ---部品: 海を守るために
 --大部品: 果実類 RD:2 評価値:1
 ---部品: 果樹園
 ---部品: フルーツ鍋
 --大部品: 養蜂場 RD:7 評価値:4
 ---大部品: ミツバチの飼育 RD:4 評価値:3
 ----部品: 春の作業
 ----部品: 夏の作業
 ----部品: 秋の作業
 ----部品: 冬の作業
 ---部品: 蜜の採取
 ---部品: 蜜源の育成
 ---部品: 鍋の国の養蜂
 --大部品: コーヒー農園 RD:9 評価値:5
 ---部品: 生産者
 ---部品: 品種
 ---部品: 栽培と剪定
 ---部品: 虫と病気への対策
 ---部品: 収穫
 ---部品: 出荷作業
 ---部品: 維持管理
 ---部品: 日よけの工夫
 ---部品: コーヒー協会への加盟
 --大部品: 肉類 RD:35 評価値:8
 ---部品: お肉について
 ---大部品: 畜産 RD:29 評価値:8
 ----部品: 育てられている動物
 ----大部品: 牧場(乳牛) RD:8 評価値:5
 -----部品: 酪農について
 -----部品: 育成
 -----部品: 種付け
 -----部品: 出産
 -----部品: 搾乳
 -----部品: 出荷
 -----部品: 乳房炎対策
 -----部品: 搾乳量の減った固体について
 ----大部品: 牧場(肉牛) RD:5 評価値:3
 -----部品: 繁殖農家
 -----大部品: 肥育農家 RD:4 評価値:3
 ------部品: 肥育について
 ------部品: 前期
 ------部品: 中期~後期
 ------部品: 削蹄
 ----部品: 養豚場
 ----部品: 養鶏場
 ----大部品: 動物福祉 RD:6 評価値:4
 -----部品: 精神
 -----大部品: 五つの自由 RD:5 評価値:3
 ------部品: 飢えや渇きからの自由
 ------部品: 痛み、負傷、病気からの自由
 ------部品: 恐怖や抑圧からの自由
 ------部品: 不快からの自由
 ------部品: 自然な行動をする自由
 ----大部品: 食肉加工センター RD:7 評価値:4
 -----部品: 衛生管理
 -----部品: 従事者へのストレスケア
 -----部品: 慰霊碑
 -----部品: 屠場
 -----部品: 枝肉への加工
 -----部品: 枝肉の冷蔵
 -----部品: パッキング
 ---大部品: 狩猟による獲得 RD:5 評価値:3
 ----大部品: 狩猟する生物の選定 RD:2 評価値:1
 -----部品: 狩猟期間の制限
 -----部品: 狩猟可能鳥獣の策定
 ----部品: 狩猟道具
 ----部品: 狩猟資格
 ----部品: 禁止行為
 
 
 部品: 季節に合った作付け
 当然のことながら、作物には「育つのに適した天候・気温・湿度」がある。
 それから逆算し、適した時期に作付けを行うことで、安定した成長を見込める。
 自然を操作することはできないが、合わせることは出来るのだ。
 
 部品: 環境にあった品種
 藩国によって、寒暖の差、乾季と雨季、四季の流れといった環境は違う。
 そのため、品種は生産国の環境に沿った物が選定される。
 
 部品: 救荒作物
 主流の作物が不作の際にも比較的生育が良く、安定した収穫が見込める作物。
 一般的には粟・稗や、蕎麦、根菜ではジャガイモやサツマイモ等。備荒作物ともいう。
 共通して、「低温に強い」「生育期間が短い」「乾燥に強い」という作物が該当する。
 これらは収穫後、使用する分以外は保管倉庫に緊急用に備蓄される。
 
 部品: 穀物畑
 主に穀物類を育てる畑。広大な土地が必要。
 主食となる米・麦・トウモロコシといった代表的な穀物の中から、藩国に適した種類を育てる。
 その用途の他、飼料としての雑穀や、酒造用の穀物の栽培も行われる。
 
 部品: 根菜畑
 救荒作物ともなるジャガイモやサツマイモの他、ニンジンやダイコンといった根菜を育てる畑。
 主食だけでは栄養に偏りがあるため、土壌改良を兼ねて根菜が育てられる。
 
 部品: 土壌診断
 土壌の状態を確認し、土地がやせ細らないために適切な量の堆肥や土壌改善用の薬品を割り出す作業。
 低物理と高物理では手段が違うが、土壌の栄養分を探ることで不足を割り出す方法をとる。
 
 
 部品: 有機物の投入
 動物性肥料や植物性肥料を使用し、土壌を改善することで病気を避け、生産性を安定化させる。
 わざわざ書くまでもないが、生育に適した状態に調整するために行うことであって、作物が大量にとれるように土壌を改良するというものではない。
 
