「彼らは、私が止めろというまでは戦闘を止めないだろう。 それこそ最後の一人になってもだ。」 「将の采配や趨勢に左右されるとは言え、生死は個々の責だろうよ。」 「トルーンは僕達の家そのもの。揺り籠であり終の棲家。 そして、僕達の心だ。 与えられるのではなく、取り返すよ。」 |
「…そういうものらしいからさぁ、 王様って。」 「一番の解決法だと思うんだよな。 敵対関係を壊すってのが。」 「人を高揚させる華のある戦をするものを英雄と称し、 耐え忍ぶ戦いを選んでやり遂げるのが勇者であるならば、 常道を覆して寡兵で敵を打ち破るものは、さて、何と呼ぼうか。」 |
「これは抵抗にあらず、我ら信念のための戦いである!」 「優しさに「過ぎる」なんてことはない。」 「おまえたちが残した負の遺産とやら、 ラモーラルの宝に昇華してみせよう。」 |
「仰ぐものが変わってもも 其処に『不羈』なる魂あれば、 きっと、生き様は響きあう」 「あの艦、天使に守られてるんじゃねぇわ。 人に守られてるんだよ」 「──…親しき者らが微笑み続けられるよう、 微力を、尽くしてみせる」 |
「薔薇の花は、蕾の頃よりすでに人の心を奪います」 「……騎士の時代が終わっていくんだ」 「自らの生き様を、人は自分で選び生き抜くものだ。 それが、どんなに弱くありふれた生に、他者には見えたとしても」 |
「銀河を、宇宙を、人類を『一統』へ至らせよッ!」 「仮に世界がたったひとつの国でできていたなら、 その国に居られない人は、どこへ行けばいいのでしょう?」 「…俺はあんたを迎えに来たのさ。 戦争の先の、新しい場所へ」 |
「何故太陽は血筋によって、民に選ばれること無く決められる」 「王城の人々を傷つけた時点で、 たとえ玉座に着こうとも、私の戦いは負けだ」 「背負おうと思ったわけではない。 これはな、新しい……希望だ」 |
「愛は、真に対等なもの。 ケルコムは、「施し」を受けるつもりはない」 「シリーは、報復はせぬ。 ただ──君らの抵抗が無駄だということを教えてやるだけだ。 今回ばかりは、徹底的にな」 「自ら翼を持って羽ばたかない限り、未来はない」 |
「お父様。お許しください。私にはこれより他の道は選べなかったのです」 「……最大の理解者は、敵の中にある、というだろう?」 「では、相応の返礼を。 ───殲滅せよ」 |
「私は海軍、お前は海賊。 陸の上で決着がつくはずなど、なかろう?」 「信頼する仲間と、守りたい大切な存在と、何者にも負けない強い心とが、 我等の武器である。 さあ、戦いを始めよう。我等が信念を示す為に」 「いい面構えだ。 ……改めて、君が欲しくなった。」 |
「1人も逃がすな。 …徹底抗戦と言ってきた村だ。 こちらも徹底的にするのが礼儀というものだろう」 「僕 が行くのは、興味があるからです。 貴方に。そして、この国がどう変わるのか」 「虎も獅子も、獣は獣らしく、好きに生きれば良いのじゃ。 不相応な理想など持つゆえ、無駄に争い、無辜の血を流す」 |