eBookJapan書庫@wiki
忘れえぬ絆
最終更新:
ebi_hq
-
view
R-1383 『悲しみの館』 ミニシリーズ:忘れえぬ絆 | ||
【小説】 著者:ヘレン・ブルックス? 翻訳者:駒月雅子? 幼い時に両親を失ったグレイスは孤児院で育った。十八歳でイギリスを去り、イタリアへ渡った彼女は、名家で大富豪ヴィトーリア家の長男ドナードに見そめられ、十九の時に結婚した。財力、名声、容貌、知力、すべてに最高のものを備えたドナートが、どうしてわたしのような何もないおずおずした少女を妻に?それでも彼は熱愛してくれた。夢のような一年、彼女は身ごもった。玉のような男の子パオロに恵まれたころは、幸せの絶頂だった。しかし、その大切な赤ちゃんに突然の死が襲いかかる。悲しみのどん底に落ちたグレイスの、心の傷が癒える間もなく、夫ドナートの裏切りが。グレイスはイギリスへ逃げ帰った。だが、そのままですむはずもない。 | ||
R-1389 『情熱の傷あと』 ミニシリーズ:忘れえぬ絆 | ||
【小説】 著者:ヘレン・ブルックス? 翻訳者:駒月雅子? 親友のグレイスが双子を出産することになり、手助けのためにクレアはイタリアに来た。グレイスの夫ドナートが空港に出迎えてくれるはずだったのに、現れたのはドナートの義弟で、目がくらみそうなほどにハンサムな、精悍で苦みばしった男性ロマーノだった。ロマーノは初対面から皮肉っぽい言葉や態度でクレアをいら立たせた。なんという高慢な人なのかしら。どきどきするわたしがおかしいのよ。その後、ロマーノを知れば知るほど、彼ほど危険な男性はいないことがはっきりしてきた。彼は断言している―愛など幻想だ。絵空事にすぎないんだよ。きっと、亡くなった美しい妻を忘れられずに、心を閉ざしているのだ。こんな人を愛しては絶対にだめ。クレアはよくわかっていたのだが…。 | ||