HP 200LX
旧 HEWLETT PACKARD 社の Palmtop PC
#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
1.日本語化
HP 200LXは英語版のMS-DOSをROMで搭載したPalmtop PCです。その為、そのままでは日本語を表示することができません。
最盛期には、日本語化キットが市販され、それを購入し、導入することによってLXを日本語で活用することができました。
しかし、2005年現在、LXは過去の機種となり、日本語化の情報も失われたかに見えましたが、幸いにも日本語化キットがフリーで公開されています。関係者の方々に感謝致します。
ただし、日本語化キット・フリー版(JKIT-Free)には、日本語FEPと日本語エディタが含まれていません。市販版では、A.I.SoftのWXII+とメガソフトのMIFES-mini付きのものがありましたが、どちらも現在販売されていないようです。
エディタに関しては、下記のようなものがあります。
特にVZに関しては、
VZ GOODIESシリーズが入手可能のようですので、#4 HP 200LX SPECIAL PACKAGE を入手すれば、LXでVzを使用する方法のみならず、D-Mailによるインターネットメール環境の作成方法まで知ることができます。
それに対して、FEPの方は入手が難しく、WXIIIといいATOKといい、店頭在庫でしか手に入らないと思います。
日本語化キットについてはここを読むと良く分かります。
2.MS-IMEの導入
某巨大掲示板で201さんがWindows95付属のMS-IMEの組み込みに成功したので、日本語FEPに関して光が見えたような気がします。試してみた限りでは、Windows95のmsimeに関しては使用できました。ただし、多少の不具合はあります。
- MS-IMEの用意
まず、Windows95からMS-IMEをとり出します。これは、ライセンス的に問題ないものを使ってください。下記をPCカードにFEPディレクトリを作成してコピーします。
MSIME.DIC
MSIMER.DIC
KKCFUNC.SYS
MSIME.SYS
MSIMED.SYS
MSIMEK.SYS
- DOSへの組み込み
設定時の config.sys と autoexec.bat は以下のような感じです。
rem device=a:\clkup31m.sys
buffers=5
files=20
lastdrive=j
device=A:\jkit\lxjex.sys
device=A:\jkit\lxemm.exe
device=A:\jkit\lxfont.exe
device=A:\jkit\lxdspd.exe
device=A:\jkit\lxansi.exe
device=A:\jkit\lxkkc.sys
DEVICE=A:\FEP\MSIMEK.SYS /A1
DEVICE=A:\FEP\MSIME.SYS /D*A:\FEP\MSIMER.DIC /C1 /N /A1 /DA:\FEP\MSIME.DIC
@echo off
prompt $p$g
path c:\;d:\;d:\bin;d:\dos
path A:\;%path%
path A:\jkit;%path%;
c:
assign e:=a:
d:\bin\cic100 /gen 1
lxdspd -us
call d:\bin\llras
lxdspd -jp
lxvm
sm
MS-IMEの起動キーは、[ALT]+[~]なので、キー操作は、[SHIFT][ALT]+[=]になります。
- シスマネへの組み込み
DOSに組み込んだだけではシスマネ上で使用できません。シスマネ上で使用するにはIME100.EXMを使用します。
組み込みは、APNAME.LSTへ下記の一行を追加します。IME100.EXMはa:\jkitディレクトリにあるものとしています。
a:\jkit\ime100.exm,8100,IME100
シスマネ上での起動は [ALT]+[0] になります。
-
&trackback()
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最終更新:2012年09月22日 15:50