反対運動の基本

自分の生活を大切にする。

政治のプロで無い限り、自分の時間の全てを政治に使うことは出来ません。
活動をする事は大切ですが、それに力を使いすぎて自分の生活が崩れるのは良くありません。
国は政治だけで動くのではなく、国民一人一人がそれぞれの仕事をやり遂げる事で動いています。
また、仕事だけでなく家族や友人と過す時間、自分のための時間も大切と考えます。
ワークライフバランスのように、政治と生活の両立を目指してください。

敵を増やさず、味方を増やす。

外国人参政権に賛成する人を叩いて「俺たちは正義だ。悪を倒した」と喜ぶのは
外国人参政権反対運動ではなく、たんなる自慰行為です。

ある人は問題への知識不足から賛成しているのかも知れません。
ある人は賛成の声が、反対の声より多く届いているから賛成しているのかも知れません。

賛成派を見つけたら、どう倒すかではなく、なぜ賛成なのか、どう反対に回ってもらうかを考えましょう。

暴力・暴言は用いない

どんな正論も暴力・暴言の前には霞んでしまいます。
必要なのは味方を増やす事です。味方を増やしたいのに有権者や議員に避けられる言動をしては意味がありません。

外国人参政権反対を過激な方法で主張する人たちが居ます。
街宣右翼の功績により保守的な主張をすると、民族主義者、右翼といった色眼鏡で見られる事もあります。

先日、外国人参政権推進派である民主党の山岡国対委員長が、法案提出を表明したところ右翼からの抗議が殺到したため
国対委員長としては異例のSP随行をする事になったとのニュースがありました。

この報道により、外国人参政権に反対している人たちは、危険な右翼であるとの認識が広まったのではないかと危惧しています。
暴言・暴力は絶対に用いないで下さい。活動中にトラブルがあった場合は警察に相談し、解決をしてください。

暴力・暴言については当サイト「過激な活動について」も閲覧して頂けますようお願いします。

蔑称は使わない

蔑称を使う事で「まじめな運動では無いんだな」「人を馬鹿にするような奴らなんだな」と思われてしまい
聞いてもらえる話が聞いてもらえず、避けられる事になりかねません。

暴力・暴言の項で記載したとおり、反対運動への眼差しは厳しい所が多いのではないかと思います。

また、日本人は政治を遠いものと考えて居る人が多く、政治をショーして楽しむ土壌は育っておらず
政治に興味がある人は別として、一般有権者は政治的ジョークなどをふざけていると感じるのではないかと考えます。

他にも政治家が自身の所属政党や代表を蔑む人から頼みごとをされて、いい顔で了承してくれるでしょうか。
蔑んでいるのが他党の政治家だったとしても、政治家にこの人は真面目に政治に取り組んでいるのかと
疑問を持たれるのではないでしょうか。

これらの事から、今必要なのは有権者に受け入れられる真面目な運動であると考えます。
その一端として、政治家や政党名はきちんと表記、発言し、蔑称は使わない事を推奨します。
※ 勿論、批判をするなという事ではありません。根拠に基づく政治的、真面目な批判は必要な事です。

特定の国名を強調しすぎない

外国人参政権について、推進派が特定の国の政治家や人と話し合いをしているのは事実です。
また、同法案が成立した場合、永住外国人の多い国ほど大きな権力を行使出来るのも事実です。
外国人犯罪率や犯罪件数、特定の国の状況や外交関係など数字や事実から警鐘を鳴らす事もできると思います。

しかし、それでも特定の国名を出して反対運動をする事は避けるべきと考えます。
例えば「○○国人が選挙で投票するようになります」と主張した場合、それを見た人に「じゃあ他の国の人ならいいの?」「差別者だ」
「その国が嫌いなだけじゃないか」「排外主義者なのではないか」といった誤解やレッテル貼りをされる恐れが付きまといます。

また、その国に好意を持っている人が聞けば、大きな拒絶反応が起こってしまいかねません。
自分の有する知識や感情を、全ての有権者が持っているわけではない事を忘れないで下さい。

