ときめきメモリアル大辞典

虹色の青春

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虹色の青春【にじいろのせいしゅん】

ドラマシリーズ三部作の第1作目。メインヒロイン虹野沙希
主人公サッカー部でレギュラー獲得を目指す2年生という設定。

受験勉強のため退部する3年生に替わるレギュラーを発表したサッカー部。そこに主人公の名前はなかった。
虹野に勧誘されて1年間猛練習した成果が報われなかった主人公。
しかし、虹野の応援もあり、また努力することを誓う主人公、対外試合まであと2週間ちょっと…というストーリー展開。

『メタルギアシリーズ』『Z.O.E.』『ポリスノーツ』等で監督を務めた小島秀夫氏が監修しただけに、ストーリー、演出とも桁違い。
ただ、運動部出身者からすると、ストーリーにだいぶ無理があるのが珠に瑕。もうちょっと考証に力を入れてくれても…と思ってしまう部分が多数ある。
だが、それでも十分楽しめ感動できるストーリーなのは間違いない。アドベンチャーゲームとしても相当に面白い作品かと思われる。

本編においては、ほとんど「根性よ!」一辺倒な虹野だが、この『虹色』では、むやみに根性とは言わず「優しさ・健気さ」が強調されているように感じる。
ファッションにしてもデート時にスカートを着用してきたり、本編では分からなかった一面を見ることができる。
また、この作品から虹野と如月未緒が親友同士という設定が生まれ、秋穂みのりという人気キャラも生まれている。
後のドラマシリーズではミニゲームが多数組み込まれているが、この『虹色』ではサッカーのFKゲームのみのシンプルな作りとなっている。
逆に言うと、ミニゲームによってストーリーが分断されることが少ないため、ストーリーに感情移入しやすいのも確かである。

それにしても…作中の後半で落ち込んでいる主人公を元気づけるべく早乙女好雄ダブルデートをセッティングしてくれるが、連れてきたのが紐緒結奈鏡魅羅の2人というのはもう少し人選を考えろと言わざるを得ない。
実際、傷心の主人公の傷口にさらに塩を擦り込むような結果になってしまったようである。

余談だが、きらめき高校三種の神器の1つに数えられている虹野のお弁当が「虹弁」とゲーム中で明記されたのはこの作品が初である。

どうでもいい事をもう1つ。
主人公はFWの補欠組という事で練習後のわずかな時間でFKの練習をする訳だが、この時にFWの練習に付き合わされ、壁の役割しか与えられていないDFの補欠組こそ、ときメモ史上一番の端役だろう。

主人公の部屋のコンポをクリックすると、ラジオが聴ける。
未クリア時には雑音が入って聞こえにくいが、一度クリアすると虹野役の声優菅原祥子さんのフリートークが聴ける。
聴き終わったあと、主人公が「…ものすごいテンションの高さだ。」と冷静に突っ込む。
実際に菅原さんは、『1』本編のフリートークや「月刊ときめきメモリアル」の後半なども妙にハイテンションだった。

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