同時進行 (同時多角) とは
ひとりのPCが、時間軸の違う複数のシーンを同時に展開している状態を「同時進行」または「同時多角」「平行処理」などと呼びます。
昼の時間軸に食堂でトムと会話する場面と、夜の時間軸でサラと戦闘する場面を、相手のリアクションを待ちながら交互に行うなど。
複数の人間が同じ場所で会話する状態は「多角」と呼び、
前項で解説しています。
同時多角をこなせるかどうかは、PLの力量にかかっています。
ログの作成に時間がかかって相手を待ちぼうけさせたり、片方の対応がおろそかになるPLは、積極的に同時多角を行うべきではありません。
同時進行 (同時多角) を行う際の注意
各発言の冒頭に、どのシーンのものであるか、場所記号 − − を使って明記しましょう。相手ログへの発言リンクを付記したり、PC名を呼びかけて誰へのリアクションかわかりやすくするのも手です。
また、時間軸が古い方のシーンで、時間軸が新しい方の場面に影響が出るような事態を発生させてはいけません。
夜の時間軸で眼鏡を使っているのに、同時に進めていた昼のシーンで眼鏡を壊してしまうなど。
このあたりは「回想補完」と同じです。
また、平行進行を「ちゃんと相手してもらってない感じがする」として嫌うPLも一定数います。
確かに、愛の告白をしている最中の相手が、別の時間軸とはいえ馬鹿騒ぎしているシーンがログの見た目では交互に進行していたらロマンチックな気分は削がれるでしょう。
しかし、まったく問題なく自分向けの発言だけ拾える感覚の人もいます。そこは個人差。
平行進行が嫌いな場合、開始前(CO段階ならなお良い)に、自分に対しては平行進行はしないでほしい旨を全員に伝えておけば回避できるでしょう。自衛大事。
発生した後なら、メモなどで相手にそれを伝えて相手のやり方を制限するよりは、自分でさくっとシーンを切り上げて回避する方が奥ゆかしいです。
最終更新：2014年07月14日 12:03