 部品: 湛水
 畑によっては、一定期間水を溜めることで病原体や害虫を処理し、水溶性の塩類を水に溶け出させることで塩害を避ける手段も取れる。
 殆どの病原体や害虫は、水中で長時間は生きられないため効果は高い。
 が、畑の地形や形状によってはこの手段はとれない。
 
 部品: 輪作での対応
 いくつかの異なる作物を同じ畑で作り回すことで、土壌の養分の偏りを防ぐ。
 連作障害の原因のうち、ほぼすべての物に有効ではあるが、同じ畑で一つの種類を栽培することに比べると
 「同じ量を取るために倍以上の面積を必要とする」「育てる作物が変わるので、その分の知識や技術が必要となる」という欠点がある。
 
 部品: 藩国の環境に適した対応
 これらの連作障害対策のうち、各藩国で育成する作物や環境、食糧生産地の規模により、各国に適した物を行う。
 全てをやることで効果が高まるわけではなく、適した物を、必要なだけ行うことが大事である。
 
 部品: 害獣・害虫の定義
 自然に存在する獣にもさまざまな種類があるが、その中でも「人間の活動に害をもたらす哺乳類に属する動物一般」をさす。
 家畜等を除けばほぼすべての獣が該当しうるが、今回の場合、畑を荒らす等の「(個人・公共問わず)資産に被害を与える」獣を害獣と呼ぶ。
 同様に、上記と条件の一致する昆虫を「害虫」と呼ぶ。
 
 部品: 害獣除けの工夫
 藩国によって様々な野生動物がいるため方法は様々だが、基本の方法として「飛び越えれない高さの柵を立てる」というものがある。
 その他、その害獣より強い生き物の匂いのするものを置く、罠を仕掛ける、案山子を立てる、等、状況と藩国技術にあった方法を取り、害獣を近づけさせないようにする工夫。
 
 部品: 害虫除けの知識
 害虫にもさまざまな種類がいるが、一番わかりやすいものは「直接葉等を食べてしまう」イモムシたちだろう。
 その被害を防ぐには、『卵の段階で取り除く』『薬品を巻いてイモムシを殺す』等の対策を行う。
 
 部品: 獣・虫よけの薬品
 人体にはほぼ害はないが、獣や虫には害となる薬品を使用することで食糧生産地を守る。
 薬品に関しては、自然由来の材料で作ったものもあれば、人工的に合成された薬品もある。
 どちらも一長一短であるため、場合により使い分けすることもある。
 
 部品: 直接駆除をする
 害獣・害虫は放置すれば放置するほど、増えてゆく。
 必要とあらば、直接駆除することで、数を減らすことも重要である。
 なお、駆除する予定の害獣が「食べられるもの」だった場合、駆除の後、おいしく頂くこととなる。
 
 部品: 畑の監視体制
 生産地の規模が大きくなるほど、人の目ではすべてを把握できなくなる。
 そのため、夜間は監視カメラ(低物理域ではそれに準ずるもの)にて監視を行い、問題があれば対処するという方法をとる。
 
 部品: 農地管理
 各自が自由に、好きな物を作るのではなく、農地を区切り、気候と環境に合わせた生産物の管理を行うことで効率的な生産が可能となる。
 また、連作障害対策で輪作をする場合や、虫害発生時にも有効となる。
 
 部品: 一時保管倉庫
 収穫した作物や、備蓄となる救荒作物を一時的に保管するための倉庫。
 ここに一度集め、虫食いのチェックや、分類・品質分けの後、分配されたり、さらに大きな倉庫に移される。
 
 部品: 概要
 鍋の国と言えば鍋料理。鍋も食料がなければ始まりません。鍋の国では、大好きな鍋をする為に皆いそいそと食料を生産しています。
 
 部品: 漁
 海に囲まれた鍋の国では周辺海域や海岸での漁が盛ん。漁船にのった漁師さんたちや海女さんたちの手により、鍋に欠かせない魚介類が水揚げされます。
 
 部品: 養殖
 鍋の具材として特に人気の高い牡蠣やエビ、出汁を取るのに欠かせない昆布など、さまざまな魚介類の養殖がおこなわれています。
 種類に応じ幼生、卵の段階から人工的に整えられた環境で育てられ、一定の大きさになったタイミングで市場へ出荷されます。
 生育環境は適切に管理され、海域の富栄養化による被害などないよう留意されたうえで行われています。
 
 部品: 魚市場
 近隣の海や養殖場で水揚げされたびちびちといきのいい魚、貝、蟹などの魚介類が毎朝運ばれてきます。飲食店の仕入れ担当はもちろん、一般の国民も買いにやってきます。
 
 部品: 海を守るために
 美味しいからといって成体になり切らないサイズのものを食用にしたり、特定海域で根こそぎ採取しては生態系が破壊されてしまい、将来的にその種が食べられなくなってしまうこととなるため、そのようなことはしてはならない。
 
