雪花譚

せっかたん【登録タグ:せ ふわる 曲 雪歌ユフ 鳥野ささみ】

作詞：鳥野ささみ
作曲：ふわる
編曲：ふわる
唄：雪歌ユフ

曲紹介

• 夏ですが思いっきり冬の曲になりました。ごめんなさい。

歌詞

胸を飾る白い薔薇
永久に醒めぬまどろみの淵で
囚われてた楔
焼き払う焔
灯すの

遠く遠く仰ぐ　彼方に霞むは
在りし日に刻んだ
想い出をそっと隠した場所
柔らかな風の音　季節を知らせた花の香り
今は氷に閉ざされた
白亜の都

針のような樹氷
頬打ち付ける霙
往く手を阻んでも
足を止めては駄目
蝕ばまれた時間を
取り戻すため

胸を飾る白い薔薇
溶けない命　契約の証
御伽噺未満
永遠の夢
永久を生きてく代償
心までも凍てつかせていくの
痛みさえ残らない
馬鹿げた悲劇
終えるの

ひらりはらり花弁　削れていく音
暖かな光は
呪われた花を散らしていく
とくりとくり鼓動　薄らいだ記憶繋ぎとめる
残された時は僅か
刹那の定め

血潮の凍るまで
花弁散りきるまで
自分をなくすまで
立ち上がり続ける
雪を染めた滴は
まだ燃えている

胸を飾る白い薔薇
溶けない命　契約の証
散れば淡く消える
この雪のように
今を生きてく強さを
心が悲鳴を上げて無くした
痛みでも取り戻す
馬鹿げた悲劇
終えるの

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