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水上さんへのメッセージ

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匿名ユーザー

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【関連ページ】NIKEの対応ファンの声

接続可能な社会のビジョンを語るサイト kataru.jp から引用。
http://www.kataru.jp/032.html
社会に伝えたいメッセージをどうぞ!

もっと声をあげていくようにしましょう。
テレビや新聞を見たり読んだりして、
いろんな疑問や怒りがその胸の内に込み上げている人たちは多いはずです。
その「え、これでいいの?」という疑問を、なんとなくサラーっと流してしまうのは、
そろそろ終わりにして、なんとか少しでも行動につなげる努力をしましょう。
ひとり一人のちょっとした努力で、よりよくなることはきっと多いはずです。

水上陽子
株式会社ナイキジャパン
マーケティング本部 
パブリック リレーションズスーパーバイザー
以下、各々メッセージを残したい人はどうぞ。

水上さんへのメッセージ


秋山問題を発端にしてナイキという企業の抱える問題点が次々に
明らかになってしまいました。
ナイキという企業の実態を知るにつれて、これまで何も知らずにいい気に
なってナイキ製品を消費してきた自分自身を恥ずかしく思うようになりました。
自分たちが享受している商品が、途上国の女性や子供たちの犠牲の上に
成り立っていたと思うとやりきれない思いがします。
街でナイキを身に着けている人を見かけると、苦々しさ、やりきれなさ、
痛みといったなんともいえない複雑な思いを感じます。
このサイトは秋山選手の反則行為を追及するサイトのようですが、
アスリートの反則行為とナイキという会社の企業としての姿勢には
深い部分で通底する何かがあるように思います。
それは「どんな手段を使っても勝てばよい」というメンタリティーでは
ないでしょうか。
格闘技のファンの方々が、追及を続けるのは秋山選手やナイキという
企業のそうした態度に強い疑問を感じているからだと思います。
企業人としては、企業の中の法規を遵守することは評価されます。
しかしながら、私たちは、企業人である前に人間なのです。
同じ人間として、ナイキの社員の方々も途上国の人々の犠牲の上に
成り立っているようなシステムに疑問や痛みや恥ずかしさを感じる心が
あると信じたい。
企業の方針と異なることを発言することは大変な勇気が必要であると
思います。
しかし、社員が自分の意志で人間らしい言葉を発することができないような
企業が消費者から支持されるでしょうか?
消費者はどんどん賢くなっています。
今後、支持されていく企業は不正を憎み、勝つための手段を選ぶ企業である
はずです。
そして勝つための手段を選ぶ際の基準となるのは法律以前の美意識です。
支持される企業やアスリートにはそれが感じられるのです。
ナイキという企業が支持される企業になるか、消費者から見放されるかは
今後の社員の方々次第だと思います。
元ナイキファンとして私はナイキという企業の生まれ変わりをあきらめ
きれずにいるのです。

今回の件があるまで、ナイキの隠された歴史について何も知りませんでした。
これまでナイキという企業にプラスのイメージを持っていた者としては、あまり
耳にしたくない事実を数多く聞かされました。東南アジアでの子供たちからの
搾取というエピソードは、これまでナイキに対して抱いていたイメージを根こそぎ
覆すものであり、最初に耳にした時は半信半疑。しかし、「ナイキ ボイコット」と
いったキーワードで検索して1万件以上もヒットするサイトを読み進むうち、
自分の不勉強を思い知らされました。
ナイキにとっては、ある意味これがチャンスかもしれません。社員一人一人が
自らの良心の声に耳を傾け、行動することで、ナイキという会社が再生できる
かもしれない。一人一人が自らの良心の声に蓋をし、この機会を見逃してしまった
場合、ナイキという会社はどうなってしまうのでしょう?顧客は今後も
ナイキの動向をしっかり見守っていることと思います。

世間から多くの反対の声が挙がっているにも関わらずナイキジャパンは、
反則をして相手選手に怪我を負わせ、失格、無期限出場停止処分を受けた
アスリートをCMに起用してしまいました。この件に関して、
ドーピングで失格になった選手をCMに起用するに等しいと言う声も
挙がっています。

しかし、実際はこのアスリートの行為は、ドーピングとは比べ物にならない
くらい重いという意見もあります。格闘技という競技の性質からいって、
ルールを破った時点でそれはもはや競技と呼べるものではなく、
ただの暴力になってしまいます。
子供たちも見ているであろう、大晦日の時間帯にそのような凄惨な暴力的な
シーンを全国に流した張本人。
その人物をCMに起用したということで、今、ナイキという企業の良識が
問われています。
ナイキの広報部に対し世間の目が集中している今、
今回の件についてマーケティング本部がどのように考えているのか、
公式な見解を発表するべきではないでしょうか?
このインタビューを読ませていただくと、少なくとも水上氏は、
社会の中で人々が感じた疑問や怒りをそのままにせず、行動に移すことを
奨めているのがわかります。
その考えを勇気を持って自分自身に向けてみてはいかがでしょうか。
消費者からの声に対し、ナイキのマーケティング本部がどのように考えているか、
回答することで社会的責任を果たすことは、企業として、社会人としての
最低限のマナーではないでしょうか?
もちろんそうしたところで失墜したNIKEのブランドイメージは簡単に
回復できないとは思いますが、
このまま放置しておけば、NIKEに対するマイナスイメージは拡大する一方です。
早い段階で対処すれば、世間は今回の件を水に流してくれるとは言わないまでも、
最悪の事態は避けられると思います。
2007年2月3日時点においては、ナイキジャパンからの公式の見解の発表は
確認されていません。


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