曲紹介
歌詞
祈りに耐えたあのちいさな星を、
誰が迎えに行ってやれるだろう?
擦り切れた靴に、呑み込ませた涙。
埃まみれの歌も、今は思い出せない。
寄せ返す影の、その淡すぎる色に、
もし、もう一度、嘘を吐き直せるなら。
(……なんて)
読み返すことなく、伏せた手紙の文字が、
遠く離れた今も、青く滲んでいる。
夕凪に、そっと、窓抜け出して。
鉄塔に懸かった、月の合図。
黄昏の名の下に、この手を取って。
どうかこのまま。
祈りに耐えたあのちいさな星を、
行ける所まで迎えに行こうか。
擦り切れた地図に紛れ込んだ花も、
でたらめだけの歌も、きっと覚えてるから。
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最終更新:2014年10月18日 12:03