復興した亜熱帯多雨林と鍋の国の地形
部品構造
- 大部品: 復興した亜熱帯多雨林と鍋の国の地形 RD:62 評価値:10
- 部品: 鍋の国の密林のなりたち
- 部品: 区域分断用に河川を利用
- 部品: はじまりの植樹
- 大部品: 鍋の国緑地復興計画 RD:39 評価値:9
- 大部品: 長期的な自然形態回復のために RD:11 評価値:5
- 部品: 緑化土地の選定
- 部品: 井戸を掘る
- 部品: マメ科の牧草を植える
- 部品: 草方格
- 部品: 苗木の準備
- 部品: 苗木の植え付け
- 部品: 緑化活動初期段階における風対策
- 大部品: 植生保護管 RD:4 評価値:3
- 部品: 苗木の保護と早期成長効果
- 部品: 管内の保湿効果
- 部品: 風から苗を守る
- 部品: 害獣からの保護
- 大部品: 成長促進特別区域 RD:13 評価値:6
- 大部品: 遺伝子改良を施した樹 RD:12 評価値:6
- 部品: 樹の成長促進改良
- 部品: 期限付きの成長促進
- 部品: 排出花粉量の制限
- 部品: 食用の禁止(遺伝子改良理由)
- 大部品: 遺伝子改良樹の可能な使用用途 RD:4 評価値:3
- 部品: 建材用樹木
- 部品: 燃料用樹木
- 部品: 製紙用原材料
- 部品: 伐採量の制限
- 大部品: 遺伝子改良樹植樹区域の管理体制 RD:4 評価値:3
- 部品: 複数地点からの定点観測
- 部品: 観測員の配置
- 部品: 適度な伐採
- 部品: 林業関係者への協力
- 部品: 将来的に規模縮小
- 大部品: 遺伝子改良を施した樹 RD:12 評価値:6
- 大部品: 自然成長区域 RD:5 評価値:3
- 部品: 従来の南国の自然形態
- 部品: 食べられる植物相
- 部品: 資源としての植物相
- 部品: 点在する沼沢
- 部品: 希少野生生物の保護
- 大部品: 鍋湖 RD:9 評価値:5
- 部品: 淡水の天然の湖
- 大部品: ナベコマス RD:3 評価値:2
- 部品: マスの仲間
- 部品: 生態
- 部品: 人とのかかわり
- 大部品: 船着き場 RD:5 評価値:3
- 部品: 三か所の船着き場
- 部品: 調査船
- 部品: 遊覧船
- 部品: 切符売り場
- 部品: 売店
- 部品: 遺跡の封印強化対策
- 大部品: 長期的な自然形態回復のために RD:11 評価値:5
- 大部品: 鍋山ダム RD:4 評価値:3
- 部品: 概要
- 部品: 灌漑
- 部品: 河川環境の維持
- 部品: 洪水対策
- 大部品: 冒険により発見した地形(冒険者の手記より抜粋) RD:16 評価値:6
- 部品: 国内の探索
- 大部品: 北部 RD:4 評価値:3
- 部品: まずは北へ
- 部品: 山にあるもの
- 部品: 鉱石?
- 部品: 海に出た
- 大部品: 北西部 RD:3 評価値:2
- 部品: せっかくなので
- 部品: 島? 発見
- 部品: アイナベ島
- 大部品: 西部 RD:2 評価値:1
- 部品: 西を目指すゴーウェスト
- 部品: 茜浜
- 大部品: 南部 RD:2 評価値:1
- 部品: 集落を発見
- 部品: 念願の愛しき
- 大部品: 東部 RD:3 評価値:2
- 部品: 名残惜しみつつ東へ
- 部品: 再び島発見?
- 部品: ここを葱島と名付ける
- 部品: そして手記は聖地巡礼ガイドへ
部品定義
部品: 鍋の国の密林のなりたち
砂漠からの本来の自然形態を取り戻す早期復興計画のため、少しだけ遺伝子改良を施した樹を植えることとなった。成長促進の遺伝子改良を行った成長の早い特区をさだめ、まずは緑を早期に取り戻しつつ、一方で本来の自然成長で緑を育てていく区域をつくるというものである。自然成長区域が十分に育った頃に、成長促進区域を徐々に規模を縮小し、いずれ全ての植物を自然成長のものでいっぱいにする、といった計画である。
部品: 区域分断用に河川を利用
成長促進区域と自然成長区域の植物が混ざり合って管理や自然形態に支障が無いよう、2区域間を分断するように川を引き、河川整備が行われている。
部品: はじまりの植樹
南国の豊かな動植物層への復興への第一歩として、最初は藩王と国民の植樹から始まった。小さな若木から、またかつての風景を取り戻そうという誓いと願いをこめたのである。
部品: 緑化土地の選定
地質調査を行い、国土の北北東と西側が半乾燥・半湿潤地ということが判明した。この2区域から緑化の復興を始めることとなった。
部品: 井戸を掘る
水源確保の第一歩として、井戸は必要不可欠。各区域の中でなるべく低い土地の箇所を選んで掘る。地下水の出る目安は15m程度。多少前後してもよいがこの時、深く掘り過ぎないようにする。
部品: マメ科の牧草を植える
土壌回復用も兼ねて草原を早期に形成するため、マメ科の牧草を植える。土壌中の窒素成分が増えることで、新たに別の植物が育つ環境を作る。
部品: 草方格
流動性を持つ砂漠の緑化方法のひとつ。ワラなどの草を1メートル四方の格子状に埋め込むことで、砂の流動を抑える手法。
部品: 苗木の準備
苗木は植樹に耐えられる大きさになる目安の大きさになるまで、または2~3年ほど育ててから植え付けを行う。
部品: 苗木の植え付け
苗木は地下水近くに根を近づけるために、植え付けの際には砂をある程度深く掘ってから植樹を行う。大事な苗を無駄にしないため、手を抜かない。
部品: 緑化活動初期段階における風対策
苗木をただ植えただけでは強い風に負ける可能性もあるため、強風対策として列または碁盤目状に植えることで、風にまけないようにする。
部品: 苗木の保護と早期成長効果
植生保護管を使用することで苗木を1本1本保護し、早期成長を促す目的で使用する。また、活着を助ける働きがある。
部品: 管内の保湿効果
管内部の湿度を高く保つ保湿効果があり、異常気象・土壌の問題等による乾燥での植生の枯死・枯損を防ぎ活着・成長を助ける効果がある。
部品: 風から苗を守る
強い風で苗が根付く前にこけてしまうのを防ぐほか、強制蒸散を防ぐ効果があり、苗の活着を助ける効果がある。