 部品: 果樹園
 広大な敷地にマンゴー、パパイヤ、バナナ、パイナップルなどの果物とナッツ類が栽培されている。
 チョコレートやココアの原料となるカカオの栽培もおこなわれている。ビタミン類の栄養素の摂取はもちろん、色とりどりの果物は食卓に花を添えてくれる。
 ブドウは生産量が多いためそのまま食べるだけでなく、お菓子の材料にしたりワインに加工される。
 
 部品: フルーツ鍋
 果物も鍋に盛り付けるのが鍋の国流。美味しさはもちろん見た目の美しさも重視され、果物を綺麗に素早く美味しく鍋に盛るフルーツ鍋コンテストが毎年開催されている。
 
 部品: 春の作業
 女王蜂の産卵が始まり、ミツバチの数が増え始める。
 前年のハチミツを取り除き、新しいハチミツをためられるよう整えた巣箱にて最初の蜜の採取を行う。
 
 部品: 夏の作業
 活動が盛んになる季節のため、適時巣箱の位置を移動し十分な量の蜜を採取できるようにする。
 新しい女王蜂が育ち、巣分かれが行われる場合は新しい巣箱を用意し、誘導する。
 
 
 部品: 秋の作業
 肉食種の蜂の活動が目立つようになる季節。ミツバチの天敵であるため、襲来した場合は煙を使って弱らせ、撃退する。
 ミツバチの数が減り始めるため、巣箱内の調整を行う。冬越えの為のハチミツが蓄えられているかを確認する。
 
 部品: 冬の作業
 寒さで弱らないよう、日当たりがよく風の当たらない所で冬越しをさせる。
 開いている巣箱の修理や掃除を行い、次の春に備える。
 
 部品: 蜜の採取
 ある程度ハチミツがたまり、熟成された頃合いを見計らって巣箱に蓄えられた蜜を採取する。
 採取には煙を使い、ミツバチたちをおとなしくさせている間に行う。
 ミツバチたちに感謝しながら蜜を採取する。
 
 部品: 蜜源の育成
 ミツバチの巣箱からおよそ半径2キロメートルの範囲がミツバチの行動範囲であり、蜜の採取場所となる。
 春から晩秋までこの範囲に十分な花が咲いているよう巣箱の位置を常に気をかけ、必要に応じて巣箱の位置を変更する。
 
 部品: 鍋の国の養蜂
 鍋の国ではナベノクニミツバチという通常のミツバチよりも熱に強く、花の蜜を集める種類の蜂が飼育されている。巣からハチミツ、蜜蝋、ロイヤルゼリーが精製される。甘いハチミツは甘味料として使うのはもちろん、蜂蜜酒の製造にも使われる。蜜蝋はろうそくや化粧品の原料となり、ロイヤルゼリーは健康食品として食される。また、ミツバチは農作物の受粉にも利用される。鍋の国では果樹園にほど近い場所に設置されている。
 
 
 部品: 生産者
 コーヒー農園を経営する人と働く人。家族経営が多いが収穫期は人出が必要になる為、大きめの農園ではアルバイトを依頼する事もある。労使交渉はお互いに信頼関係に基づき、労働力の搾取があってはならない。
 
 部品: 品種
 土地や天候の特性に応じて栽培品種を選定する。試験畑が存在し、本格的な導入前に試験栽培が実施される。結果により、本格的に農園で栽培されるようになる。
 
 部品: 栽培と剪定
 海抜500m以上を目安に土壌の状態をチェックして畑がつくられる。育てた苗木から健康なものを選抜するとことからコーヒーチェリーの収穫までを行う。中でも重要なのは剪定作業で、品質の良いコーヒー豆をつくるには欠かせない。
 
 部品: 虫と病気への対策
 農作物の育成を阻害する虫や病気を防ぐため、食の健康と環境へ配慮する形で、認可されたものに限り農薬の散布が認められている。
 
 部品: 収穫
 基本的に手摘みで行うが農園の規模により振り落としで行う事もある。熟したコーヒーチェリーを選んで摘みとる作業。
 
 部品: 出荷作業
 収穫したコーヒーチェリーを工場へ出荷する作業。生産者にとっては待ちに待った工程である。返りに工場からコーヒーチェリーの果肉を利用した肥料を無料で持ちかえる事が出来る。
 
 部品: 維持管理
 カットバックや草むしりなど農園の維持に必要な作業。カットバックを処置する時期を見極める為には経験による勘も必要な為、ベテランの仕事となる。
 
 部品: 日よけの工夫
 コーヒーの木は日光を好むものの強すぎる日差し浴び続けると弱ってしまう為、日よけ対策がとられている。主にシェードツリーでコーヒーの木に適度な日陰をもたらす他、面積の問題で難しい場合は、土鍋の製造にもつかわれる粘土を薄めてコーヒーの木にかける作業が行われる。シェードツリーは特にコーヒーの木と競合しない品種を選び、大雨での土砂崩れ対策にもなる事から推奨されている。
 
