ガラスの涙

がらすのなみだ【登録タグ:か 三日月P 天音ルナ 曲】

作詞：友人(匿名)
作曲：三日月P
編曲：三日月P
唄：天音ルナ

曲紹介

歌詞

「おはよう、可愛いお嬢さん」
そう私の頬を撫でてくれる
白くて綺麗な貴方の手
朝一番の私の幸せ

「おはよう、素敵なお兄さん」
私の手は動かないから
貴方の頭が撫でられない
ああ神様ったらイジワルね

手械・足枷なにもない
それでも私は動けない
この場所から離れられない

「お疲れ、可愛いお嬢さん」
疲れたみたいに笑ってみせる
夜は私が暗いから
淋しいんだよって笑ってた

「お疲れ、素敵な紳士さん」
私の声は届かないの
たくさんたくさん誉めてあげたい
ああ神様ったらイジワルね

悪いところは何もない
それでも私は喋れない
あなたに声が届かない

「君は変わらず美しいね」
そうよそれが私の誇り
「見てくれ僕は、こんなに老いた」
そんな事ないわ紳士さん
(貴方は変わらず素敵だもの)

私はヒトになりたかった
ヒトなら貴方と結ばれたかな？

ある朝、町の教会で
一人の神父が天に召された
皆が悲しみに暮れる中
ガラスの割れる音がした

窓の大きな色硝子
描かれた美しい少女の
頬に涙のように皹が･･･

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