部品: 害獣からの保護
若い苗木が動物や害獣に食べられたり折られたりなどの被害に合わないよう、保護することで植生を保護することができる。
部品: 樹の成長促進改良
遺伝子改良の内容は、樹の成長速度を一定期間だけ上げるといった内容である。藩国の動植物層の復興のため導入された。
部品: 期限付きの成長促進
一定の大きさ、いわゆる大人の樹になる程度までは成長が早まる改良が施されている。また大人の樹に近づくにつれ、成長速度促進効果は次第に薄れていき、改良元の樹の本来の成長速度と同程度になるような調整も同時に施されている。
部品: 排出花粉量の制限
成長促進の遺伝子改良の際、排出する花粉量は通常の成長速度の年間排出量程度になるように花粉量は抑えられている。
部品: 食用の禁止(遺伝子改良理由)
鍋の国の、食に関する大規模科学研究によるカテゴリーブックに登録されている。遺伝子改良品のため、たとえ食べて消化できても人体への影響を考え、食用を禁止されている。もとより一般的に食用ではない。
部品: 建材用樹木
保有水分量が高くなく、家屋などの建物の建材用として加工が可能。柱や梁用に、若いうちから枝打ちなどの処理も施される。
部品: 燃料用樹木
保有水分量が少なく、伐採後乾燥させることで燃料に向いている樹。いわゆる蒔としての用途のほか、木工用などに適している。
部品: 製紙用原材料
製紙用の原材料として使用される。本や新聞に紙袋、ティッシュやトイレットペーパーなどの日用品の様々な紙製品の主原料となる。
部品: 伐採量の制限
遺伝子改良樹は本来、国に緑を早期に取り戻し復興の為の一時的な措置のため、木々の使用用途はあれど資源用等のための成長促進ではないため、森の状態に合わせた伐採計画の提出を国に義務付けている。
部品: 複数地点からの定点観測
成長促進を施したため、成長の早い木々が手におえないぐらい増えすぎないよう、定期的に成長や分布状況を観測しデータを取る。
部品: 観測員の配置
月に1度のペースで、木々の成長状態について定点観測を行うための観測員。配属人数は森の拡がりに応じて、データ収集に適切な人数となるよう変動する。
部品: 適度な伐採
成長速度が想定より異様に早すぎる樹や、大人になっても成長速度が落ちない樹があった場合、成長速度を調整するよう伐採、または間引いて調整する。
部品: 林業関係者への協力
林業関係の山師や、植物の成長に関する知識に長けている林業関係者にも協力を依頼し、政府主導のもと国の緑が適切に保たれるように活動する。
部品: 将来的に規模縮小
遺伝子改良樹は国土の緑の復興のため投入された、あくまで一時的なもののため、自然な自然形態が十分に回復したと政府が判断したのち、遺伝子改良樹はその役目を終え規模を縮小していき、ゆくゆくは随時遺伝子改良を施していない、自然で育った樹への植え替えを行うものとする。
部品: 従来の南国の自然形態
遺伝子改良樹など、人工的に開発・改良した動植物を持ち込まず、南国の気候で育つ動植物層で成り立つ区域。藩国船から旧来の自然形態データを参照し、かつての自然を取り戻し、保護活動を行い、国土とバランスよくこの自然を維持するものである。
部品: 食べられる植物相
その自然区域に住まう動物等が暮らしていけるよう、果実や豆や葉などが食べられる植物も復興時に植生された。
部品: 資源としての植物相
成長促進特別区域ほどではないが、時間の経過とともに拡大していくこの自然成長区域にも林業用や建材用、燃料用など、資源としての樹も植えられている。もちろん遺伝子改良樹ではない。
部品: 点在する沼沢
浅い水面に覆われた低湿地。周囲やそこに生息する生態系にとっても必要な水場でもあり、挺水植物が育っている。
部品: 希少野生生物の保護
過去の生態系バランスが最も取れていた時代に比べて、現在の自然界の中での生態系バランスを見ても個体数が少ないものについては保護活動を行う。生息保護区の指定や、繁殖を補佐する(遺伝子改良などの手は加えず、自然の摂理の範囲内でのサポート)
部品: 淡水の天然の湖
鍋の国を横切る大きな川の途中には鍋湖がある。淡水の湖であり、魚も多く棲んでいる。特にマスの仲間であるナベコマスは湖岸の漁師たちに人気の具材。また、暑い日には子供たちが水浴びを楽しんでいる様子も見られる。
部品: マスの仲間
鍋の国に生息しているマスの仲間。鍋湖に多く生息しているため、この名がついた。成魚は40~50cmほどだが、大きいものだと70cmを超えることもある。
部品: 生態
鍋湖において、水温15度程度となる水深10mよりも深いところに生息している。
餌は淡水にすむ小型のエビ、魚、水生昆虫を好んで食べる。卵から孵化したのち、およそ4年ほどで40cm~50cmに成長する。
餌は淡水にすむ小型のエビ、魚、水生昆虫を好んで食べる。卵から孵化したのち、およそ4年ほどで40cm~50cmに成長する。
部品: 人とのかかわり
味がよく、食用として人気がある。主に回遊しているルートへ網を設置し、網目に体がからめとられるようにする刺し網漁で捕獲される。趣味としての釣りのターゲットとしても人気がある。
部品: 三か所の船着き場
鍋湖には三か所の船着き場が設けられている。それぞれの船着き場には桟橋が伸び、調査用や遊覧用の船が係留されており、切符売り場や売店が併設されている。
部品: 調査船
鍋湖の生態を調査するための船舶。魚の群れや湖底の地形を調査するためのソナー機材、様々の深さから水やプランクトンのサいンプルを採取するための機材が積み込まれている。
部品: 遊覧船
鍋湖の穏やかで眺めの良い水域を航行する客船。一回の航行はおよそ1時間ほど。
二階建てで、屋上の展望ラウンジでは心地の良い風を浴びることができる。1階の喫茶ラウンジには大きな窓が付いており、中央のカウンターで軽食や飲み物を購入してのんびりと水面や景色を眺めることができる。
二階建てで、屋上の展望ラウンジでは心地の良い風を浴びることができる。1階の喫茶ラウンジには大きな窓が付いており、中央のカウンターで軽食や飲み物を購入してのんびりと水面や景色を眺めることができる。
部品: 切符売り場