 部品: コーヒー協会への加盟
 コーヒーの普及活動や、鍋の国のコーヒーブランドの確立に寄与する団体「鍋の国コーヒー協会」へ加盟している。品評会や勉強会に参加する事で、品質を競い合ったり、他の農園と情報交換をする事ができる。
 
 部品: お肉について
 お肉も美味しい鍋には欠かすことのできない具材の一つ。鍋の国では牛、豚、鶏のお肉が好まれています。
 これら三種の動物は国内各地の畜産農家により育てられており、鍋の国で育った健康的な牛・豚・鶏は味もよく、国民に親しまれています。
 それとは別に、山鳥やシカの仲間など、狩猟により獲得したお肉も食べられています。特に鍋山一帯に生息する鍋山猪は、農作物を荒らす害獣の側面もあるため定期的に狩猟団が組まれています。
 
 部品: 育てられている動物
 動物のうち、家畜・家禽を繁殖、飼育はまたは肥育しています。
 鍋の国では牛、豚、鶏などが飼育されています。
 畜産業を営む場合、国からの衛生検査を定期的にうける必要があります。
 
 部品: 酪農について
 乳牛を育て、乳や乳製品を得ることを目的とした畜産形態。
 酪農農家一件につき、数頭から数百頭の乳牛を牧場で放牧したり畜舎で飼育する。
 鍋の国では放牧主体の酪農はあまり盛んでなく、牛舎内での放し飼いが飼育方法の大多数を占める。
 
 部品: 育成
 子牛は生まれてすぐ母牛から離され、母牛から絞った乳が人の手で与えられます。早い段階で代用乳(粉ミルク)での育成に切り替えられ、母牛の乳は牛乳として搾乳されます。代用乳から徐々に柔らかい乾燥牧草や穀物を混ぜた配合飼料での育成に移行します。
 オスの子牛は生後2~3週間で肉牛、あるいは種牛用に出荷され、メスの子牛は搾乳用として引き続き育成されます。
 
 部品: 種付け
 出産をしないと牛乳は作られないため、計画的な種付けが必要となります。
 メスは生後14か月~16か月ほどで搾乳用として種付けが行われます。また、出産してから2か月ほどで次の種付けが行われます。
 
 部品: 出産
 種付けが行われる以上出産は必須です。牛は9か月ほどの妊娠期間を経て出産します。分娩予定日が近づいて来たら、普段よりも注意して母牛の様子を見守ることが大切です。
 自然分娩で大丈夫か、人の手が必要かの見極めが必要です。人の手が必要な場合、子牛の足をよく消毒した丈夫な綱で結び、母牛のいきみに合わせて引っ張り出すなどの分娩介助が行われます。
 
 部品: 搾乳
 母牛が子牛を出産したのち、5日ほど経過してから搾乳を開始します。この期間の牛乳はタンパク質が多く、牛乳として飲むのには適さないためです。農家の間では蒸して固めたり、レモン汁をくわえてチーズにしたりして食されています(一般には流通しません)
 搾乳は約三百日間、朝夕行われます。各分房につき2~4回手絞りで乳頭内に残っている牛乳を除去・混ざり物の確認をし、その後本格的に絞ります。
 
 部品: 出荷
 絞られた牛乳は細菌の増殖を抑えるため、20リットルほど入る牛乳缶に入れられ冷やされます。
 その後高熱で消毒処理され、再び冷やされてから出荷されます。
 
 部品: 乳房炎対策
 乳牛は乳が出やすいよう品種改良された種であるがため、乳がたくさん出るがその分乳房炎になりやすい。
 搾乳期間は毎日のケアを細かに行う必要がある。一般的には朝と夕の一日二回搾乳を行うことで乳房炎を防ぐ。
 
 部品: 搾乳量の減った固体について
 通常六、七年程度で乳の出が減少し、この段階で出荷用の搾乳対象から除外される。
 そのような固体は飼育されている牧場の方針によるが、牧場の片隅で余生を過ごしたり、あるいは食肉用にまわされるなどする。
 
 部品: 繁殖農家
 母牛を飼育し子を産ませ、市場へ出せるようになる9か月齢まで育てる農家です。そのまま肥育を行っている農家もありますが、多くありません。
 ただ育てるだけでなく、市場で買われていった先でトラブルにならないよう、健康状態や人馴れ、運動量に気を付けて育てます。
 
