作詞:
渦音P
作曲:
渦音P
編曲:
渦音P
唄:渦音ヒト+地区音ケンタ vs 真白結菜+桃音モモ
曲紹介
- 動画は左上D作。
- ジャンル: BlackMarchenGothicRock
- 曲に至るまでのあらすじ(作者ホームページより引用)
昔々あるところにひとりの女の子がいました。
とてもかわいらしい娘で、両親からたくさん愛された、幸せな女の子でした。
彼女は人形遊びが大好きで、特に青い目の子と金色の目をした子がお気に入りでした。
ところが、10歳の誕生日にその子は死んでしまいます。
悲しみに暮れた母親は、女の子そっくりの人形を作りました。
そして、お気に入りだった椅子に座らせ、周りにはたくさんの人形達を置きました。
…ということがあってから数百年後、子供たちの間で奇妙な噂が流れるようになりました。
「あの家の人形、夜になると歩き出すんだって!」
「物音がしたって、パパが言ってたよ。」
あの家、というのは街外れにある廃墟のこと。
窓から中を覗き込むと、大量の人形が置かれているのが見えるので人形屋敷とも呼ばれ、子供はもちろんのこと、大人でも滅多に近づかない、不気味な場所。
ある日、ひとりの女の子がその家に入っていきました。
まるで誘い込まれるかのように。
歌詞
いかれた神様が作った箱庭、
その中でひとり、人形と暮らす娘。
完全に幸せな、閉ざされたお家、
人形遊びが唯一の暇つぶし。
(でも、)人形は答えない、人形は笑わない。
「ゆがんだ鏡を覗き込んでごらんよ」
「あるはずのものが写っていないの」
「反転した虚像こそ真実の実像」
「果たしてどちらが鏡の向こう側?」
箱庭にやってきた、少女がひとり。
「いるはずのない客が確かにそこにいたの」
人形が笑った。鏡が砕けた。
「客人は丁寧に持て成すのが規律(ルール)」
「呼ばれない客でも規律は同じ」
「ただ少しお食事のメニューが変わるだけ」
「ようこそ鏡のこちら側へ」
「遊びましょう、遊びましょう。
退屈で仕方がない。」
「遊びましょう、遊びましょう。
命が尽きるまで。」
「遊びましょう、遊びましょう。
何をして遊ぼうか。」
「遊びましょう、遊びましょう。
朽ちて止まるまで。」
人形は笑わない。人形は歌わない。
子供達は年を取らず今もまだそこに。
「遊びましょう、遊びましょう。
永遠の子供達。」
「遊びましょう、遊びましょう。
歌声が聞こえるわ。」
「遊びましょう、遊びましょう。
命が尽きるまで。」
「遊びましょう、遊びましょう。
螺子が切れるまで。」
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最終更新:2011年03月03日 20:29