遊覧船の切符を販売している。一回につきXXXにゃんにゃん/わんわんで購入でき、15歳未満は半額となっている。団体向けの割引や、回数券の販売も行っている。
部品: 売店
軽食や飲み物、鍋湖ならではのお土産が売られている。王猫さまがお船に乗った素焼きの置物の色付け体験もおこなわれている。
部品: 遺跡の封印強化対策
復興活動中に遺跡を発見した場合は立ち入りを禁止し、また封印として重点的に植物を植え、多めに覆う。過去に遺跡が出現した場所や、出現が予測された場所には同様に多めに緑を配置する。
部品: 概要
天然の鍋湖とは別に、ダム湖が存在する。鍋山に流れる川をせき止め、治水に役立てている。南国に多いとされる洪水対策の一環である。また、淡水生物の住処ともなっている。
部品: 灌漑
ここで貯められた水は下流域の河川の流水量を一定に保つよう計画的に放水される。下流域には食料生産地があり、農業用水を安定して得るためになくてはならないものとなっている。
部品: 河川環境の維持
河川の水量が著しく減少した場合、流域に生息する魚やエビ・蟹などの生態系が脅かされる。このような事態を防止するために、ダムによる計画的な放水が有効となる。
部品: 洪水対策
集中豪雨などが発生した場合、ダムからの放水がなくとも下流域内での降雨ですでに流水量が氾濫危険域に達する場合がある。このことが予見されるときはいち早く放水を停止し水害の拡大を防止する。
部品: 国内の探索
緑地復興計画が進み、余裕が生まれた事からまだ未確認である国内の状況を確認するべき冒険隊を結成、各方向へと調査の旅に出たのである。果たして何が出るやら……
部品: まずは北へ
緑化土地として北北東部は確認したが北の方は確認していない。北の方には山脈が見える。まずはその山脈を目指した。
部品: 山にあるもの
北にある山々は長らく人の手が入っていないのか山道らしき道はない。時折、木の実らしき物も見つかる。ここを開拓するのもいいのではないだろうかと冒険隊一行が先へ進むと温泉を発見。一息つく事となった。温泉バンザイである。
部品: 鉱石?
温泉で一息ついた冒険者達は再び歩き始める。すると今度は何やら鉱石らしき物を発見。鉄? 銅? それとも? 専門家がいない為、地図に場所を付け、今度来る時は調べてみようと決意するのであった。もちろんその時は道先案内人として同行して温泉に入ろうと決意した。
部品: 海に出た
北を進み続けると海に出た。
海の波は荒れており、随分と深そうだ。ここも調査は後回しだな。冒険者達は一度戻ることにした。釣りがしたかったが見るべき事がないと言われ。すぐに出発。やや残念である。
海の波は荒れており、随分と深そうだ。ここも調査は後回しだな。冒険者達は一度戻ることにした。釣りがしたかったが見るべき事がないと言われ。すぐに出発。やや残念である。
部品: せっかくなので
せっかくなので今度は西の方に進む。起点とした場所から見たら北西に位置する方向だ。残した者たちが立派に緑化復興してくれる事を信じて先へ進む。
部品: 島? 発見
西を進み続けると海に出た。しかし今度はよく見ると海平線の向こうに島が見える。海も穏やかだ。
冒険者たちは木を切り倒し、小舟を作り、島へと向かった。船を作る際に釣りもしたが大漁とまでは行かなかった。決して私の腕が悪いわけではない。
冒険者たちは木を切り倒し、小舟を作り、島へと向かった。船を作る際に釣りもしたが大漁とまでは行かなかった。決して私の腕が悪いわけではない。
部品: アイナベ島
島は結構な広さを持っていた。将来ここに何か建築物を建ててもいいんじゃないだろうか? 本土と距離もそこそこ離れているので少々音を出しても問題なさそうだ。何らかの工場を作って本土と橋を繋げれば……などと冒険者達はワイワイと未来の国の事を話しながら一晩を過ごした。
部品: 西を目指すゴーウェスト
冒険者たちは南下し、起点から西を目指した。海はだんだんと穏やかになっていく。この辺りにビーチを作って海水浴もいいのではないだろうか?
冒険者たちの未来への希望と妄想は続く。釣りにも良さそうだ。
冒険者たちの未来への希望と妄想は続く。釣りにも良さそうだ。
部品: 茜浜
冒険者たちがワイワイと未来の海水浴について語りながら歩いていると浜辺を見つけた。夕日が海へと沈んでいくその浜辺の姿に一同はしばし歩みを止めて、見入った。
数十分後慌てて野営の準備に取り掛かったがもう少しで危ないところであった。
数十分後慌てて野営の準備に取り掛かったがもう少しで危ないところであった。
のちの話になるが、浜のある場所は上空からの調査で眼鏡の形がしている事が判明。本土とくっついてはいるがあえて「眼鏡島」と呼称されるようになった。いや、見事に眼鏡に似てるんだよ、これが……もとい、眼鏡島の茜浜として知られる事になる。
鍋の国の観光スポットで夕焼けが絶景だととされる茜浜は発見された当初から夕焼けが絶景だと認識されていたののだ。
鍋の国の観光スポットで夕焼けが絶景だととされる茜浜は発見された当初から夕焼けが絶景だと認識されていたののだ。
部品: 集落を発見
南部のほうに移動してみると、川沿いを中心に集落ができていた。人間やはり生活に水場はかかせないものだと思う。人々は活気付いており、この村はやがて街になるだろう。その時にはまた訪れようと誓った。
部品: 念願の愛しき
更に南部を移動中、ふと海岸に湾状になっている場所を発見。丁度夕方だった為、野営となった。
私は準備が終わるとすぐさま就寝。早朝には釣り場スポットに適していると思われる岩場へと向かった。
私は準備が終わるとすぐさま就寝。早朝には釣り場スポットに適していると思われる岩場へと向かった。
大食い状態、魚、魚、魚。ああ、素晴らしきは釣り場スポット。もしかしたら漁港向きかもしれない。皆の所に戻ったら提案して視察の案内人になってもう一度来よう。温泉より私は釣りを取る。
部品: 名残惜しみつつ東へ
南部が終われば次は東部への探検である。いい釣り場が見つかったので次も何か見つかればいいのだが……。ところでふと思ったのだが、今の所北、西、南と海が続いた事を踏まえるに我が国の本土は島なのではないだろうか?
