鍋の国 @ ウィキ

製糖工場

最終更新:

ronnyuuryuu

- view
だれでも歓迎! 編集

製糖工場


部品構造


  • 大部品: 製糖工場 RD:13 評価値:6
    • 大部品: 設備 RD:4 評価値:3
      • 部品: 管理棟
      • 部品: 受け入れ場
      • 部品: 集積場
      • 部品: 製糖用の機械設備
    • 大部品: 製糖の流れ RD:5 評価値:3
      • 部品: 圧搾
      • 部品: 濾過・濃縮
      • 部品: 煎糖
      • 部品: 分離
      • 部品: 原料糖の完成
    • 大部品: 廃棄物の再利用 RD:2 評価値:1
      • 部品: 搾りかす
      • 部品: 糖蜜
    • 部品: 生産農家との連携
    • 部品: 環境保全への取り組み



部品定義


部品: 管理棟

入口にある建物。基本的に一般入場はできない。従業員の休憩所や着替え室、トイレ、事務室などがある。入出荷管理、全体の工程管理などもここで行われる。

部品: 受け入れ場

大量に運ばれてきたさとうきびを計量し、そこから一部を採取して糖度を測定する。糖度と重量で買取価格が決まる。

部品: 集積場

さとうきびに葉がついているものとそれ以外で分けて保管する場所。葉がついたものは取り除く作業が必要となるため、買取も別料金となる。

部品: 製糖用の機械設備

製糖に必要な主な設備は、カッターやシュレッダー、圧搾機、連続沈殿槽、多重効用缶、真空結晶缶、遠心分離機などがある。さとうきびの収穫期以外には基本的に工場閉鎖されているため、その合間に各機械の細かい清掃やメンテナンスが行われる。

部品: 圧搾

さとうきびの茎の部分をカッターやシュレッダーで細かく刻む。それらに水を加えながら圧搾機にかけてショ糖を搾り出す。

部品: 濾過・濃縮

連続沈殿槽を利用して搾り汁の不純物を沈殿させる。その上澄み液を取り出し、今度は多重効用缶を通して濃縮する。

部品: 煎糖

濃縮した液をさらに煮詰めてショ糖の結晶を作る。その際カラメルのような色がつかないように、真空結晶缶を使って真空・低温で結晶を作る。

部品: 分離

ショ糖の結晶を遠心分離機にかけて、結晶と蜜に分ける。分離した蜜にはまだ糖分が含まれており製糖以外にも再利用される。

部品: 原料糖の完成

分離工程で振り分けられたショ糖の結晶が「原料糖」である。砂山のように積まれて保管されたのち、運びやすい量でまとめて各地の精製糖工場へ輸送される。

部品: 搾りかす

さとうきびを細かく砕いて搾った残りのかすを「バガス」という。圧搾機の燃料として再利用したり、紙(バガスパルプ)の原料としての利用、堆肥化して農地に戻すこともできる。実用には達していないがバイオエタノールの生成も模索されるなどさまざまな分野での有効利用が期待されている。

部品: 糖蜜

結晶と分離した糖蜜は、糖分以外の成分も含んでおり粘状で黒褐色をしている。糖分をまだ含んでいることから再利用されることが多い。そのまま甘味料としたり、うま味調味料やアルコールなど発酵工業の主原料・または補助原料としての需要もある。

部品: 生産農家との連携

製糖をする側の目線で、さとうきび農家への生産指導・アドバイスを行うことも多い。原料となるさとうきびの品質向上はそのまま製糖工場から出荷される原料糖の品質にも繋がっているため、お互いにとってメリットがある。さとうきび畑と製糖工場は(出荷から製糖まで手早く行うために)立地的に近いことが多く、従業員同士がご近所ということもあって心情的にアドバイスを受け入れやすい面もある。

