iモーションの作成
再生できるファイル
SO703iで再生できるファイル形式(コンテナ)は3GPです。映像部のコーデックは通常の3GPまたはXviD、音声部のコーデックにはAACが利用できます。
変換ツール
一般的なMPG、AVI、その他の動画ファイルを変換して再生できるようにするためには、動画の変換ソフトが必要です。
使ってみると、GUIできめ細やかに動画を変換できるのはMediaCoder、設定ファイルからパラメータを指定して変換するなら携帯動画変換君、他がダメならSUPER©、というような感想でした。
SO703iで再生するまでの手順
- 動画を用意する
- 変換ソフトで動画を変換する
- 動画をmicroSDの\SD_VIDEO\PRLxxx\ファイル名.3gpとして保存(PRLxxxは001から始まる3桁の数字)
- SO703i側でmicroSDの管理情報の更新を行う(ファイル名の部分がMOLxxx.3gpに変更され、本体に認識されます)
- iモーションを再生
という流れになります。
動画のパラメータ
動画のファイルサイズは、主に次の4つの要素で決定されます。
- 動画の総再生時間
- 動画の画面サイズ
- 単位時間あたりの画面をどれだけのデータ量で表現するかの値(ビットレート)
- 単位時間あたりに何度画面が更新されるかの値(フレームレート)
ビットレートを上げれば1フレーム当りの画面は綺麗になります。また、フレームレートを上げると画面の更新が滑らかになります。一般的には、実写映像は15~30、アニメーションは15~25FPS(frame per Second)辺りであれば相当滑らかに表現されます。
おすすめの設定
MediaCoderでの例になりますが、管理人お勧めの高画質設定です。
※以下の設定時には、早送りをすらすらと快適に行うことができるようです。オーディオの設定に関係がある模様。
※以下の設定時には、早送りをすらすらと快適に行うことができるようです。オーディオの設定に関係がある模様。
- 左下の「オーディオ」タブ
- エンコーダ:Nero Encoder
- 右下の「Nero」タブ
- プロファイル:HE-AAC v2
- レートモード:Target Bitrate 64Kbps
- 左下の「ビデオ」タブ
- モード:Bitrate-based 400Kbps(これ以上にするとおそらく再生できません)
- 形式:XviD
- コンテナ:3GP2
- 左下の「画像」タブ
- リサイズ:320x240
- クロップ:Expand to fit
- フレームレート:ソースに合わせて適宜変更
- アスペクト比:ソースに合わせて適宜変更(元がワイドなら恐らく16:9でOK)
いちいち設定項目を変更するのが面倒な方向けにMediaCoderのプリセットファイルを置いておきます。ご活用ください。
SO703i用MediaCoderプリセットファイル
SO703i用MediaCoderプリセットファイル
添付ファイル