生活環境と健康

 -地球の水の量は13~14億kmの水がある。









  • 地球の外側は1000kmぐらいまで大気に包まれている(多めに考えて)。
地上から9(北・南極)~17(赤道)kmまでの対流圏では100m上るごとに0.5~0.6℃下がる(不安定だと0.98℃)

  • 生物圏にいる全乾燥重量=生物存在量(バイオマス biomass)

  • 入射太陽光の約0.15%は独立栄養生物体(植物や藻類)の中に光合成によって、炭水化物の形の化学エネルギーに変換され、取り込まれる。

  • 自浄作用=土壌や水域において微生物が行う有機物質の無機化により、地球をきれいにする作用。

  • 生物濃縮=生物が自然環境から取り込んだ物質を、環境中におけるよりも高い濃度に生体内に含有する場合

  • 濃縮係数=生物濃縮の程度を表現する数値。求め方はある物質の環境媒体中の濃度(CA)と生物体内濃度(CB)の比率(CB/CA)である

  • 物質の水中濃度が高い場合は直接取り込み。濃度が低い場合は食物連鎖による間接取り込み

  • 制限元素=水中で著しく濃度が不足している窒素、炭素およびリンのこと。水中の窒素やリン濃度は藻類が繁殖することを制限するから。

  • 有名な有毒物質=ミクロシスチン(肝臓毒)、シリンドロスパーモプシン(肝臓、腎臓、膵臓、肺毒)、アナトキシン類(神経毒)

  • 植物だけが無機物から有機物を作り出せる

  • 生物濃縮=生物が自然環境から取り込んだ物質を、環境中よりも高濃度に生体内に含有すること

  • 濃縮度係数=生物濃縮の程度を表す数値。CB(生体内濃度)/CA(環境中の濃度)で表す

  • 間接取り込み=食物連鎖により濃度を高めること↔直接取り込み

  • 制限元素=藻類が繁殖することを制限する元素。つまり水中などで不足している元素のこと。窒素、炭素、リンなどである

  • ジェオスミンや2-メチルイソボルネオールは水道のかび臭の原因である。

  • ミクロシスチン類の構造











  • ある藍藻類の有毒物質:ミクロシスチン類(肝臓毒)・シリンドロスパーモプシン(肝臓、腎臓、膵臓、肺毒)・アナトキシン類(神経毒)

  • 生物処理法=細菌や微小動物などの微生物相の有機物質の代謝分解能力を利用して、下水や工場廃水などをきれいにする方法

  • 水銀を含む水底質汚染物質
マーキュロクロム










チメロサール











  • 水銀による公害=水俣病。中枢神経障害(目で見える範囲が狭くなる)を起こす。熊本県水俣湾で発生。また阿賀野川流域で発生したものを第二水俣病という。

  • カドミウムによる公害=イタイイタイ病(富山県神通川流域で、長期間にわたり、水銀が濃縮された農作物を摂取した結果)。
  • イタイイタイ病とは=カドミウムの慢性中毒によりカルシウムが不足。診断ではβ2マイクログロブリンなどの低分子量タンパクの尿排泄が増える。
  • 「農地用の土壌の汚染防止に関する法律」=農用地土壌の汚染対策として発令

  • スズが含まれている化合物
トリブチルスズ(TBT) 魚網防汚剤









トリブチルスズオキサイド(TBTO) 船底防汚塗料









トリフェニルスズ(TPT) 魚網防汚剤









  • 有機スズは流水式曝露試験により1ng/Lの低濃度でも数か月で正常な雌の巻貝が雄性化を引き起こす。

  • TBTOは第一種特定化学物質に。TBTとTPTは第二種特定化学物質

  • 有機性合成化合物(農業用殺虫剤)
DDT










BHC(初期のバルサンの成分)










  • DDTは熱帯地方の風土病やマラリアなどを媒介する害虫の防除剤として、公衆衛生の面からも必要とされる。

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最終更新:2009年04月19日 15:28
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