ノダゴローの遺言


「遺言。」 そろそろ、遺言を書かねば。いつ死ぬかわからんし。でもこれ、遺書じゃないからね。死んだ時の準備、ってことで。僕の死の第一発見者は、携帯にあるすべての番号に連絡して、僕が死んだことを伝えてください。そして、PCにある住所録のすべて、家にある名刺のすべてに手紙を送ってください。死んだ時に、PCに溜まっている人妻のえっちな画像を見られてはたまらん。これだけは捨てなければ。見ちゃダメだよ。ギターは、欲しい人にあげる。でも、ちゃんと使ってくれなきゃやだ。希望者複数のバやい、殴り合いで争奪してくれ。できれば、僕の思想を音楽で受け継ぐ人に使って欲しいな。レコード、CD、オーディオの類は、これは、フリマで売って、売上はドイツ国際平和村に送ってください。残した音源が多大な利益を生むようだったら、まず、僕のいのちと音楽を助けてくれた人に恩返しの配分をして下さい。(山川みゆきさん、進士政次さん)。僕のCDに参加してくれたミュージシャン全員にも、印税が均等に渡るようにして下さい。それでも余るようでしたら、コンテンポラリーアートの学校をつくってください、但し、そこでは、一切の理論を教えず、すべて感覚で学ぶ場所にして下さい。世界中から、意識の高いartistを集め、育ててください。そして、才能があるのに食えないartistに、食べるものを与え、制作費を与えてください。次の世代のartistたちの手助けになるように、そのartist達が、また、人として何を成すべきか、考え育つ社会にして下さい。そこで育てられた若い衆は、世界を平和にしてください、そう、あなたの作品で。



このサイトの主旨


このサイト(Wiki)管理人のアラフミオと申します。2006年6月7日、ギタリスト、そして魂の殉教者、ノダゴロー氏が43年のこの世での生を終えました。彼が残した音源、そして彼と関わり、音楽や言葉に携わった人達をこのままにしておきたくはないと私は考えました。そこで、彼の遺言を元に、我々が出来ることを現実にしていきたいと考えています。

1.音源(CD・DVDなど)の再販及び権利を一つどころにすること。

2.音源をフリーダウンロードとし、世界中に配信すること。

3.付随する収益の一部をドイツ国際平和村へ寄付すること。

4.後にNPO法人として、コンテンポラリーアートの普及とアーティストの育成、人道的支援活動をすること。

以上がおおまかな主旨です。一朝一夕には出来ないことですが、彼が残してくれた大いなる遺志を誰かが継がなくてはなりません。以前私は彼と共同プロデュースでDVD作品「野丁場の男たち」を私のレーベルから発売しました。それ以前から彼の音楽の普及のために裏方として携わり、彼の音楽をビジネスパートナーとしても些細ではありますが支えてまいりました。誰かがやらなければならないと思った時、これは私がすべきライフワークだと直感しました。

皆様、何卒ご協力の方お願いいたします。

2009年初春 Inner mode /MODERNISM LABEL 主宰 アラフミオ
最終更新:2009年01月20日 22:51