部品: 再び島発見?
東部の旅において、海を発見。やはり本土は島国だと判明した。それはそれとしてまたもや海岸線の向こうに島らしき物が見える。今度はどんな島なのだろうか?
部品: ここを葱島と名付ける
海岸線の向こうにあった島には葱が生えていた。それも沢山。そう、沢山だ。冒険者一行を共にしてた青年がじゃあ、葱島に決定ですねと言った言葉に誰も反論しようがない程の葱だらけの島である。
旅は終わった、いや、帰るまでが旅だったな。帰って旅の報告が終わった後は興味深かった場所へとまた訪れるのも悪くはない。我々は帰路へと向かった。
部品: そして手記は聖地巡礼ガイドへ
冒険者の手記は、鍋の国が復興を始めた頃に書かれたもので、出版後、鍋の国では不朽の人気の本となった。本書と現在の違いを比べる為に、手記を片手に藩国を見て回る国民も多いという。
提出書式
大部品: 復興した亜熱帯多雨林と鍋の国の地形 RD:62 評価値:10 -部品: 鍋の国の密林のなりたち -部品: 区域分断用に河川を利用 -部品: はじまりの植樹 -大部品: 鍋の国緑地復興計画 RD:39 評価値:9 --大部品: 長期的な自然形態回復のために RD:11 評価値:5 ---部品: 緑化土地の選定 ---部品: 井戸を掘る ---部品: マメ科の牧草を植える ---部品: 草方格 ---部品: 苗木の準備 ---部品: 苗木の植え付け ---部品: 緑化活動初期段階における風対策 ---大部品: 植生保護管 RD:4 評価値:3 ----部品: 苗木の保護と早期成長効果 ----部品: 管内の保湿効果 ----部品: 風から苗を守る ----部品: 害獣からの保護 --大部品: 成長促進特別区域 RD:13 評価値:6 ---大部品: 遺伝子改良を施した樹 RD:12 評価値:6 ----部品: 樹の成長促進改良 ----部品: 期限付きの成長促進 ----部品: 排出花粉量の制限 ----部品: 食用の禁止(遺伝子改良理由) ----大部品: 遺伝子改良樹の可能な使用用途 RD:4 評価値:3 -----部品: 建材用樹木 -----部品: 燃料用樹木 -----部品: 製紙用原材料 -----部品: 伐採量の制限 ----大部品: 遺伝子改良樹植樹区域の管理体制 RD:4 評価値:3 -----部品: 複数地点からの定点観測 -----部品: 観測員の配置 -----部品: 適度な伐採 -----部品: 林業関係者への協力 ---部品: 将来的に規模縮小 --大部品: 自然成長区域 RD:5 評価値:3 ---部品: 従来の南国の自然形態 ---部品: 食べられる植物相 ---部品: 資源としての植物相 ---部品: 点在する沼沢 ---部品: 希少野生生物の保護 --大部品: 鍋湖 RD:9 評価値:5 ---部品: 淡水の天然の湖 ---大部品: ナベコマス RD:3 評価値:2 ----部品: マスの仲間 ----部品: 生態 ----部品: 人とのかかわり ---大部品: 船着き場 RD:5 評価値:3 ----部品: 三か所の船着き場 ----部品: 調査船 ----部品: 遊覧船 ----部品: 切符売り場 ----部品: 売店 --部品: 遺跡の封印強化対策 -大部品: 鍋山ダム RD:4 評価値:3 --部品: 概要 --部品: 灌漑 --部品: 河川環境の維持 --部品: 洪水対策 -大部品: 冒険により発見した地形(冒険者の手記より抜粋) RD:16 評価値:6 --部品: 国内の探索 --大部品: 北部 RD:4 評価値:3 ---部品: まずは北へ ---部品: 山にあるもの ---部品: 鉱石? ---部品: 海に出た --大部品: 北西部 RD:3 評価値:2 ---部品: せっかくなので ---部品: 島? 発見 ---部品: アイナベ島 --大部品: 西部 RD:2 評価値:1 ---部品: 西を目指すゴーウェスト ---部品: 茜浜 --大部品: 南部 RD:2 評価値:1 ---部品: 集落を発見 ---部品: 念願の愛しき --大部品: 東部 RD:3 評価値:2 ---部品: 名残惜しみつつ東へ ---部品: 再び島発見? ---部品: ここを葱島と名付ける --部品: そして手記は聖地巡礼ガイドへ 部品: 鍋の国の密林のなりたち 砂漠からの本来の自然形態を取り戻す早期復興計画のため、少しだけ遺伝子改良を施した樹を植えることとなった。成長促進の遺伝子改良を行った成長の早い特区をさだめ、まずは緑を早期に取り戻しつつ、一方で本来の自然成長で緑を育てていく区域をつくるというものである。自然成長区域が十分に育った頃に、成長促進区域を徐々に規模を縮小し、いずれ全ての植物を自然成長のものでいっぱいにする、といった計画である。 部品: 区域分断用に河川を利用 成長促進区域と自然成長区域の植物が混ざり合って管理や自然形態に支障が無いよう、2区域間を分断するように川を引き、河川整備が行われている。 部品: はじまりの植樹 南国の豊かな動植物層への復興への第一歩として、最初は藩王と国民の植樹から始まった。小さな若木から、またかつての風景を取り戻そうという誓いと願いをこめたのである。 部品: 緑化土地の選定 地質調査を行い、国土の北北東と西側が半乾燥・半湿潤地ということが判明した。この2区域から緑化の復興を始めることとなった。 部品: 井戸を掘る 水源確保の第一歩として、井戸は必要不可欠。各区域の中でなるべく低い土地の箇所を選んで掘る。地下水の出る目安は15m程度。多少前後してもよいがこの時、深く掘り過ぎないようにする。 部品: マメ科の牧草を植える 土壌回復用も兼ねて草原を早期に形成するため、マメ科の牧草を植える。土壌中の窒素成分が増えることで、新たに別の植物が育つ環境を作る。 部品: 草方格 流動性を持つ砂漠の緑化方法のひとつ。ワラなどの草を1メートル四方の格子状に埋め込むことで、砂の流動を抑える手法。 部品: 苗木の準備 苗木は植樹に耐えられる大きさになる目安の大きさになるまで、または2~3年ほど育ててから植え付けを行う。 部品: 苗木の植え付け 苗木は地下水近くに根を近づけるために、植え付けの際には砂をある程度深く掘ってから植樹を行う。大事な苗を無駄にしないため、手を抜かない。 部品: 緑化活動初期段階における風対策 苗木をただ植えただけでは強い風に負ける可能性もあるため、強風対策として列または碁盤目状に植えることで、風にまけないようにする。 部品: 苗木の保護と早期成長効果 植生保護管を使用することで苗木を1本1本保護し、早期成長を促す目的で使用する。また、活着を助ける働きがある。 部品: 管内の保湿効果 管内部の湿度を高く保つ保湿効果があり、異常気象・土壌の問題等による乾燥での植生の枯死・枯損を防ぎ活着・成長を助ける効果がある。 