曲紹介
逃げ出した愚かな鳥たちに制裁を」棘々しく歌ってもらいました。依存って怖いよね。
歌詞
世界の所為にして、偶然を装い目を反らす。
自己保全の所為にして、逃避を繰り返すその羽を——千切り取れ。
「逃げた愚かな鳥たちに制裁を」
カゴへと逃げ出したんですか そちらは静寂でいいでしょう
カゴから逃げ出したいですか 施錠したから無理です
揺らしても悩んでも 鍵は手に入らない
待ち続けても苦しんでも 鍵は落ちてこない
歩きたいと飛びたいと願うのならば、どうしてそこへと飛び込んだのですか。
羽を畳んで足に枷を かごに座り哀れに仰ぐ
そんな惨めを演じたとして 飛べるはずもない
羽をもいで足を繋ぎ かごには鍵を帳をつけ
千切りとって飛べなくしたとして 何の解決にもならないことは
ああ、理解しているとも。
零れる囀りが嫌ですか こちらは静寂でいいでしょう
零れる言葉や歌すら 嗚咽すら消えるのです
浮遊感や焦燥感 息のつまる閉塞感
見ていられなかった 自分はどこにいるのだろう
戻りたいと掴みたいと願うのならば、どうして扉に手をかけないのですか。
瞳を閉じ嘴を抑え かごの内震えうずくまる
そんな悲壮を演じたとして 飛べるはずもない
瞳を潰し嘴を折り かごの外圧力をかけ
上手く囀れなくしたとして 何の改善にもならないことは
ああ、理解しているのに、どうして。
羽がもげて足が折れても 飛ばなければいけなかった
閉じ込めたカゴ自身も いつかは血で錆び落ちてしまう
千切る前に手折る前に 鍵を渡さなければいけなかった
カゴはただの揺り篭として 扉を開けていなければいけないと
さあ、「鍵」を掴かめ。
コメント
- 動画は削除されましたが一応歌詞をのせました・・・・ -- 良太 (2016-03-13 00:05:34)
最終更新：2016年03月13日 00:05
