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『幻想の極点に咲く花』百合ヶ峰縷紅


「移相(シフト)する先、その最果てへ――アンタは追い着けるかな?」

名前:『幻想の極点に咲く花』百合ヶ峰縷紅
性別:女
流派:我流、また各相が異なる流派に属する
武器:首元に銘されたスターグローリィの刻印
攻撃:12 防御:6 体力:14 反応:3 精神:20 FS(狂咲):10

必殺技

『フェイズシフト-Xth(インバースエクス)〝スターグローリィ〟』【精神消費 2】

◆必殺技効果

二回行動する。

  • 必殺技の処理中にまた必殺技が出た場合は、二回行動してから次の必殺技の処理に入る
  • 例えば二回行動がどちらも必殺技だった場合(三回連続で必殺技のダイス目が出た場合)は、四回行動ではなく六回行動(うち最初の二回は必殺技)となる
  • 各行動毎に回避、防御、クリティカル判定を行う
  • 自分の状態は最後に行った行動に準ずる
  • 例えば『必殺技→強攻撃→防御→敵の攻撃』ならば被ダメ二倍状態はなく防御状態、『必殺技→防御→強攻撃→敵の攻撃』ならば防御状態はなく被ダメ二倍状態


◆必殺技原理

≪相名(キャラクター)リスト≫

-1st. 途剣士〝マリゴールド〟
-2nd. 剛拳士〝連翹〟(レンギョウ)
-3rd. 英術士〝サンダーソニア〟
-4th. 侘刀士〝一人静〟(ヒトリシズカ)
-5th. 鷹銃士〝ローズマリィ〟
-6th. 舞弦士〝ブラックサレナ〟
-7th. 柔拳士〝夜来香〟(イェライシャン)
-8th. 狂戦士〝クラスターアマリリス〟
-9th. 能機士〝アイリス〟
-10th. 紗剣士〝桜〟
(以下続く)

束の間だけ限界を超えた身体能力を引き出す超高速形態、及びそれによる超加速攻勢。
発動時には、首元に刻まれた緋紅色の縷紅草の蕾の紋様が『開花』し、
その間は彼女の姿も、金髪の剣士姿(マリゴールド)へと、短時間だけ『変身』する。
必殺技の発動中に更に連続で必殺技を発動した場合は、ひとつ上の相に『移相』して
その相の姿に変わる。このようにして、いわば『ギア』を上げていくごとに、
より高速に、より強力な攻勢を掛けることが可能となる。
これら基本的な性質は生前の必殺技からあまり変わってはいない。
だがその速度はもはや別次元の領域へと達し、結果的にはむしろ生前よりもその理念
『刹那のうちに那由多の攻勢を掛ける』に近づいている。

以前の彼女には知る由もなかったが、この技で移相できる相・変身できる姿というのも
全て他でもない『彼女自身』なのであり、無数に分岐し積層する並行世界に存在する、
彼女の無数の『在り方の可能性』であった。それぞれの世界にそれぞれ順逆一組の固有相、
一人ずつの『彼女』が存在していたが、その中でもこの世界に存在する『百合ヶ峰縷紅』の
固有相〝レイリオン/スターグローリィ〟の特異な点は、それが『不定相:Xthフェイズ』
すなわち『他の相になることができる』という特性を有していたことであった。
相から相へと行き来し、他の世界の彼女では決して得られない経験を積むことができる
『百合ヶ峰縷紅』は、無数に並存し影響し合う彼女たちの中で、唯一その極限、
『極相』に至る可能性を秘めた個体であったといえる。

順移相をなす百合の相〝レイリオン〟が使えなくなると、それに代わるように、
よりプリミティヴで強力ではあるが、その性質から彼女自身が『禁じ手』としてきた、
第二の固有相であり逆移相をなす縷紅草の相〝スターグローリィ〟が顕在化した。
〝スターグローリィ〟の性能は〝レイリオン〟よりも遥かに豪速・苛烈であるが、
その圧倒的猛威に精神の方が振り回され、制御できずに呑まれてしまうことも多い。
そして何より、その志向性が正反対のものであるため、究極的に求道したとしても
その終端は-∞thフェイズ『対極相』である(と彼女自身は考えていた)ので、極相とは
似て非なる偽りの境地では意味がないとし、姫早百合のネックレスでこれを抑え込んでいた。
しかし現在の彼女は、園芸部の本能によりある意味で『死』すらも踏み越えて
超意識的に活動している状態であり、そのため普段では制御することなど到底かなわぬ
この技を使いこなすことが可能となっている。

秩序との決別、混沌への遍路――その最果てに見えるのはやはり虚無の地平のみなのか、
或いは理非の境すらも超越したその先に、彼女は真の極点を見出すことができるのだろうか。


「アタシの『フェイズ』に追い着きたければ、まずは捨てることさ……『合理』なんて枷は」
「アタシはとっくの昔に捨てた――『非合理』極まりない境地を目指すと決めた、あの時に」