部品: 環境保全への取り組み

さとうきびの搾りかす(バガス)をボイラー用燃料として使用し、CO2排出量の削減に努めている。また工場廃水を浄化する廃水処理施設を導入するところも多い。



提出書式


 大部品: 製糖工場 RD:13 評価値:6
 -大部品: 設備 RD:4 評価値:3
 --部品: 管理棟
 --部品: 受け入れ場
 --部品: 集積場
 --部品: 製糖用の機械設備
 -大部品: 製糖の流れ RD:5 評価値:3
 --部品: 圧搾
 --部品: 濾過・濃縮
 --部品: 煎糖
 --部品: 分離
 --部品: 原料糖の完成
 -大部品: 廃棄物の再利用 RD:2 評価値:1
 --部品: 搾りかす
 --部品: 糖蜜
 -部品: 生産農家との連携
 -部品: 環境保全への取り組み
 
 
 部品: 管理棟
 入口にある建物。基本的に一般入場はできない。従業員の休憩所や着替え室、トイレ、事務室などがある。入出荷管理、全体の工程管理などもここで行われる。
 
 部品: 受け入れ場
 大量に運ばれてきたさとうきびを計量し、そこから一部を採取して糖度を測定する。糖度と重量で買取価格が決まる。
 
 部品: 集積場
 さとうきびに葉がついているものとそれ以外で分けて保管する場所。葉がついたものは取り除く作業が必要となるため、買取も別料金となる。
 
 部品: 製糖用の機械設備
 製糖に必要な主な設備は、カッターやシュレッダー、圧搾機、連続沈殿槽、多重効用缶、真空結晶缶、遠心分離機などがある。さとうきびの収穫期以外には基本的に工場閉鎖されているため、その合間に各機械の細かい清掃やメンテナンスが行われる。
 
 部品: 圧搾
 さとうきびの茎の部分をカッターやシュレッダーで細かく刻む。それらに水を加えながら圧搾機にかけてショ糖を搾り出す。
 
 部品: 濾過・濃縮
 連続沈殿槽を利用して搾り汁の不純物を沈殿させる。その上澄み液を取り出し、今度は多重効用缶を通して濃縮する。
 
 部品: 煎糖
 濃縮した液をさらに煮詰めてショ糖の結晶を作る。その際カラメルのような色がつかないように、真空結晶缶を使って真空・低温で結晶を作る。
 
 部品: 分離
 ショ糖の結晶を遠心分離機にかけて、結晶と蜜に分ける。分離した蜜にはまだ糖分が含まれており製糖以外にも再利用される。
 
 部品: 原料糖の完成
 分離工程で振り分けられたショ糖の結晶が「原料糖」である。砂山のように積まれて保管されたのち、運びやすい量でまとめて各地の精製糖工場へ輸送される。
 
 部品: 搾りかす
 さとうきびを細かく砕いて搾った残りのかすを「バガス」という。圧搾機の燃料として再利用したり、紙(バガスパルプ)の原料としての利用、堆肥化して農地に戻すこともできる。実用には達していないがバイオエタノールの生成も模索されるなどさまざまな分野での有効利用が期待されている。
 
 部品: 糖蜜
 結晶と分離した糖蜜は、糖分以外の成分も含んでおり粘状で黒褐色をしている。糖分をまだ含んでいることから再利用されることが多い。そのまま甘味料としたり、うま味調味料やアルコールなど発酵工業の主原料・または補助原料としての需要もある。
 
 部品: 生産農家との連携
 製糖をする側の目線で、さとうきび農家への生産指導・アドバイスを行うことも多い。原料となるさとうきびの品質向上はそのまま製糖工場から出荷される原料糖の品質にも繋がっているため、お互いにとってメリットがある。さとうきび畑と製糖工場は(出荷から製糖まで手早く行うために)立地的に近いことが多く、従業員同士がご近所ということもあって心情的にアドバイスを受け入れやすい面もある。
 
 部品: 環境保全への取り組み
 さとうきびの搾りかす(バガス)をボイラー用燃料として使用し、CO2排出量の削減に努めている。また工場廃水を浄化する廃水処理施設を導入するところも多い。
 
 


