夜遊びナイト

よあそびないと【登録タグ: Tyki よ 曲 重音テト】

作詞：Tyki
作曲：Tyki
唄：重音テト

曲紹介

ただ、そこには空虚だけが残った

• 物語音楽『夜遊びシリーズ』４部目

歌詞

（Piaproより転載）

（この町の脅威なら、私は、私の"称号"のために・・・）

今宵も始まる下等な夜遊び
鎮め清めるは正義(わたし)以外誰がいる

哀れな王子(こども)も
惨めな花嫁(おんな)も
醜い誘拐犯(おとこ)も
一掃してしまえ　この町(ここ)から

抗えない恐怖から　その身を守りたいなら
献上し、跪き、私を崇めなさい

「弱きは実に罪深いことだ」と
哀れみの顔で愚民を見下ろす
資質と自尊を撒き散らしながら
"騎士(称号)"の威を借り賢人となる

権力　名声　財産　功績
欲と信頼を勝ち得るお飾り
全ての民を私の支配下に
逆らう者は何人も許さない

「全てを統べる私こそ秩序」

　白：黒
　善：悪
　　下す
法的裁定不要

目撃証言もない
弁護する余地は皆無

眠りも忘れて正義を演じる
裁きの銃声響く午前５時
因果応報が神の示しなら
些細な悪事も当然の報い

正しきを謳う小さな正義が
弱いがために泣きを見る時代は
私のこの手で終わらせてやろう
"悪を慕う者"に重い鉄槌を

昔の傷が疼いた
弱い自分　何もできなかったけど
いつか報われると信じてた

「全てはこれからだ」
「悪への復讐を」
「命乞いは無駄だ」
「私と同じあの恐怖を味わうがいい」

銃口を向けたその先は・・・

これは悪魔の歌
誰も幸せにはなれない
連鎖の鎖　切れた時聞こえる高笑い
裁きを下す男が握る銃、その先

"正"を詐称した　"悪に従う者［＝男自身］"

崩壊を向かえた理想郷
もしも誰かのシナリオなら
出来の悪い作り話
朝になる前、最後、聞こえた音は
羽ばたく悪魔の声

ただ、そこには空虚だけが残った

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