 部品: 肥育について
 食肉用の家畜の肉量を増やし、肉質をよくするため太らせることを肥育と言います。
 肥育農家ではまず子牛を市場から購入し、約20か月ほどの期間をかけて肥育します。
 購入した時点での子牛の体重はおよそ300Kgかそれより少し軽いくらいですが、市場から運ばれてくる間に疲れて痩せてしまう子牛もいます。
 まずは子牛をしっかり休ませ、体調を整えることから肥育は始まります。
 
 部品: 前期
 肥育の最初の7か月は稲藁や乾燥させた牧草などの粗飼料をメインに与えます。
 運動もさせ、骨格、筋肉、消化器官をはじめとした内臓が、しっかりとした丈夫なものになるよう育てます。
 栄養価の高い穀物なども与えますが、ほかの期間に比べるとたんぱく質が控えめの飼料となります。
 
 部品: 中期~後期
 8か月目から14か月目までは中期に当たります。筋肉の間に脂肪がため込まれていく期間。穀物類の配合を増やした餌を与えます。稲藁も与えますが、量は少なめです。
 15か月目以降の後期は仕上げ段階です。お腹いっぱい穀物の配合を増やした餌を与えるようにします。
 21か月目には体重はおよそ800kgほどにもなります。健康状態をチェックして市場へと出荷します。
 
 部品: 削蹄
 蹄を削って整えることを削蹄と言います。
 牛の蹄は毎日少しづつ伸びていきます。十分な広さの放牧地があれば歩き回ることによって自然と削れて行きますが、飼育環境下ではどうしても牛の運動量が減ってしまい、蹄が伸びていってしまいます。放っておくと姿勢が悪くなって体に負担がかかってしまうため、一年に二回程度、人の手で削ってあげることが必要になります。
 これは肉牛に限らず、乳牛やほかの蹄を持つ家畜すべてに言えることですが、肥育中の牛は性質上ほかの飼育環境よりも運動量が減るので特に注意が必要です。
 
 部品: 養豚場
 豚肉も鍋の国で好んで食されるお肉の一つです。野生の鍋山猪が家畜化された種類である鍋ポークという品種が飼育されています。おおよそ6か月ほど飼育され、体重110㎏程度で出荷されます。
 豚は病気を媒介する蚊が好んで吸血する動物の一つであるため、水田などの蚊発生場所とは離れて設けられます。
 
 部品: 養鶏場
 美味しい鶏肉と卵も鍋料理には欠かせません。食用肉、および採卵のために鶏が飼育されています。
 それぞれの鶏舎は分かれていることが多く、採卵の鶏舎は採卵の効率化のためにカゴを積み重ねたケージ飼い、食用肉の鶏舎は鶏舎内を自由に運動できるようにした平飼いが主流です。
 食用肉、採卵ともに行われている鍋地鶏では雄雌混合での平飼いでの飼育がおこなわれています。
 
 部品: 精神
 「動物が精神的、肉体的に十分健康で、幸福であり、環境と調和していること」を指す。
 気持ちのままに可愛がるだけでなく、適切な飼育環境のケアが大切です。
 
 部品: 飢えや渇きからの自由
 健康維持に必要な食事と水を与えること。
 その動物にとって適切かつ栄養的に十分な食物が与えられ、きれいな水がいつでも自由に飲めるようになっていなくてはならない。
 
 部品: 痛み、負傷、病気からの自由
 病気にならないように普段から健康管理、予防を行っていること。怪我や疾病、痛みを動物が感じているときはその状態が速やかに診療され、治療されること。
 
 部品: 恐怖や抑圧からの自由
 恐怖や精神的苦痛や多大なストレスがかかっている兆候を示していないか。もし示している場合原因を特定し、的確な対応をとること。
 
 部品: 不快からの自由
 清潔が維持され、風雪雨や炎天を避けられる快適な休息場所が設けられていること。
 温度、湿度、明るさなど、それぞれの動物にとって快適な環境を用意すること。
 その場所に怪我の原因となる鋭利な突起物がないこと。
 
 部品: 自然な行動をする自由
 動物の習性に応じて群れが必要な場合は同種の仲間たちとともに、孤独を好む場合は単独で飼育されていること。
 個々を離して飼育することが適切な場合はそのように飼育されていること。
 
 部品: 衛生管理
 o-157やサルモネラなどの食中毒の原因菌は食肉には御法度。センター内では常に徹底した衛生管理が行われている。
 
 部品: 従事者へのストレスケア
 命を直接扱う場所であるため、従事者が精神的負荷を感じた場合は、随時相談を受け付けている。
 対応としては命というものの考え方について先輩従事者からレクチャーを受けたり、一時的もしくは永続的な部門変更、休養などが行われている。
 
 部品: 慰霊碑
 命をいただいている、という動物への感謝の気持ちを忘れないため、また慰霊のための石碑がセンター敷地内に建てられている。
 センター内の従業員は毎朝始業前に石碑の方向に黙とうをささげることを習慣にしているものも多い。
 