インポート用定義データ


 [
   {
     "title": "製糖工場",
     "part_type": "group",
     "children": [
       {
         "title": "設備",
         "part_type": "group",
         "children": [
           {
             "title": "管理棟",
             "description": "入口にある建物。基本的に一般入場はできない。従業員の休憩所や着替え室、トイレ、事務室などがある。入出荷管理、全体の工程管理などもここで行われる。",
             "part_type": "part",
             "expanded": true
           },
           {
             "title": "受け入れ場",
             "description": "大量に運ばれてきたさとうきびを計量し、そこから一部を採取して糖度を測定する。糖度と重量で買取価格が決まる。",
             "part_type": "part"
           },
           {
             "title": "集積場",
             "description": "さとうきびに葉がついているものとそれ以外で分けて保管する場所。葉がついたものは取り除く作業が必要となるため、買取も別料金となる。",
             "part_type": "part",
             "expanded": true
           },
           {
             "title": "製糖用の機械設備",
             "description": "製糖に必要な主な設備は、カッターやシュレッダー、圧搾機、連続沈殿槽、多重効用缶、真空結晶缶、遠心分離機などがある。さとうきびの収穫期以外には基本的に工場閉鎖されているため、その合間に各機械の細かい清掃やメンテナンスが行われる。",
             "part_type": "part",
             "expanded": true
           }
         ],
         "expanded": true
       },
       {
         "title": "製糖の流れ",
         "part_type": "group",
         "children": [
           {
             "title": "圧搾",
             "description": "さとうきびの茎の部分をカッターやシュレッダーで細かく刻む。それらに水を加えながら圧搾機にかけてショ糖を搾り出す。",
             "part_type": "part",
             "expanded": true
           },
           {
             "title": "濾過・濃縮",
             "description": "連続沈殿槽を利用して搾り汁の不純物を沈殿させる。その上澄み液を取り出し、今度は多重効用缶を通して濃縮する。",
             "part_type": "part",
             "expanded": true
           },
           {
             "title": "煎糖",
             "description": "濃縮した液をさらに煮詰めてショ糖の結晶を作る。その際カラメルのような色がつかないように、真空結晶缶を使って真空・低温で結晶を作る。",
             "part_type": "part",
             "expanded": true
           },
           {
             "title": "分離",
             "description": "ショ糖の結晶を遠心分離機にかけて、結晶と蜜に分ける。分離した蜜にはまだ糖分が含まれており製糖以外にも再利用される。",
             "part_type": "part",
             "expanded": true
           },
           {
             "title": "原料糖の完成",
             "description": "分離工程で振り分けられたショ糖の結晶が「原料糖」である。砂山のように積まれて保管されたのち、運びやすい量でまとめて各地の精製糖工場へ輸送される。",
             "part_type": "part",
             "expanded": true
           }
         ],
         "expanded": true
       },
       {
         "title": "廃棄物の再利用",
         "part_type": "group",
         "children": [
           {
             "title": "搾りかす",
             "description": "さとうきびを細かく砕いて搾った残りのかすを「バガス」という。圧搾機の燃料として再利用したり、紙(バガスパルプ)の原料としての利用、堆肥化して農地に戻すこともできる。実用には達していないがバイオエタノールの生成も模索されるなどさまざまな分野での有効利用が期待されている。",
             "part_type": "part",
             "expanded": true
           },
           {
             "title": "糖蜜",
             "description": "結晶と分離した糖蜜は、糖分以外の成分も含んでおり粘状で黒褐色をしている。糖分をまだ含んでいることから再利用されることが多い。そのまま甘味料としたり、うま味調味料やアルコールなど発酵工業の主原料・または補助原料としての需要もある。",
             "part_type": "part",
             "expanded": true
           }
         ],
         "expanded": true
       },
       {
         "title": "生産農家との連携",
         "description": "製糖をする側の目線で、さとうきび農家への生産指導・アドバイスを行うことも多い。原料となるさとうきびの品質向上はそのまま製糖工場から出荷される原料糖の品質にも繋がっているため、お互いにとってメリットがある。さとうきび畑と製糖工場は(出荷から製糖まで手早く行うために)立地的に近いことが多く、従業員同士がご近所ということもあって心情的にアドバイスを受け入れやすい面もある。",
         "part_type": "part",
         "expanded": true
       },
       {
         "title": "環境保全への取り組み",
         "description": "さとうきびの搾りかす(バガス)をボイラー用燃料として使用し、CO2排出量の削減に努めている。また工場廃水を浄化する廃水処理施設を導入するところも多い。",
         "part_type": "part",
         "expanded": true
       }
     ],
     "expanded": true
   }
 ]

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

記事メニュー
目安箱バナー