廃の国

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作詞:日向カラカゲ
作曲:日向カラカゲ
編曲:日向カラカゲ
唄:梟音キリィ
コーラス:共音ザク 「抑」

歌詞


二度と出られない 廃の国
君と出会えたのは 必然だろう

焼け跡の街を 取り込んで
ガラクタばかりさ 君みたいな

赤い液と鋲だらけの君 這い寄るは病的な誇大妄想

麗(うらら)に咲いた 赤い花 蹴散らして 君は笑った
廃れ 血の海に 誰か止めておくれよ カデンツァを

触れてしまうたび 傷が付き
廃になる前に 鋲を打つ

いつかその命は 影となり
囚われの身となる 君みたいに

赤い液と鋲だらけの君 天使を待ち続けたままで
赤い疫と病だらけの国 全ての成れの果てを包み込んだ

微かに見えた光の音色にそっと 耳を澄まして
君は何を見た 何を知りたくなった 変えたくなった?
荒れ狂う国に一人佇んでいた 君は気付いたろう
その手は弱く 知恵の実を見つけ 旅人となり

壊れ 外れ 脱ぎ捨て 晒され 焼かれ 刻まれ それでも それでも
生きて 生きて 生きて 生きて 生きて 生きて 生きていくことを


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最終更新:2014年10月22日 23:48
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