 部品: 屠場
 ここでは飼育、肥育した家畜を肉を食べたり皮革を利用するために〆る行為、いわゆる屠殺が行われる。
 対象の家畜が苦しまないよう、十分な配慮が必要とされる。家畜が暴れるような方法では不要かつ過剰な苦痛を与えるだけでなく、従事者にとっても危険な状況となる。
 頭部への打撃を加え脳しんとうを起こさせ、気絶している間に首の動脈を鋭いナイフで切断する方式が一般的。
 動脈を切断したあと、速やかに血抜きを行い失血死をさせる。
 また、屠殺の前には家畜の生体検査が行われ、食肉加工するに当たって健康状態に問題がないことが確認される。
 
 部品: 枝肉への加工
 直腸部分を先に取り出し、内容物がお肉に触れることがないよう処理を行います。
 その後、外皮を取り除き腹部を切開、内臓が取り出されます。外皮は皮革加工ラインへ、取り出された内臓は健康状態がチェックされ、問題ないと判断された場合には専用の加工ラインへ移されます。
 問題があると認められた場合は破棄されます。
 背割り用の大きな鋸により、尾骨付け根部分から、左右均等になるように脊柱の中心部分を切断します。このとき鋸は冷却用の水で常に洗浄されながら使用され、ノコクズは特定危険部位として除去されます。
 背割りした後、脊髄残渣はナイフ等で完全に除去されます。除去の状態は検査員により、目視で確認されます。
 この時点で枝肉と呼ばれる状態になっています。検査員により、枝肉に病変がないことが確認されます。
 腹腔内、ネック部分、枝肉に付着した残毛や汚れの確認し、流水で除去したり、ナイフで直接削り取ったりします。
 
 部品: 枝肉の冷蔵
 0℃前後の枝肉冷蔵庫に搬入し、48時間後に中心温度が5℃まで下がるよう冷却します。
 その後冷却された枝肉を計量し、記録します。また、良品の割合、脂肪交雑、肉の色沢、しまり、きめ、脂肪の色・質によりランク付けがされます。
 
 部品: パッキング
 枝肉冷蔵室から食肉加工室に搬入し、大まかに部位ごとに分割します。その後、さらに細かく部位ごとに分割され、骨や筋が取り除かれ部分肉となります。
 部分肉はパッキングされ、段ボールに詰められ出荷されます。段ボールには家畜の種類、部分肉番号、枝肉番号、品質保持期限、加工センター名、加工者名が記載されます。
 
 部品: 狩猟期間の制限
 狩猟により地域の生態系を乱すことがあってはならない。そのため、子育て期間は狩猟しないなどの取り決めがある。ただし、人に害を及ぼした鳥獣についてはその限りではない。
 
 部品: 狩猟可能鳥獣の策定
 生息数の少ない種の狩猟は禁止とする。生息数調査は年間を通して行われ、毎年狩猟可能期間前に発表される。また、狩猟可能鳥獣であっても生体ではない個体は傷つけてはならない。
 
 部品: 狩猟道具
 狩猟には大きく分けて網、罠、猟銃によるものがある。このほか、鉈や己の拳による狩猟も度々行われているが、直接攻撃によるものは狩猟資格でいうその他の部門に分類されている。
 前者三つの道具については購入の際身分証明書と資格保持の証明が必要となる。
 
 
 部品: 狩猟資格
 狩猟については専門的な知識や道具が必要なこともあり、国で定期的に資格試験が行われている。この資格を所持していない場合、国内での狩猟は認められていない。この資格は3年に一度更新の必要があり、更新には所定の講義の受講と狩猟に関する法律や鳥獣の生態系についてのペーパーテストの合格が必要。
 資格は網による狩猟、罠による狩猟、猟銃による狩猟、その他の4部門に分かれる。
 
 部品: 禁止行為
 爆発物、劇薬、毒物による狩猟はいかなるときも行ってはいけない。
 つりばり又はとりもちを使用する方法での狩猟は行っていけない。
 危険な罠及び落とし穴の利用は禁止とする。
 狩猟後の罠の放置については資格取り上げ等の処罰対象となる。
 住居が集合している地域や広場等人が集まる場所、射線上に人や狩猟対象ではない動物、建物、自動車その他の乗物がある場合には猟銃は使用してはならない。
 
 


