曲紹介
「もう一度、あの場所へ帰りましょう。」
歌詞
この街に音もなく雨が降る
ねえ、きっと誰かの憎しみも悲しみも
濡らしてゆく
君は浅い息をやめて僕を見ていた
やがて太陽の光が傷を照らした
(君が最初で)
ただ笑っている
(僕が最後さ)
死んでいく夏
甘い夢のように咲かせよう
生きたあかしを
震える声で叫ぶのは
ねえ きっと
記憶を失いたくない、
だから
青く揺れている花びらが
ああ どうか
この世界の罪の重さで
潰されぬように
僕はかきあつめていた
この腕に抱えられるだけの
夢も希望も絶望でさえも
信じ続けていたいのだ
夢か現か幻の
宴の夜に咲く花びらに
心奪われ実に蒼き
歌を誰にか届けよう
そんなところで泣くんじゃない
転んで擦ってもひとりじゃないさ
信じられぬというならば
青い花の束 贈ろうぞ
『巡り』の空に
この花、叫ぶ
今
震える声で叫ぶのさ
ねえ、きっと歩ける
雨が止んだなら
青く揺れている花びらが
ああ、どうか
形を失ったとしても
誰かの瞳に
両手に
言葉に
体じゅうに
そう、世界に
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最終更新:2023年09月20日 19:21