ときめきメモリアル大辞典

伝説の樹

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伝説の樹【でんせつのき】

きらめき高校の校庭に立つ一本の古い大木のこと。
この樹にシリーズお約束の「伝説」が存在する。

概要

内容は「卒業の日、校庭のはずれにある古い大きな樹の下で、女の子から告白して生まれたカップルは永遠に幸せになれる。」というもの。
シリーズ中の伝説の中で一番条件が多く、これだけ条件が厳しいと卒業式の日の伝説の樹の下は、花見より場所取りが大変そうである。
主人公達以外にも複数の男女がいるはずなので、周囲に気が散って意中のキャラからの告白に集中できなくなるんじゃないか、との懸念はあるだろうが…。

本編では、オープニングとエンディングくらいしか出番が無いが、ドラマシリーズではメインヒロインの誰もが「伝説を意識している」ことが確認でき、きらめき高校の生徒の間ではメジャーな伝説である事がうかがえる。

この伝説がきらめき高校でいつ生まれたのかは公式で明言されてないが、卒業式の日に伝説の樹の下で結ばれた両親を持つ1978年生まれの古式ゆかりが存在するため、少なくとも1977年以前から存在していた模様。

作品別の役割

『2』では、主人公白雪真帆からの告白をここで受けることになるが、坂城匠に聞くまで伝説の鐘や鐘の話を全く知らなかった主人公が、他校の伝説である筈の手紙に書いてあった「伝説の樹」の場所やその話をいつから知っていたのかが不思議である。

きらめき高校が舞台の『4』において、この場所で告白をするのは12人中7人と過半数しかおらず、その中で最初から伝説の樹の話を正確に知っていたのは、『1』のメインヒロイン藤崎詩織の親戚で彼女から話を聞いている皐月優と、両親がその樹での告白が元で結ばれた大倉都子の2人のみだが、伝説の樹の伝説を最初から信じ切っていたのは都子ただ1人である。
なお、告白が伝説の樹の下では無い語堂つぐみ柳冨美子などにも伝説の樹に関するイベントが発生する。
ちなみに、『4』本編ではきらめき高校の音楽室で告白する響野里澄も、モバイル版では伝説の樹の下で告白する。

みつめてルームで語られるモノローグでは、何故か皐月でさえ伝説の「女の子からの告白」の部分が欠如している。(なお、ゲーム開始時に流れる星川真希のモノローグでも同様の部分が欠如している)
となると、伝説を正確に知っているのは都子だけ、と思いきや郡山知姫エリサ・D・鳴瀬の2人も、みつめてルームでは正確な伝説の樹の伝説を述べている。
郡山はともかくとして、転校生のエリサまで正確な伝説を知っている理由は不明だが、おそらくゲームクリア後の事だから知っているのだろう。

『GS1』には、きらめき高校の生徒である蒼樹千晴が登場するが、彼の告白は伝説の樹ではなく、はばたき学園の教会の中で行われる。
彼とのメールのやりとりの中で、「卒業の日、伝説の樹の下で女の子から男の子に告白して生まれた恋人たちは永遠に幸せになれる」という伝説を教えてくれる。
作品が違うので何とも言いようが無いが、『GS1』卒業式と『4』入学式の間はわずか5年(上級生組の入学式になると4年)である。その間に伝説は風化してしまったのだろうか…。

ときめきメモリアル OnlyLove』最終回では、主人公の青葉陸がきらめき高校に転校しており、その際に伝説の樹も登場。
『1』の虹野沙希と思われる女子生徒が、「卒業式の日に、伝説の樹の下で告白して結ばれた恋人同士は、永遠に幸せになれる」と語っており、「女の子からの告白」の部分が欠如しているのが分かることからも、伝説が風化したのは2006年以降であることが推測できる。

現在までに、この伝説の祝福を受けたことが確認できるカップルは、ゲーム中だと『1』の古式ゆかりの両親、『1』の主人公と藤崎詩織、そして『4』の大倉都子の両親のみ。
ゲーム以外の媒介となると、有名なところではラジオドラマ『もっと!ときめきメモリアル』でも高見公人(『1』の主人公と同じ立場)と藤崎詩織が卒業式の日に結ばれている。
また、小説版では『1』の小説第1巻に登場した恭子とタカシ(卒業式の日ではない)、同じく『1』の小説に登場した高野直也(『1』の主人公と同じ立場)と藤崎詩織が卒業式の日に結ばれている。

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