外国人参政権の危険を示すのであれば「外国人が日本の議員を選べるようになります」など特定の国名を
出さなくても説明は可能であると考えます。

勿論、必要な情報の提供において、必要であればそれは出すべきだと思います。
しかし、必要以上に特定の国名を出す事は反対運動において害になりえると考えます。

陰謀論は使わない。

例えばUFOが攻めてきて地球が滅ぶなんて話を誰が信じるでしょうか。
「外国人参政権で日本が乗っ取られる」なんて話をしても一般国民は「UFOが攻めてくる」と
同じような荒唐無稽な話にしか感じないでしょう。
重要な事は、それが真実かでは無く、相手が話を聞いてくれるか、信じてくれるかです。

世論や風を考える

麻生政権では自民党が有権者に見放されて居たため、メディアの流すレベルの低い中傷も受け入れられていました。
逆に鳩山政権は金の問題や閣僚の問題発言が報道されていますが、11月現在で支持率は60%を超えています。

身近な人や好きな人にいい事があったり、褒められたりしているのを見れば嬉しくなり、問題があれば庇いたくなる。
嫌いな人を肯定する意見が正しいと思っても多少の反抗心が芽生え、問題があればそうだそうだと乗りたくなる。
人間はそういうものだと思います。

麻生政権時代にマスコミが自民を中傷し、民主を応援したのは、その方が有権者に受け入れられる、
つまり視聴率、聴取率を企業として考えたため、冒頭のような報道になったと考えます。(勿論、他にも理由はあると思いますが)

有権者に何かを訴える際には、その主張が正論かどうかだけでなく、その主張が受け入れられる土壌があるかを考えてください。

イメージを大切にする。

保守というと2種類の良くないイメージがついて回っており、
主張を受け入れて貰うためには、これらのイメージを感じさせない活動が必要と考えます。

一つは行動右翼です。
これは右翼と暴力団の関係、右翼を隠れ蓑にした恐喝などにより形成されたものです。
これを避けるために暴力、暴言は用いず、特攻服などは着用しない事を提案します。

また、国旗と拡声器という組み合わせも、このイメージを頭に浮かべてしまうのではないかと考えます。
国旗を否定するわけではありませんが、外国人参政権問題で必ず掲揚しなければならないとも思えません。
活動によっては拡声器が必須と思いますので、国旗を掲げない外国人参政権反対運動も提案します。
国旗の代わりにスローガンを掲げるなど、別のアプローチについてもご一考頂けますようお願いします。
※ 勿論、国旗と拡声器の組み合わせがあっても、行動右翼的イメージを与えなければ大丈夫だと思います。

そしてもう一つはネットウヨクです。
ネット上でネットウヨクというレッテルが張られる場合、それは主に
「不潔なキモオタが、空気も読まずにダサい格好でネットスラングを使い、
 自分より弱い立場の外国人を差別する事で、社会的に認められない自分を慰めてる。」
といったレッテルです。

こういったイメージを避けるためには
・おしゃれまで行かなくても、清潔感のある格好をする。臭いにも注意。
・空気を読み、協調性、社交性を見せる。
・極端な発言やネットスラングは控え、真面目な内容を見せる
・外国人差別と取られるような発言は控える。
・自分の仕事や学業、プライベートを疎かにしない。
といった事が重要と考えます。

また、直接、議員や有権者が感じるイメージへの対策以外に、レッテル貼りを意図的に行う人への対策が必要です。
それらの人はイメージに合致する人を集団から抜き出し、あたかもそのような人の集まりのように宣伝します。
つまり活動参加者全員が、全体のイメージを守るためにイメージに気をつけ無ければならないものと考えます。

活動の際にはイメージを大切にしてください。

ターゲットの関心度や知識量を考える

排外的にならない。

自分にあった活動か見極める。 (主催は信頼できるか。内容や主張はどうか。)



































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最終更新:2009年12月18日 17:35
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