部品: 風から苗を守る 強い風で苗が根付く前にこけてしまうのを防ぐほか、強制蒸散を防ぐ効果があり、苗の活着を助ける効果がある。 部品: 害獣からの保護 若い苗木が動物や害獣に食べられたり折られたりなどの被害に合わないよう、保護することで植生を保護することができる。 部品: 樹の成長促進改良 遺伝子改良の内容は、樹の成長速度を一定期間だけ上げるといった内容である。藩国の動植物層の復興のため導入された。 部品: 期限付きの成長促進 一定の大きさ、いわゆる大人の樹になる程度までは成長が早まる改良が施されている。また大人の樹に近づくにつれ、成長速度促進効果は次第に薄れていき、改良元の樹の本来の成長速度と同程度になるような調整も同時に施されている。 部品: 排出花粉量の制限 成長促進の遺伝子改良の際、排出する花粉量は通常の成長速度の年間排出量程度になるように花粉量は抑えられている。 部品: 食用の禁止(遺伝子改良理由) 鍋の国の、食に関する大規模科学研究によるカテゴリーブックに登録されている。遺伝子改良品のため、たとえ食べて消化できても人体への影響を考え、食用を禁止されている。もとより一般的に食用ではない。 部品: 建材用樹木 保有水分量が高くなく、家屋などの建物の建材用として加工が可能。柱や梁用に、若いうちから枝打ちなどの処理も施される。 部品: 燃料用樹木 保有水分量が少なく、伐採後乾燥させることで燃料に向いている樹。いわゆる蒔としての用途のほか、木工用などに適している。 部品: 製紙用原材料 製紙用の原材料として使用される。本や新聞に紙袋、ティッシュやトイレットペーパーなどの日用品の様々な紙製品の主原料となる。 部品: 伐採量の制限 遺伝子改良樹は本来、国に緑を早期に取り戻し復興の為の一時的な措置のため、木々の使用用途はあれど資源用等のための成長促進ではないため、森の状態に合わせた伐採計画の提出を国に義務付けている。 部品: 複数地点からの定点観測 成長促進を施したため、成長の早い木々が手におえないぐらい増えすぎないよう、定期的に成長や分布状況を観測しデータを取る。 部品: 観測員の配置 月に1度のペースで、木々の成長状態について定点観測を行うための観測員。配属人数は森の拡がりに応じて、データ収集に適切な人数となるよう変動する。 部品: 適度な伐採 成長速度が想定より異様に早すぎる樹や、大人になっても成長速度が落ちない樹があった場合、成長速度を調整するよう伐採、または間引いて調整する。 部品: 林業関係者への協力 林業関係の山師や、植物の成長に関する知識に長けている林業関係者にも協力を依頼し、政府主導のもと国の緑が適切に保たれるように活動する。 部品: 将来的に規模縮小 遺伝子改良樹は国土の緑の復興のため投入された、あくまで一時的なもののため、自然な自然形態が十分に回復したと政府が判断したのち、遺伝子改良樹はその役目を終え規模を縮小していき、ゆくゆくは随時遺伝子改良を施していない、自然で育った樹への植え替えを行うものとする。 部品: 従来の南国の自然形態 遺伝子改良樹など、人工的に開発・改良した動植物を持ち込まず、南国の気候で育つ動植物層で成り立つ区域。藩国船から旧来の自然形態データを参照し、かつての自然を取り戻し、保護活動を行い、国土とバランスよくこの自然を維持するものである。 部品: 食べられる植物相 その自然区域に住まう動物等が暮らしていけるよう、果実や豆や葉などが食べられる植物も復興時に植生された。 部品: 資源としての植物相 成長促進特別区域ほどではないが、時間の経過とともに拡大していくこの自然成長区域にも林業用や建材用、燃料用など、資源としての樹も植えられている。もちろん遺伝子改良樹ではない。 部品: 点在する沼沢 浅い水面に覆われた低湿地。周囲やそこに生息する生態系にとっても必要な水場でもあり、挺水植物が育っている。 部品: 希少野生生物の保護 過去の生態系バランスが最も取れていた時代に比べて、現在の自然界の中での生態系バランスを見ても個体数が少ないものについては保護活動を行う。生息保護区の指定や、繁殖を補佐する(遺伝子改良などの手は加えず、自然の摂理の範囲内でのサポート) 部品: 淡水の天然の湖 鍋の国を横切る大きな川の途中には鍋湖がある。淡水の湖であり、魚も多く棲んでいる。特にマスの仲間であるナベコマスは湖岸の漁師たちに人気の具材。また、暑い日には子供たちが水浴びを楽しんでいる様子も見られる。 部品: マスの仲間 鍋の国に生息しているマスの仲間。鍋湖に多く生息しているため、この名がついた。成魚は40~50cmほどだが、大きいものだと70cmを超えることもある。 部品: 生態 鍋湖において、水温15度程度となる水深10mよりも深いところに生息している。 餌は淡水にすむ小型のエビ、魚、水生昆虫を好んで食べる。卵から孵化したのち、およそ4年ほどで40cm~50cmに成長する。 部品: 人とのかかわり 味がよく、食用として人気がある。主に回遊しているルートへ網を設置し、網目に体がからめとられるようにする刺し網漁で捕獲される。趣味としての釣りのターゲットとしても人気がある。 部品: 三か所の船着き場 鍋湖には三か所の船着き場が設けられている。それぞれの船着き場には桟橋が伸び、調査用や遊覧用の船が係留されており、切符売り場や売店が併設されている。 部品: 調査船 鍋湖の生態を調査するための船舶。魚の群れや湖底の地形を調査するためのソナー機材、様々の深さから水やプランクトンのサいンプルを採取するための機材が積み込まれている。 部品: 遊覧船 鍋湖の穏やかで眺めの良い水域を航行する客船。一回の航行はおよそ1時間ほど。 二階建てで、屋上の展望ラウンジでは心地の良い風を浴びることができる。1階の喫茶ラウンジには大きな窓が付いており、中央のカウンターで軽食や飲み物を購入してのんびりと水面や景色を眺めることができる。 部品: 切符売り場 遊覧船の切符を販売している。一回につきXXXにゃんにゃん/わんわんで購入でき、15歳未満は半額となっている。団体向けの割引や、回数券の販売も行っている。 部品: 売店 軽食や飲み物、鍋湖ならではのお土産が売られている。王猫さまがお船に乗った素焼きの置物の色付け体験もおこなわれている。 部品: 遺跡の封印強化対策 復興活動中に遺跡を発見した場合は立ち入りを禁止し、また封印として重点的に植物を植え、多めに覆う。過去に遺跡が出現した場所や、出現が予測された場所には同様に多めに緑を配置する。 部品: 概要 天然の鍋湖とは別に、ダム湖が存在する。鍋山に流れる川をせき止め、治水に役立てている。南国に多いとされる洪水対策の一環である。また、淡水生物の住処ともなっている。 部品: 灌漑 ここで貯められた水は下流域の河川の流水量を一定に保つよう計画的に放水される。下流域には食料生産地があり、農業用水を安定して得るためになくてはならないものとなっている。 部品: 河川環境の維持 河川の水量が著しく減少した場合、流域に生息する魚やエビ・蟹などの生態系が脅かされる。