特殊能力

『極花繚乱(キョッカリョウラン)』【発動率 100%】

◇特殊能力効果

勝利時、敵のステータスのうちランダム1ポイントを吸収して自分のものとする。
敗北時、この能力(状態異常)は敵に転移する。

  • 引分時や10R離脱時は変化なし
  • 転移すると元の所有者はこの能力を喪失する。人から人へと渡り歩くので感染拡大はしない
  • 敗北時は転移した直後から効果を発揮する(敗者は実質的には、能力喪失と同時にステータス1ポイントも喪失。百合ヶ峰縷紅含む)


◇特殊能力原理

それは『何』なのか……単純な疑問ではあるが、明瞭な解答を出すのは難しい。

百合ヶ峰縷紅にとっては、それは『花』だった。
『それ』は、下した強者の力を糧に成長する。そして彼女は満足感を得る――
また一歩、〝何よりも強く美しい存在〟へ近づくことができた、と。

それが真実だったのか、或いはどの段階まで、どの『想い』までは真実だったのか、
今となっては誰にも知る術はない。なぜならば、既にそれは彼女の自意識と分かちがたく
結びついてしまっており、峻別や分析の可能な状態ではなくなってしまっているからだ。
ただひとつ分かっていることは、『それ』の性質のみ。
宿主の原体験に根を張り、その揺籃期の憧憬を絶対的な行動原理として信じ込ませ、
そこへつぎ込まれたエネルギーを己の養分とする片利共生。
(宿主自身もそれによって成長するという意味では相利共生とも解釈しうる)
育つ養分は『勝利』、結ぶ果実は『錯覚』、そして宿主を『幻想』で駆り立て続ける。

現在の彼女は、今までよりもこの能力が表へと極度に発露している状態であり、
とうとう敗者の能力を直接吸収するまでの影響を有するに至ったが、
その分、『幻想』の半ばで挫け折れたときの反動も致命的なものとなる。
すなわち、この能力は彼女から勝者へと乗り移り、勝者の新たな『幻想』となるのである。
それは『花』とは限らないが、新たな宿主の自意識を形作る根源的要素、その『幻想』を
直ちに捜し当てると、多くの場合非現実的・非合理的である『それ』を、絶対的強迫観念を
以って宿主の行動原理とし、狂気の沙汰へと追い立て続けることになる。
やがてその者が敗北すれば、また次の勝者へと……このようにしてこの能力は多くの
『夢追い人』の間を渡り歩いてゆく、と考えられている。

なお、もしもこの能力が彼女の心身から抜け出ていってしまったら、彼女はどうなって
しまうのか……それは観測事実がないため、幾つかの可能性を推測する他はない。
第一に考えられるのは、アイデンティティーを喪失した彼女は、抜け殻となって掻き消えて
しまうのではないか……ということだろう。
だがむしろ、今まで絶えず突き動かされてきた衝動、自己の基盤を喪失して直面する、
その存在維持の瀬戸際こそが、彼女が真の自己を見つめ直す最初で最後の機会となりうるの
かもしれない。そして、現在までの意志・衝動には偽りが含まれていたとしても、彼女が
『幻想』を信じた原初の光景、そこでの『あの想い』だけは真実であったと、一抹の疑念も
なく思い至ることができれば――或いは、異なる結末を迎えることもできるのかもしれない。

この『願い』でもありながら『呪い』でもあるような能力は皮肉を込めてこう呼ばれた――
〝咲求の自縛〟〝『なりたい』の呪い〟


「さあ……アンタの『花』を見せてもらおう。そしてアタシの『肥料』になるのさ」

「アタシはあのとき確かに見たんだ……その色……その匂い……風に吹かれてもしなやかな
その姿……陽光を浴びて伸びるその力強さ……夜闇を厳かに甘受するそのしたたかさ……
雲は流れ、花弁は揺れ舞って、振動は落ちて影になって……その中にこそ、真実の――――」

キャラクター説明:

先の戦闘で死亡したはずの彼女が再び動き出したのは、『殺したくらいでは止まらない』
希望崎学園園芸部の性か、それともこの『聖地』の狂熱に当てられたためか――

蒼軌緋雨から致命的な一撃を受けた際に、姫早百合(Rosy lily)のネックレスが大破し、
元の必殺技は使用できなくなった。そして抑えられていた縷紅草(Star glory)の刻印が
首元に現れ、禁じ手『逆移相(インバースシフト)』を発現させて彼女は再び立ち上がった。

現在の彼女は園芸部としての本能がより深甚に立ち現れている状態であり、己の『花』を
咲かせるために、自己修養の領域を超え他者の能力までをも『肥料』として取り込みながら、
どこまでも貪欲に、際限のない『生長』を続けている。


「折れたくらいでは屈しない、斃れたくらいでは止まらない――それが希望崎学園園芸部」
「いざ、尋常に――死力の『花』を咲かせよう」


ダイス目
攻撃 回避 弱攻撃 投げ 強攻撃 必殺技 必殺技