でかい月だな

でかいつきだな【登録タグ:hayashi て 曲 釣歌音ソウ】

作詞：hayashi
作曲：hayashi
編曲：hayashi
唄：釣歌音ソウ

曲紹介

日本の夏、思春期の夏。

• hayashi氏のブログコメントによると、同タイトルだが水森サトリの小説（集英社文庫）ではなく、橋本みつるの漫画（花とゆめ1988年掲載作、単行本未収録）のほうのイメージらしい。

歌詞

ゆるい予感ふわり揺れて　最後のチャンス見送った
先にする後悔は何てゆうんだろ？
いち、にの、さん、で駆け出したコンバース
アスファルトを叩く音　夕立に似てる

タオルケットの陰に隠した　歪な詩（うた）を残らず
夏草の上ばら撒いてみて　水を吸ったら飛び立つ

手も届かない光の話なら
なにも傷つかない気がして
藍に暮れた空　並んで見上げては
でかい月だな、って笑って

黄色いライン引いても　歌っても
全部ちゃんと忘れるよ　安心していいよ

フィクションだって切り捨てるならそれでも構わないけど
僕の記憶の中の小さな僕のことは諦めなきゃ。

手も届かないと思ってた光の
痕（あと）を薬指に刻んで
途方に暮れた僕のこと見上げてさ
君は　ばかだな、って笑う

もう指いっぽん動かせない
とか、なんで思った？
透るその目に映る景色に
両手上げて落ちた

手も届かない光の話なら
なにも傷つかない気がした
藍に暮れた空もいちど見上げてさ
でかい月だな、って笑ってよ

（作者ブログ「林餡」記事より転載、一部動画に合わせて追加）

コメント

• ソウ君の声がとても素敵です。 -- 良太 (2016-01-25 12:32:38)