このような事態を防止するために、ダムによる計画的な放水が有効となる。 部品: 洪水対策 集中豪雨などが発生した場合、ダムからの放水がなくとも下流域内での降雨ですでに流水量が氾濫危険域に達する場合がある。このことが予見されるときはいち早く放水を停止し水害の拡大を防止する。 部品: 国内の探索 緑地復興計画が進み、余裕が生まれた事からまだ未確認である国内の状況を確認するべき冒険隊を結成、各方向へと調査の旅に出たのである。果たして何が出るやら…… 部品: まずは北へ 緑化土地として北北東部は確認したが北の方は確認していない。北の方には山脈が見える。まずはその山脈を目指した。 部品: 山にあるもの 北にある山々は長らく人の手が入っていないのか山道らしき道はない。時折、木の実らしき物も見つかる。ここを開拓するのもいいのではないだろうかと冒険隊一行が先へ進むと温泉を発見。一息つく事となった。温泉バンザイである。 部品: 鉱石? 温泉で一息ついた冒険者達は再び歩き始める。すると今度は何やら鉱石らしき物を発見。鉄? 銅? それとも? 専門家がいない為、地図に場所を付け、今度来る時は調べてみようと決意するのであった。もちろんその時は道先案内人として同行して温泉に入ろうと決意した。 部品: 海に出た 北を進み続けると海に出た。 海の波は荒れており、随分と深そうだ。ここも調査は後回しだな。冒険者達は一度戻ることにした。釣りがしたかったが見るべき事がないと言われ。すぐに出発。やや残念である。 部品: せっかくなので せっかくなので今度は西の方に進む。起点とした場所から見たら北西に位置する方向だ。残した者たちが立派に緑化復興してくれる事を信じて先へ進む。 部品: 島? 発見 西を進み続けると海に出た。しかし今度はよく見ると海平線の向こうに島が見える。海も穏やかだ。 冒険者たちは木を切り倒し、小舟を作り、島へと向かった。船を作る際に釣りもしたが大漁とまでは行かなかった。決して私の腕が悪いわけではない。 部品: アイナベ島 島は結構な広さを持っていた。将来ここに何か建築物を建ててもいいんじゃないだろうか? 本土と距離もそこそこ離れているので少々音を出しても問題なさそうだ。何らかの工場を作って本土と橋を繋げれば……などと冒険者達はワイワイと未来の国の事を話しながら一晩を過ごした。 部品: 西を目指すゴーウェスト 冒険者たちは南下し、起点から西を目指した。海はだんだんと穏やかになっていく。この辺りにビーチを作って海水浴もいいのではないだろうか? 冒険者たちの未来への希望と妄想は続く。釣りにも良さそうだ。 部品: 茜浜 冒険者たちがワイワイと未来の海水浴について語りながら歩いていると浜辺を見つけた。夕日が海へと沈んでいくその浜辺の姿に一同はしばし歩みを止めて、見入った。 数十分後慌てて野営の準備に取り掛かったがもう少しで危ないところであった。 のちの話になるが、浜のある場所は上空からの調査で眼鏡の形がしている事が判明。本土とくっついてはいるがあえて「眼鏡島」と呼称されるようになった。いや、見事に眼鏡に似てるんだよ、これが……もとい、眼鏡島の茜浜として知られる事になる。 鍋の国の観光スポットで夕焼けが絶景だととされる茜浜は発見された当初から夕焼けが絶景だと認識されていたののだ。 部品: 集落を発見 南部のほうに移動してみると、川沿いを中心に集落ができていた。人間やはり生活に水場はかかせないものだと思う。人々は活気付いており、この村はやがて街になるだろう。その時にはまた訪れようと誓った。 部品: 念願の愛しき 更に南部を移動中、ふと海岸に湾状になっている場所を発見。丁度夕方だった為、野営となった。 私は準備が終わるとすぐさま就寝。早朝には釣り場スポットに適していると思われる岩場へと向かった。 大食い状態、魚、魚、魚。ああ、素晴らしきは釣り場スポット。もしかしたら漁港向きかもしれない。皆の所に戻ったら提案して視察の案内人になってもう一度来よう。温泉より私は釣りを取る。 部品: 名残惜しみつつ東へ 南部が終われば次は東部への探検である。いい釣り場が見つかったので次も何か見つかればいいのだが……。ところでふと思ったのだが、今の所北、西、南と海が続いた事を踏まえるに我が国の本土は島なのではないだろうか? 部品: 再び島発見? 東部の旅において、海を発見。やはり本土は島国だと判明した。それはそれとしてまたもや海岸線の向こうに島らしき物が見える。今度はどんな島なのだろうか? 部品: ここを葱島と名付ける 海岸線の向こうにあった島には葱が生えていた。それも沢山。そう、沢山だ。冒険者一行を共にしてた青年がじゃあ、葱島に決定ですねと言った言葉に誰も反論しようがない程の葱だらけの島である。 旅は終わった、いや、帰るまでが旅だったな。帰って旅の報告が終わった後は興味深かった場所へとまた訪れるのも悪くはない。我々は帰路へと向かった。 部品: そして手記は聖地巡礼ガイドへ 冒険者の手記は、鍋の国が復興を始めた頃に書かれたもので、出版後、鍋の国では不朽の人気の本となった。本書と現在の違いを比べる為に、手記を片手に藩国を見て回る国民も多いという。
インポート用定義データ
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"その自然区域に住まう動物等が暮らしていけるよう、果実や豆や葉などが食べられる植物も復興時に植生された。", "expanded": true, "part_type": "part" }, { "title": "資源としての植物相", "description": "成長促進特別区域ほどではないが、時間の経過とともに拡大していくこの自然成長区域にも林業用や建材用、燃料用など、資源としての樹も植えられている。もちろん遺伝子改良樹ではない。", "expanded": true, "part_type": "part" }, { "title": "点在する沼沢", "description": "浅い水面に覆われた低湿地。周囲やそこに生息する生態系にとっても必要な水場でもあり、挺水植物が育っている。", "part_type": "part" }, { "title": "希少野生生物の保護", "description": "過去の生態系バランスが最も取れていた時代に比べて、現在の自然界の中での生態系バランスを見ても個体数が少ないものについては保護活動を行う。生息保護区の指定や、繁殖を補佐する(遺伝子改良などの手は加えず、自然の摂理の範囲内でのサポート)", "part_type": "part" } ], "expanded": true, "part_type": "group" }, { "title": "鍋湖", "part_type": "group", "children": [ { "title": "淡水の天然の湖", "description": "鍋の国を横切る大きな川の途中には鍋湖がある。