心象灯

しんしょうとう【登録タグ: し 日向カラカゲ 曲 箱音ラム】

作詞：日向カラカゲ
作曲：日向カラカゲ
唄：箱音ラム表情音源（連続音）「ほろほろ」

歌詞

明日はどんな日になるのかなんてさ　知らない　知らないけれど
ただ　いつも通りの光景に流され　過ぎていくんだろうと思ってる

白く濁るこの街の空は　呼吸さえ許してくれない
いつの間にかそれが当たり前になって　誰も　何も　言わない

そして傷は裂け　大輪の火を灯す

指先で触れ合ってあなたを知った刹那　崩れる夜の羅針盤　破片が刺さる
誓いは紙切れに　ビル風に飛んで飛んで飛んで飛んで消えた　消えていった

『私一人で死にたくはない　だけど助かりたくもないの』
いつか見た映画のセリフをなぜか思い出した

心を映す灯りのようなもの　この街　照らしておくれよ
きっと街中が震えるほど泣き叫び明日は来ないだろう

そんな夜を想像した　冬の窓辺に

降りかかる火の粉の雨（う）　私は知った　何万何億の星たちが今　ほら降りてきた
祈る人の群れ　警鐘が落ちた　轟音に皆耳をふさいだまま目を閉じた
そして私は焼けるような空気の中を貫いていく朝日に照らされた
なんて綺麗な終わりなんだ　そうかこの夜にみんなが見る風景が心象灯なのか

色とりどりの灯りで街は白くなっていく
私の色も少し混ざっている

コメント

• なんかはまる！ -- 名無しさん (2016-08-16 14:15:03)