インポート用定義データ


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                 "title": "救荒作物",
                 "description": "主流の作物が不作の際にも比較的生育が良く、安定した収穫が見込める作物。\n一般的には粟・稗や、蕎麦、根菜ではジャガイモやサツマイモ等。備荒作物ともいう。\n共通して、「低温に強い」「生育期間が短い」「乾燥に強い」という作物が該当する。\nこれらは収穫後、使用する分以外は保管倉庫に緊急用に備蓄される。",
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                 "title": "穀物畑",
                 "description": "主に穀物類を育てる畑。広大な土地が必要。\n主食となる米・麦・トウモロコシといった代表的な穀物の中から、藩国に適した種類を育てる。\nその用途の他、飼料としての雑穀や、酒造用の穀物の栽培も行われる。",
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                 "description": "救荒作物ともなるジャガイモやサツマイモの他、ニンジンやダイコンといった根菜を育てる畑。\n主食だけでは栄養に偏りがあるため、土壌改良を兼ねて根菜が育てられる。",
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                 "title": "土壌診断",
                 "description": "土壌の状態を確認し、土地がやせ細らないために適切な量の堆肥や土壌改善用の薬品を割り出す作業。\n低物理と高物理では手段が違うが、土壌の栄養分を探ることで不足を割り出す方法をとる。\n",
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                 "title": "有機物の投入",
                 "description": "動物性肥料や植物性肥料を使用し、土壌を改善することで病気を避け、生産性を安定化させる。\nわざわざ書くまでもないが、生育に適した状態に調整するために行うことであって、作物が大量にとれるように土壌を改良するというものではない。",
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                 "description": "畑によっては、一定期間水を溜めることで病原体や害虫を処理し、水溶性の塩類を水に溶け出させることで塩害を避ける手段も取れる。\n殆どの病原体や害虫は、水中で長時間は生きられないため効果は高い。\nが、畑の地形や形状によってはこの手段はとれない。",
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                 "description": "いくつかの異なる作物を同じ畑で作り回すことで、土壌の養分の偏りを防ぐ。\n連作障害の原因のうち、ほぼすべての物に有効ではあるが、同じ畑で一つの種類を栽培することに比べると\n「同じ量を取るために倍以上の面積を必要とする」「育てる作物が変わるので、その分の知識や技術が必要となる」という欠点がある。",
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                 "description": "これらの連作障害対策のうち、各藩国で育成する作物や環境、食糧生産地の規模により、各国に適した物を行う。\n全てをやることで効果が高まるわけではなく、適した物を、必要なだけ行うことが大事である。",
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                 "title": "害獣・害虫の定義",
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                 "title": "害獣除けの工夫",
                 "description": "藩国によって様々な野生動物がいるため方法は様々だが、基本の方法として「飛び越えれない高さの柵を立てる」というものがある。\nその他、その害獣より強い生き物の匂いのするものを置く、罠を仕掛ける、案山子を立てる、等、状況と藩国技術にあった方法を取り、害獣を近づけさせないようにする工夫。",
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                 "title": "害虫除けの知識",
                 "description": "害虫にもさまざまな種類がいるが、一番わかりやすいものは「直接葉等を食べてしまう」イモムシたちだろう。\nその被害を防ぐには、『卵の段階で取り除く』『薬品を巻いてイモムシを殺す』等の対策を行う。",
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                 "description": "人体にはほぼ害はないが、獣や虫には害となる薬品を使用することで食糧生産地を守る。\n薬品に関しては、自然由来の材料で作ったものもあれば、人工的に合成された薬品もある。\nどちらも一長一短であるため、場合により使い分けすることもある。",
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                 "title": "直接駆除をする",
                 "description": "害獣・害虫は放置すれば放置するほど、増えてゆく。\n必要とあらば、直接駆除することで、数を減らすことも重要である。\nなお、駆除する予定の害獣が「食べられるもの」だった場合、駆除の後、おいしく頂くこととなる。",
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                 "description": "生産地の規模が大きくなるほど、人の目ではすべてを把握できなくなる。\nそのため、夜間は監視カメラ(低物理域ではそれに準ずるもの)にて監視を行い、問題があれば対処するという方法をとる。",
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             "description": "各自が自由に、好きな物を作るのではなく、農地を区切り、気候と環境に合わせた生産物の管理を行うことで効率的な生産が可能となる。\nまた、連作障害対策で輪作をする場合や、虫害発生時にも有効となる。",
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         "title": "鍋の国の食料事情",
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             "description": "鍋の国と言えば鍋料理。鍋も食料がなければ始まりません。鍋の国では、大好きな鍋をする為に皆いそいそと食料を生産しています。",
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                 "title": "漁",