淡水の湖であり、魚も多く棲んでいる。特にマスの仲間であるナベコマスは湖岸の漁師たちに人気の具材。また、暑い日には子供たちが水浴びを楽しんでいる様子も見られる。", "part_type": "part" }, { "title": "ナベコマス", "part_type": "group", "children": [ { "title": "マスの仲間", "description": "鍋の国に生息しているマスの仲間。鍋湖に多く生息しているため、この名がついた。成魚は40~50cmほどだが、大きいものだと70cmを超えることもある。", "part_type": "part" }, { "title": "生態", "description": "鍋湖において、水温15度程度となる水深10mよりも深いところに生息している。\n餌は淡水にすむ小型のエビ、魚、水生昆虫を好んで食べる。卵から孵化したのち、およそ4年ほどで40cm~50cmに成長する。", "part_type": "part" }, { "title": "人とのかかわり", "description": "味がよく、食用として人気がある。主に回遊しているルートへ網を設置し、網目に体がからめとられるようにする刺し網漁で捕獲される。趣味としての釣りのターゲットとしても人気がある。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "船着き場", "part_type": "group", "children": [ { "title": "三か所の船着き場", "description": "鍋湖には三か所の船着き場が設けられている。それぞれの船着き場には桟橋が伸び、調査用や遊覧用の船が係留されており、切符売り場や売店が併設されている。", "part_type": "part" }, { "title": "調査船", "description": "鍋湖の生態を調査するための船舶。魚の群れや湖底の地形を調査するためのソナー機材、様々の深さから水やプランクトンのサいンプルを採取するための機材が積み込まれている。", "part_type": "part" }, { "title": "遊覧船", "description": "鍋湖の穏やかで眺めの良い水域を航行する客船。一回の航行はおよそ1時間ほど。\n二階建てで、屋上の展望ラウンジでは心地の良い風を浴びることができる。1階の喫茶ラウンジには大きな窓が付いており、中央のカウンターで軽食や飲み物を購入してのんびりと水面や景色を眺めることができる。", "part_type": "part" }, { "title": "切符売り場", "description": "遊覧船の切符を販売している。一回につきXXXにゃんにゃん/わんわんで購入でき、15歳未満は半額となっている。団体向けの割引や、回数券の販売も行っている。", "part_type": "part" }, { "title": "売店", "description": "軽食や飲み物、鍋湖ならではのお土産が売られている。王猫さまがお船に乗った素焼きの置物の色付け体験もおこなわれている。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "遺跡の封印強化対策", "description": "復興活動中に遺跡を発見した場合は立ち入りを禁止し、また封印として重点的に植物を植え、多めに覆う。過去に遺跡が出現した場所や、出現が予測された場所には同様に多めに緑を配置する。", "part_type": "part" } ], "expanded": true, "part_type": "group" }, { "title": "鍋山ダム", "part_type": "group", "children": [ { "title": "概要", "description": "天然の鍋湖とは別に、ダム湖が存在する。鍋山に流れる川をせき止め、治水に役立てている。南国に多いとされる洪水対策の一環である。また、淡水生物の住処ともなっている。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "灌漑", "description": "ここで貯められた水は下流域の河川の流水量を一定に保つよう計画的に放水される。下流域には食料生産地があり、農業用水を安定して得るためになくてはならないものとなっている。", "part_type": "part" }, { "title": "河川環境の維持", "description": "河川の水量が著しく減少した場合、流域に生息する魚やエビ・蟹などの生態系が脅かされる。このような事態を防止するために、ダムによる計画的な放水が有効となる。", "part_type": "part" }, { "title": "洪水対策", "description": "集中豪雨などが発生した場合、ダムからの放水がなくとも下流域内での降雨ですでに流水量が氾濫危険域に達する場合がある。このことが予見されるときはいち早く放水を停止し水害の拡大を防止する。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "冒険により発見した地形(冒険者の手記より抜粋)", "part_type": "group", "children": [ { "title": "国内の探索", "description": " 緑地復興計画が進み、余裕が生まれた事からまだ未確認である国内の状況を確認するべき冒険隊を結成、各方向へと調査の旅に出たのである。果たして何が出るやら……", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "北部", "part_type": "group", "children": [ { "title": "まずは北へ", "description": " 緑化土地として北北東部は確認したが北の方は確認していない。北の方には山脈が見える。まずはその山脈を目指した。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "山にあるもの", "description": " 北にある山々は長らく人の手が入っていないのか山道らしき道はない。時折、木の実らしき物も見つかる。ここを開拓するのもいいのではないだろうかと冒険隊一行が先へ進むと温泉を発見。一息つく事となった。温泉バンザイである。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "鉱石?", "description": " 温泉で一息ついた冒険者達は再び歩き始める。