prefuse と呼ばれる 視覚化ツールキットについて調べています。
まずは、Graph のエディタを作ることを目標にしました。

このサイトでいう「グラフ」は、ノードとノードがエッジでつなげられるものです。有向グラフや無向グラフなどという表現があります。数値を縦軸横軸の座標で表す「売り上げ推移グラフ」とは異なります。時系列の値の推移や散布図などの図は、「グラフ」ではなく「チャート」と呼ぶことにします。

prefuse とは?

データを表示するツールキットです。Java 環境で動作します。
少ないコード量でウネウネ動くインタラクティブインタフェースを作れるのが魅力。

開発サイトの紹介によると、「prefuse は、豊かな双方向データ視覚化を行うためのソフトウェアツールです。視覚化フレームワークをJavaプログラミング言語に提供します。」となっています。
information visualization reference model に基づいて設計されているそうです。
ライセンスは BSD ライセンスです。商用と非商用の両方で自由に使って良いそうです。


Java Development Kit (JDK), version 1.4.2 以上で動作するそうです。

prefuse の環境構築

必要なもの

Java 開発キット -> Java SE Downloads
ビルドツール Ant -> Apache Ant
prefuse -> prefuse beta (release 2007.10.21)

開発環境のインストール

Java 開発キットのインストーラを実行します。
Ant を適当なディレクトリに展開します。
環境変数 PATH に、Java 開発キットの bin ディレクトリと、Ant の bin ディレクトリを追加します。
環境変数 ANT_HOME に、Ant を展開したディレクトリを追加します。

ビルド

prefuse の配布ファイルを展開し、展開したディレクトリで次のコマンドを入力します。
ant all

デモの動作確認

以下のコマンドを入力します。
cd build
java -cp prefuse.jar;demos.jar prefuse/demos/GraphView

prefuse のインストール

適当なディレクトリに、prefuse.jar をコピーします。
prefuse.jar ファイルのディレクトリパスを、環境変数 CLASSPATH に追加します。

プログラムを書く

付属のサンプルプログラム、シンプルな Graph、 API 仕様等を見ながらプログラムを書きます。

書いたプログラムを動かす

以下のコマンドを入力します。
javac SimpleGraph.java
java SimpleGraph

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最終更新:2009年08月31日 07:17