                 "description": "海に囲まれた鍋の国では周辺海域や海岸での漁が盛ん。漁船にのった漁師さんたちや海女さんたちの手により、鍋に欠かせない魚介類が水揚げされます。\n",
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                 "title": "養殖",
                 "description": "鍋の区材として特に人気の高い牡蠣やエビ、出汁を取るのに欠かせない昆布など、さまざまな魚介類の養殖がおこなわれています。\n種類に応じ幼生、卵の段階から人工的に整えられた環境で育てられ、一定の大きさになったタイミングで市場へ出荷されます。\n生育環境は適切に管理され、海域の富栄養化による被害などないよう留意されたうえで行われています。",
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                 "description": "近隣の海や養殖場で水揚げされたびちびちといきのいい魚、貝、蟹などの魚介類が毎朝運ばれてきます。飲食店の仕入れ担当はもちろん、一般の国民も買いにやってきます。",
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                 "description": "カットバックや草むしりなど農園の維持に必要な作業。カットバックを処置する時期を見極める為には経験による勘も必要な為、ベテランの仕事となる。",
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                 "description": "コーヒーの木は日光を好むものの強すぎる日差し浴び続けると弱ってしまう為、日よけ対策がとられている。主にシェードツリーでコーヒーの木に適度な日陰をもたらす他、面積の問題で難しい場合は、土鍋の製造にもつかわれる粘土を薄めてコーヒーの木にかける作業が行われる。シェードツリーは特にコーヒーの木と競合しない品種を選び、大雨での土砂崩れ対策にもなる事から推奨されている。",
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                 "title": "お肉について",
                 "description": "お肉も美味しい鍋には欠かすことのできない具材の一つ。鍋の国では牛、豚、鶏のお肉が好まれています。\nこれら三種の動物は国内各地の畜産農家により育てられており、鍋の国で育った健康的な牛・豚・鶏は味もよく、国民に親しまれています。\nそれとは別に、山鳥やシカの仲間など、狩猟により獲得したお肉も食べられています。特に鍋山一帯に生息する鍋山猪は、農作物を荒らす害獣の側面もあるため定期的に狩猟団が組まれています。",
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                         "description": "乳牛を育て、乳や乳製品を得ることを目的とした畜産形態。\n酪農農家一件につき、数頭から数百頭の乳牛を牧場で放牧したり畜舎で飼育する。\n鍋の国では放牧主体の酪農はあまり盛んでなく、牛舎内での放し飼いが飼育方法の大多数を占める。",
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                         "title": "枝肉への加工",
                         "description": "直腸部分を先に取り出し、内容物がお肉に触れることがないよう処理を行います。\nその後、外皮を取り除き腹部を切開、内臓が取り出されます。外皮は皮革加工ラインへ、取り出された内臓は健康状態がチェックされ、問題ないと判断された場合には専用の加工ラインへ移されます。\n問題があると認められた場合は破棄されます。\n背割り用の大きな鋸により、尾骨付け根部分から、左右均等になるように脊柱の中心部分を切断します。このとき鋸は冷却用の水で常に洗浄されながら使用され、ノコクズは特定危険部位として除去されます。\n背割りした後、脊髄残渣はナイフ等で完全に除去されます。除去の状態は検査員により、目視で確認されます。\nこの時点で枝肉と呼ばれる状態になっています。検査員により、枝肉に病変がないことが確認されます。\n腹腔内、ネック部分、枝肉に付着した残毛や汚れの確認し、流水で除去したり、ナイフで直接削り取ったりします。",
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                         "title": "枝肉の冷蔵",
                         "description": "0℃前後の枝肉冷蔵庫に搬入し、48時間後に中心温度が5℃まで下がるよう冷却します。\nその後冷却された枝肉を計量し、記録します。また、良品の割合、脂肪交雑、肉の色沢、しまり、きめ、脂肪の色・質によりランク付けがされます。",
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                         "description": "枝肉冷蔵室から食肉加工室に搬入し、大まかに部位ごとに分割します。その後、さらに細かく部位ごとに分割され、骨や筋が取り除かれ部分肉となります。\n部分肉はパッキングされ、段ボールに詰められ出荷されます。段ボールには家畜の種類、部分肉番号、枝肉番号、品質保持期限、加工センター名、加工者名が記載されます。",
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                         "description": "狩猟により地域の生態系を乱すことがあってはならない。そのため、子育て期間は狩猟しないなどの取り決めがある。ただし、人に害を及ぼした鳥獣についてはその限りではない。",
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                         "description": "生息数の少ない種の狩猟は禁止とする。生息数調査は年間を通して行われ、毎年狩猟可能期間前に発表される。また、狩猟可能鳥獣であっても生体ではない個体は傷つけてはならない。",
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                     "description": "狩猟には大きく分けて網、罠、猟銃によるものがある。このほか、鉈や己の拳による狩猟も度々行われているが、直接攻撃によるものは狩猟資格でいうその他の部門に分類されている。\n前者三つの道具については購入の際身分証明書と資格保持の証明が必要となる。\n",
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                     "description": "狩猟については専門的な知識や道具が必要なこともあり、国で定期的に資格試験が行われている。この資格を所持していない場合、国内での狩猟は認められていない。この資格は3年に一度更新の必要があり、更新には所定の講義の受講と狩猟に関する法律や鳥獣の生態系についてのペーパーテストの合格が必要。\n資格は網による狩猟、罠による狩猟、猟銃による狩猟、その他の4部門に分かれる。",
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