すると今度は何やら鉱石らしき物を発見。鉄? 銅? それとも? 専門家がいない為、地図に場所を付け、今度来る時は調べてみようと決意するのであった。もちろんその時は道先案内人として同行して温泉に入ろうと決意した。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "海に出た", "description": " 北を進み続けると海に出た。\n 海の波は荒れており、随分と深そうだ。ここも調査は後回しだな。冒険者達は一度戻ることにした。釣りがしたかったが見るべき事がないと言われ。すぐに出発。やや残念である。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "北西部", "part_type": "group", "children": [ { "title": "せっかくなので", "description": " せっかくなので今度は西の方に進む。起点とした場所から見たら北西に位置する方向だ。残した者たちが立派に緑化復興してくれる事を信じて先へ進む。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "島? 発見", "description": " 西を進み続けると海に出た。しかし今度はよく見ると海平線の向こうに島が見える。海も穏やかだ。\n 冒険者たちは木を切り倒し、小舟を作り、島へと向かった。船を作る際に釣りもしたが大漁とまでは行かなかった。決して私の腕が悪いわけではない。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "アイナベ島", "description": " 島は結構な広さを持っていた。将来ここに何か建築物を建ててもいいんじゃないだろうか? 本土と距離もそこそこ離れているので少々音を出しても問題なさそうだ。何らかの工場を作って本土と橋を繋げれば……などと冒険者達はワイワイと未来の国の事を話しながら一晩を過ごした。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "西部", "part_type": "group", "children": [ { "title": "西を目指すゴーウェスト", "description": " 冒険者たちは南下し、起点から西を目指した。海はだんだんと穏やかになっていく。この辺りにビーチを作って海水浴もいいのではないだろうか?\n 冒険者たちの未来への希望と妄想は続く。釣りにも良さそうだ。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "茜浜", "description": " 冒険者たちがワイワイと未来の海水浴について語りながら歩いていると浜辺を見つけた。夕日が海へと沈んでいくその浜辺の姿に一同はしばし歩みを止めて、見入った。\n 数十分後慌てて野営の準備に取り掛かったがもう少しで危ないところであった。\n\n のちの話になるが、浜のある場所は上空からの調査で眼鏡の形がしている事が判明。本土とくっついてはいるがあえて「眼鏡島」と呼称されるようになった。いや、見事に眼鏡に似てるんだよ、これが……もとい、眼鏡島の茜浜として知られる事になる。\n 鍋の国の観光スポットで夕焼けが絶景だととされる茜浜は発見された当初から夕焼けが絶景だと認識されていたののだ。\n", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "南部", "part_type": "group", "children": [ { "title": "集落を発見", "description": "南部のほうに移動してみると、川沿いを中心に集落ができていた。人間やはり生活に水場はかかせないものだと思う。人々は活気付いており、この村はやがて街になるだろう。その時にはまた訪れようと誓った。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "念願の愛しき", "description": " 更に南部を移動中、ふと海岸に湾状になっている場所を発見。丁度夕方だった為、野営となった。\n 私は準備が終わるとすぐさま就寝。早朝には釣り場スポットに適していると思われる岩場へと向かった。\n\n 大食い状態、魚、魚、魚。ああ、素晴らしきは釣り場スポット。もしかしたら漁港向きかもしれない。皆の所に戻ったら提案して視察の案内人になってもう一度来よう。温泉より私は釣りを取る。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "東部", "part_type": "group", "children": [ { "title": "名残惜しみつつ東へ", "description": " 南部が終われば次は東部への探検である。いい釣り場が見つかったので次も何か見つかればいいのだが……。ところでふと思ったのだが、今の所北、西、南と海が続いた事を踏まえるに我が国の本土は島なのではないだろうか?", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "再び島発見?", "description": " 東部の旅において、海を発見。やはり本土は島国だと判明した。それはそれとしてまたもや海岸線の向こうに島らしき物が見える。今度はどんな島なのだろうか?", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "ここを葱島と名付ける", "description": " 海岸線の向こうにあった島には葱が生えていた。それも沢山。そう、沢山だ。冒険者一行を共にしてた青年がじゃあ、葱島に決定ですねと言った言葉に誰も反論しようがない程の葱だらけの島である。\n\n 旅は終わった、いや、帰るまでが旅だったな。帰って旅の報告が終わった後は興味深かった場所へとまた訪れるのも悪くはない。我々は帰路へと向かった。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "そして手記は聖地巡礼ガイドへ", "description": "冒険者の手記は、鍋の国が復興を始めた頃に書かれたもので、出版後、鍋の国では不朽の人気の本となった。本書と現在の違いを比べる為に、手記を片手に藩国を見て回る国民も多いという。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true } ], "expanded": true, "part_type": "group" } ]